中古車購入のための借入、審査はやっぱり厳しい?

中古車購入のための借入というのをしたいと思っています。

初めての中古車購入のための借入なのでどうしたらいいのか、何が有利なのかがわからないのですが、とりあえず消費者金融か銀行系カードローンで借入をしてそれで買おうと思っています。

新車じゃなくて中古車なので50万円くらいで揃えられると思いますが、中古車購入のための借入というのは消費者金融や銀行系カードローンで行うと厳しいんでしょうか?

クレジットカードの枠で買えるようなものを選んだほうがいいのか悩ましいところなのですが…

中古車であっても専用のローンを組んだほうがいい

中古車を最初に買って、その後に新車を購入するという流れは今も昔も変わりません。

昔のほうが右肩上がりの経済だったということもあって中古車から新車に変わるまでのスピードは早かったと思いますが、今もローンや借入を使えばだれでも購入することは出来るでしょう。

そして中古車というと、ピンきりではありますが、人によっては数十万円、だいたい30万円とか質問者のように50万円もあれば購入できる車を買いたいという人も多いと思います。

そのくらいでも十分かと思いますが、中古車の場合でもできればオートローンを組むべきでしょう。

どうしても数十万円ですから、銀行系カードローンを使うとか消費者金融からの借入を使ったほうがいいんじゃないか、もしくはクレジットカードで買えるというように思う人もいるでしょう。しかしできればオートローンが専用でありますから、そちらを使うべきでしょう。

もちろん最後は個人の判断ではあります。クレジットカードのポイントを貯めたいという人もいるし、カードローンの無利息で借りられる枠があるので、その枠を使いたいという人もいるでしょう。

しかし普通の借入ならば圧倒的にローンのほうが有利なのです。

自動車ローンというのはいろいろ調べてもらえればわかりますが、かなり金利が安くなっています。

たいてい10%もし無いですし、5%もし無い所も多いです。中古車ですから少し高いと言っても5%前後の金利で借入をすることが出来るでしょうから、有利に使えるでしょう。

なぜここまで金利が低いの?というとそれは自動車を差し押さえできる担保にとっているところでしょう。

担保があるかどうかというのは大きくて、最悪返済されなければその中古車をまたどこかの中古車屋に売ることで返済してもらうということもできるからです。

実際は担保では全額回収はできない場合が多いのですが、それでも担保があるということである程度のお金を回収できるという安心感があります。

これが金利を安くしているのです。自動車ローンでも住宅ローンでも借入金利が低い理由はこれです。

担保に取られるのが嫌という人もいるでしょうから、そういう時は別で借入をしてフリーローンで中古車購入をしたらいいでしょう。

もちろん審査は厳しくなるということはありません。フリーローンですからどういう目的でも審査の難易度は変わりません。

ただ審査が厳しいとか緩いといったことよりも、有利に使えるという点からもフリーローンよりもできれば自動車ローンを使うことをおすすめしたいと思います。審査は少し厳しくなりますが、絶対的に有利ですので。

【参考ページはこちら】
自動車ローンも他社借入に含まれる?

中古車購入のための借入をするさまざまな方法

急なお金が入用になったさいに便利なのが消費者金融やクレジットカードのキャッシングや、銀行や信用金庫が提供しているカードローン、フリーローンです。

これらは、予め融資枠を設定しておき、その範囲内であれば自由にお金を借りることができるというものです。

審査の方法は至って、簡単で申込み用紙に住所、氏名、生年月日、連絡先などの個人情報や職業や勤務先、勤務先の住所や勤続年数、居住実態と居住年数、他社からの借入の有無と借入の金額、また融資希望の金額など必要事項を書き込み提出します。

これをもとに審査を行いますが、場合によっては収入証明の提出を求められる場合があります。最終的に問題がなければ審査に通りお金を借りることができます。

お金を借りる実際の方法としては、窓口で受け取るものとカードを使ってATMやCDなどを使い受け取る、また銀行口座に振り込んでもらうものの3種類があります。

カードに関しては消費者金融の場合には新たにカードが発行され、クレジットカードの場合にはクレジットカードそのものがその役割を果たします。

また銀行の場合には、独自にカードを発行するか、口座を保有していればそのキャッシュカードが、その役割を果たします。

これらのカードを使えばその会社のATMやCDまたは提携ATMなどを使ってお金を借りることができ、また返済も可能になります。

一方で、口座振込みの場合には、ATMに行かずにお金が振り込まれるのでとても手軽です。

近年のインターネット上で手続きを完了するサービスでは、この口座振込みが一般的になっています。

一方で返済には、口座引き落としと直接、返済の2種類があります。口座引き落としは消費者金融でも銀行と提携しているところで実施しており、クレジットカードやカードローンは口座引き落としが原則となっています。

また臨時に多く返済したい場合には銀行振り込みなどを通じて行うことも可能です。

なお、これらの借り入れでは、返済方法は元利均等返済となっているため、月々の返済額が固定されています。

これらの借り入れサービスは、主に自由に使えるお金をいつでも引き出せるというメリットがあるものの金利が高く設定されているため、高額な商品を購入するのにはあまり向いていません。

