サラ金って借入金が少しでも残っていると怒鳴ってくるの?

サラ金を使わないといけないかもしれません…というのも急ぎでお金を借りる用事ができたのですが、最寄りの銀行では融資まで結構時間がかかるらしく、そうなると比較的審査までが早いサラ金に頼らないといけません。

仕事が非正規の契約社員なのでボーナスとかも無いし、最近趣味の一眼レフカメラを買い替えたからお金が無いので、結局は融資を使うしかないのです。困りました。

申し遅れました、私は初めて融資を使おうとしている藤原(仮名)と申す者です。

初めての融資なら尚のこと銀行が良いのかもしれませんが、先ほど話した事情もありますので、サラ金しかないのです。

それでは迷わず使えば良いと思うのかもしれませんが、不安があるからこうしてご質問させていただいております。

というのも、サラ金に良くある噂についての質問なのです。

サラ金って、借入金が少しでも残っていてもしもちょっとでも遅れたりすると、すぐに怒鳴り込んでくるって本当なのでしょうか?

もちろん借金は遅れずに返していくつもりですが、やっぱり収入が少ないですし、うっかり忘れてしまって引き落としが間に合わなかった…なんて事もあるかもしれませんので。

サラ金は本当に怒鳴ってくるような怖い業者なのか、それだけでもどうかお答え下さい。

違法業者以外が怒鳴ってくる事はまずあり得ませんね

藤原さん、ご質問ありがとうございます。趣味がカメラという事で、確かにこだわった物だとかなり高く付きますよね。

特に日本製のカメラは世界最高水準と表されるほど高性能で海外からも人気ですが、その分お値段も張るでしょうし。ゆえに勝った後にお金に困るというのも仕方が無いのかもしれません。

かといって趣味を我慢しすぎると仕事に対してやる気も出ませんから、必要な出費は我慢せず、融資に頼ろうと考えたのは良い判断だと思いますよ。

それで、サラ金を使おうと考えて悩まれているとか。一応先に補足させていただきたいのですが、サラ金って消費者金融の事で良かったんですよね?

昔の消費者金融はサラ金という名称で呼ばれておりましたが、最近ではサラ金とは基本的に呼ばれる事はありません。

多分、ネットか何かで調べた時にそう呼ばれたのを見た影響だと思いますが、一応現代では正式名称は全て消費者金融に変更されていると思って下さいね。

で、その消費者金融が返済に遅れたりすれば怒鳴ってくるかというと、まず無いでしょう。

実際に昔、サラ金と呼ばれていた時には法律に関しても整備されていなかったので一部の業者が行っていたみたいですが、現代ではそうした悪徳業者から消費者を守る為の法律が整備され、暴力はもちろんのこと脅しや嫌がらせ全般が禁止行為として設定されています。

ゆえに、怒鳴り込んで困るのは消費者金融側であり、そういう事実を密告されると営業停止もあり得ます。そのまま倒産してしまう事もあり得るでしょうね。

実際に返済に遅れると連絡こそありますが、最初のうちは受付の優しいお姉さんが電話してきてやんわり尋ねるパターンが多いみたいです。

これは、質問者さんも心配していた「返す気はあるのにうっかりミスで入金できていなかった」という場合も想定してですね。

基本的に返す気がある人に対して、消費者金融が高圧的に振る舞う事はまずありませんのでご安心下さい。

ただ、闇金など違法業者を使ってしまった場合は怒鳴り込みだけでなく犯罪行為もしてきますので、絶対に安全な消費者金融側のみを使って下さいね。

【参考ページはこちら】
ブラックなのに即日借入できるって大丈夫?

サラ金の借入金に対する金利が高いというイメージ

消費者金融に借り入れを申し込むことへの懸念が高い人は多いでしょう。

ここからは、消費者金融について色々とお話をしてゆきます。

消費者金融は、金融機関であるにせよ銀行とは違う貸金業者です。

貸金業者にも色々とあるでしょうが、一昔前では、消費者金融のことをサラ金といった時もありました。

サラ金とはサラリーマン金融の略で、サラリーマンでも簡単に借り入れが可能な貸金業者という意味を持ちます。

消費者金融は、銀行と比べると金利が高く、まして従来のサラ金のイメージは「取り立てが厳しい」「暴利」「多重債務」「暴力団」などのイメージも強く、借金地獄に陥る危険性もあると考えられるものでした。

一方、銀行は金利水準が低く、長期で負担を分散して返済が可能で、楽なイメージが大きく、とくに大きな金額を借り入れる、住宅ローンや事業資金へのローン、自動車などの購入費に充てるローンなどで利用されることが多いでしょう。

銀行から借り入れを受けるとき、銀行の融資課に相談をすると、借入れる金額やお金の使用目的などを聞かれ、その後貸し出し審査が行われます。

貸し出し審査では、過去の借入歴や勤務先(雇用条件、勤務年数、役職等)、不動産所有状況、購入する不動産の状況、家族構成や家族内に任意整理を行った人がいないかなどその他にも多くの調査項目で、銀行が設けた審査基準があり、これをクリアしていることが条件となり、借入の段取りとして進みます。
(⇒銀行の審査に通れなくても消費者金融なら確実?

借入項目が、人生の中でもっとも高額となる買い物の住宅ローンを例としてあげてみましょう。

貸し出し審査がOKであれば即借り入れとなるかと言えば、当然、すぐには貸し出し実行とはならず、保証人設定と担保設定が必要となります。

保証人は連帯保証人として一人設定し、担保は大抵、購入する不動産が担保となります。

保証人と担保の設定が終われば、印鑑証明や戸籍抄本などと借り入れ申し込み書などの必要書類を揃え、捺印や署名と共に借り入れ申し込みを行います。

その時に、購入する不動産価値消失に備えて、損害保険の加入を求められます。

火災や震災などによる著しい不動産価値を失うと、保険支払いがされますがその際の受取人として抵当権をもつ銀行となります。

さらに、借り入れ申し込み人の死亡で返済が不可能となる場合があるので、生命保険の加入が求められ、死亡時保険金の受取人が銀行となり、死亡すれば銀行に保険金が振り込まれ、返済はその時点で終了となります。

保険内容に癌などの生命にかかわる病気を患った場合でも、その病気の告知を受けた時点でその後の返済が免除させるという契約もあります。

ただ、これは、その後の返済が困難となるということが必然化するため、癌を患った人が支払い免除となるのです。

住宅ローンの金利は、1%や2%までの実質年率であり、金利が低いことがメリットとしてかんがえられ、一方で消費者金融はどうかと言えば、貸し出し金利が14%から20%であることが多いです。

ただし、住宅ローンのような長期で高額の貸し付けとなると、消費者金融では借りられません。

消費者金融と銀行は全く別の概念の借り入れとして、存在することになります。

しかしながら、消費者金融は事業資金や他の物品購入などの使用用途では借り入れができます。

貸し出し審査を受ける必要がありますが、インターネットでも申し込みが出来、即時審査が行われます。

審査は最短で24時間で通過し、即時、指定の預金通帳にお金が振り込まれます。

また、一度申込み加入をすれば、キャッシングカードなどの利用カードが渡され、利用限度枠内であれば何回でも自由に利用できるということになります。

ただし、金利が高いという条件が付きます。

実質年率で14%から20%での貸し出しとなると、借入期間が1年で100万円借り入れる場合、14%での借り入れとなれば、元金利息合計で114万円の返済となります。

これは、銀行金利に比べれば、かなり高い金額ですが、短期で計画的に返済すれば不可能ではない金額です。

逆に、銀行金利は低いのですが長期返済となると返済となると、たとえ2%でも35年間の借入期間となると金利負担が大きくなります。

例えば、銀行に4000万円の融資を申し込み、5000万円の不動産を取得するとき、頭金1000万円、ボーナスなしで毎月均等払いとなると、55,652,100円となり、1%であっても47,423,880円となります。

1%で7,423,880円の金利負担となり、2%では実に15,652,100円の金利負担となり、この金利を元金で割ると、2%で39%、1%でも18.5%となり、消費者金融と同等かもしくは消費者金融を大幅に超える金利を長期で負担していることとなるのです。

長期で高額な金利負担を求められ、審査が厳しく、保証人設定や担保設定を求められ、損害保険加入や生命保険の加入が必然化する銀行融資はまさに消費者金融よりも厳しい基準が設けられていることになるでしょう。

確かに、消費者金融は従来、無理な貸し付けを貸し出し審査のハードルが低く融資が行われていたことは間違いなく、多重債務者を多くつくる結果となり、高利で借り入れた人を借金苦に陥られることもあったことは間違いない事実ですが、改正貸金業法の施行により、借入金が年収の3分の1までと定め、職場への在籍確認が実施されるようになると無理な貸し付けが出来なくなりました。

貸出金利も、出資法で定められる29.2%の上限金利と利息制限法の上限金利である20%の間のグレーゾーン金利と言われる貸し出し金利で貸し出されていたことが多かったのですが、現在は利息制限法で定める20%を超える貸出金利で融資を行った場合は、金融免許取り消しとなる法整備をし、また、施行前の貸し出しにおいてグレーゾーン金利で貸し出されていた貸金業者に、利息制限法を超える金利負担分を数年間さかのぼって返済する、過払い返還請求が認められ、払い過ぎた金利を返してもらうことが可能となり、弁護士や司法書士に依頼して請求を申し立てる債務者が増えたことで、国の監視が厳しくなり、消費者金融の利用者を守る法律ができました。

貸金業者の営業所ごとに、金融免許を持った有資格者の設置が義務付けられ、借り入れ申し込み者に正しい情報提供が求められるようになりました。

また、今までの消費者金融の暗いイメージを解消するために、消費者金融は銀行グループの傘下に入り、営業をしており、銀行管理下において融資を行っています。

広く、利用者を求めるために、人気タレントを起用し、イメージアップを図り、借入のメリットも多くしています。

借入のメリットでもっとも大きいものとして、金利条件であり、借入金額が大きくなれば金利を下げるというサービスや、企業ごとに異なる無利息期間を設け、1週間金利ゼロや借入初回限定で最大180日無金利など様々な特典を設けて利用者獲得に力を入れています。
また、利用者の貸し出し及び返済実績を見て、ポイント付加や金利優遇サービスなどでリピーターへのサービスも行われています。

消費者金融の貸し出しでもっとも懸念が持たれることは、借り入れ申し込みの際の店頭への申し込みで、店舗への入店を見られたくないという人や職場へ借り入れを知られたくないという不安が多いでしょう。

現在は、インターネットの普及に伴い、申し込みから貸し出し完了までのすべてがネットで出来、来店不要で、借入も自動で振り込まれ、返済においても店頭へ出向くことなく、コンビニATMや郵便局、提携銀行の窓口及びATM、ネット銀行からの振込みなどスマホやネットからもすべての操作が出来ます。

会社への在籍確認も、貸金業者であることが悟られないように担当スタッフから電話で確認が入ります。

予め借り入れと返済のシュミレーションを行い、生活の中で必要となるお金を上手く消費者金融を利用して融資を受ければ、借り入れが有意義なものとなるでしょう。

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