基本的に消費者金融やクレジットカードの金利は、利息制限法の上限に近い金利が設定されています。(こちらもご参考に→借入の利息についておすすめ記事

つまり、利息制限法で定める10万円以下は年利20%、10万円以上100万円以下は年利18%、100万円以上が年利15%というものです。

これは単純にいえば100万円を借りて1年後に返済するさいには15万円の金利を付けて返済するというものになります。

ただし実際の金利計算は複雑で、多くの場合には毎月返済を行い、残りの残高に対して金利が発生します。

例えば100万円を借りて年利15%の金利を設定し、返済方法に元利均等返済を使えば月々90,258円の返済を12回(最後に端数が来るので12回目は90,255円)支払うことになり、このさいに掛かる金利は83,093円にもなります。

支払い回数が少なければ金利負担も気にならない程度で済みますが、借り入れ金額が大きくなれば一度に返済できる金額も限られてくるため、どうしても多くの金利を支払うことになります。

そのため高額な買い物をするさいには出来る限り金利の低いサービスを探す必要があります。

人生のうちで高額な買い物としては、多くの人が一生に一度あるかないかの住宅の購入です。

住宅を購入するには最低でも1千万円以上のお金が必要になります。

このような金額を現金で用意できる人は多くありませんので、借り入れを行なって資金を調達することになります。

このさいに使われるのが銀行や信用金庫が提供している住宅ローンです。

住宅ローンはその特徴から比較、低い金利での貸付けを行なっていますが、それでもかなりの金利負担になります。

また金額が大きいぶん審査も厳しい傾向にあります。特にローン返済に負担がないとされる年収の5分の1の金額と返済期間が借りることができる金額とされています。

また年収は同時に生活費に充てる必要もあるため最低でも200万円以上の年収がなければ審査に通らないとされます。

返済期間もほかのローンに比べて長く設定でき一般的には35年の返済が目安となっています。

これは30代の人が借り入れを行なって定年退職までに返済が完了するというモデル設定になっているためです。

近年は親子ローンと呼ばれるものもあり50年かけて返済するというものもあります。

一方で、住宅ローンは有担保ローンでもあり、購入した住宅に抵当権が設定されます。この抵当権が設定されている場合には、勝手に売却することができない仕組みです。

そのため万が一、住宅ローンの返済が困難になった場合には、借入先の許可を得て住宅を処分することになります。

これが任意売却と言われるものです。また返済ができずに滞納した場合には、借入先は強制的に売却する競売を行うことになります。

競売は裁判所に訴えて行うもので、裁判所で行われます。

この場合には市場価格の7割り程度でしか売却できず、また強制的に立ち退くことになるため、精神的にもかなり辛いことになります。そのため、多くの場合には任意売却が選ばれます。

ただし、任意売却にしても競売にしてもその住宅を売却したからといってすべての住宅ローンが返済されるわけではありません。

多くの場合には、ローンが残ってしまいます。この残ったローンは不良債権として債権回収会社に譲渡されることになります。

今度は債権回収会社にその債務の返済を求められることになりますが、多くの場合には、話し合いで減免してもらい和解金を支払うことで残りの債務を免除してもらうことになります。

なお、無事に住宅ローンを返済し終わっても抵当権を解除してもらうまでは、自由に売却することができないので注意が必要です。

また住宅ローンについで多く使われているのがマイカーローンです。これは新車・中古車購入のための借入手段として使われています。

一般に自動車を購入するさいには、正規販売店や中古車販売店などを通じて購入することになります。

自動車の価格は、中古であれば下は数万円のものから上は1千万円するものまでさまざまですが、おおむね新車を購入する場合には最低でも100万円程度は必要であり一般的に売れている車は150万円前後から250万円前後になります。

おおむね年収の範囲内で購入可能で貯蓄しておいて現金で買うという人も多くいますが、ローンを組んで購入する人も多くいます。

自動車を購入するためのローンとしてはディーラーローンと銀行や信用金庫が提供するマイカーローンの2種類があります。

ディーラーローンは販売店が仲介してくれるローンのことであり、実際には系列の信販会社やクレジットカード会社などからお金を借りることになります。

このディーラーローンを利用するメリットは、販売店が仲介しているため書類手続きが容易で契約がスムーズな点です。

ただし普通のローンと一緒で審査に通る必要があります。また設定金利も通常時にはマイカーローンよりも高いことが多くキャンペーンなどを上手く利用しないと多くの金利を支払うことになります。

またディーラーローンの最大のデメリットとしては所有者名義が、リース会社またはクレジットカード会社になるということです。このため、ローンの支払いが完了するまで自由に車を処分することができません。

一方で銀行や信用金庫などで提供されるマイカーローンは比較的、金利が低めに設定されています。

ただし審査がやや厳しく手続きも煩雑ですが、最大のメリットとして所有者名義が本人であるという点です。

これはマイカーローンが購入資金を融資するのに対して、ディーラーローンは分割払いで購入するという考えの違いから来ているものです。

またマイカーローンであれば新車や中古車はもちろんオートバイなどの購入にも利用することができますし、住宅ローンを利用している場合には1%ほどの金利の割引を受けることができるメリットがあります。

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