借入金の為の審査通過が出来ない人ってみんなブラックですか?

私の職場は低賃金なので、結構多くの人が借入に手を出しているみたいです。

工場なのですが、結構な人数が居て昼時になると食堂に集まってそれらしい話があちこちで聞けますから、つい耳に入ってくるんですよね。

で、その話に少し耳を傾けると、聞こえてくるのが「全然融資審査に通らない…」「それってもうブラックになってるんじゃない?」という感じのものです。

ブラックっていうと、ブラックリストって事ですよね?お金を借りられない人たちの総称っていう。

借入が受けられない理由ってたくさんあるんですか?それとも、借入の審査通過が出来ない人って、みんなブラックだったりするのでしょうか?

私自身すぐに融資を使う予定はありませんが、同じ職場という事で明日は我が身です。どうしても気になってしまって…。

借入金の審査通過が出来ない人って、みんなブラック確定ですか?それともブラック以外でも審査に落ちる事があるんでしょうか?

私は何分、そうした事を勉強した事は無いし、両親も融資に関してはさほど詳しいわけでは無いみたいです。ゆえに分からないのだとか。

お手数ですが、私にも分かりやすくおしえていただけませんか?また、ブラックでなくとも落ちる理由があれば教えてもらえると尚助かります。

ブラック以外でも落ちる事は結構ありますよ

融資審査落ちたらみんなブラックだ!…これがもしも事実だとしたら、日本人の多くがブラックリストになってしまい、それこそ住宅ローンすら組めずに一戸建てが全く売れなさそうですね(笑)。
(⇒ブラックでもフクホーなら借入可能?

まあ現実は多くの人がマイホームを手にしており、その為のローンにも通っているという事です。

おそらく今回の話で言われているのは、いつでも現金が借りられるカードローンとかフリーローンあたりの話だと思いますが、要はどちらも融資なので、同じです。

融資審査に落ちる理由というのは、ブラックリスト以外でもあります。

その理由なのですが、実は結構たくさんあったりします。そしてどこかの金融業者では融資審査率がおよそ50%ほどとも言われていて、半数くらいは落ちてしまっていると言われています。ゆえに案外身近な理由もありますので、確認してみましょうか。

・希望額が大きすぎる
これは結構…というか、かなり多いです。融資審査っていうのは、当然ながら貸付額が大きくなるほど慎重に審査されます。

大金を貸して返してもらえなかったら、その分金融業者のマイナスになるのですから当然ですね。

ゆえに、自分の返済能力を考えず「最大で500万借りられるなら500万希望しておこう!」なんてしてしまうと、あっさり審査に落ちます。最初は本当に必要最低限の金額を希望するのがコツの一つです。

・複数同時に申し込む
「融資審査に落ちると困るから、滑り止めとしてたくさんの金融業者に申し込んでおこう!」これも危険な考え方です。

というのも、融資の申し込み状況というのは、全ての金融業者で共通してチェックできるからなのです。

申し込み状況は信用情報機関という場所に保管されて、融資を申し込まれた金融業者はそこで申込者の情報を確認できます。

確認の結果、複数同時に申し込んでいるならお金に困りすぎていると思われたりして審査に落ちるでしょう。

・多重債務状態
上記と似ていますが、こちらはその後です。すでに複数者からの多額の借入があった場合、さらに新規で融資を受けるというのは困難となります。

消費者金融の場合総量規制に引っかかっている場合は完璧にアウトです。目安は年収の三分の一です。

大体はこんな感じです。頭に入れておいて下さいね。

審査に申し込んでも借入金が出来ない人の特徴

借入金を行う為には、消費者金融や銀行などでキャッシングかカードローンの申し込みをしなくてはなりません。そうなれば、審査を受けることとなるのですが、当然、借入金が出来ない人も出てきてしまいます。

では借入金が出来る人と出来ない人に分かれるのは、どのようなことによるものなのでしょうか、これは消費者金融や銀行がどのようなところをチェックしているのかを見ていくと分かり易いので見ていきましょう。

まずは仕事面での項目が重要となりますが、これは勤務先の情報や年収、勤務期間などから判断をしていきます。借入金の多くは安定した収入が見込める方を対象としています。

この安定したとは将来的にもその収入が見込める方という意味です。多くの場合、返済方法は毎月分割で行っていきますので、申し込みをした時の収入が今後も続いていかなくてはならないという事です。

勤務先の情報としては大手企業や公務員といった職業に就いていれば、リストラや倒産のリスクが低く、今後も続いていく可能性が高くなります。

また雇用形態も正規雇用であれば会社との繋がりも強く安心です。では逆に借り入れが出来ない人の特徴は、同じ会社に勤めている期間が極端に短く、短期間で職を転々としている方は審査に通ることは難しくなります。

そのほかにもアルバイトやパート、契約社員、派遣社員といった非正規雇用の方も借り入れることが難しく、これに加えて勤務期間も短いと落ちてしまうことが多くなってしまいます。(こちらもご参考に→どんな職業でも借入できる?

自営業の方もアルバイトなどと同じ扱いとなってしまいますので、難しいです。このような方が利用できるようにするには、勤務期間を長くする必要があります。

勤務期間は長ければ長いほど、今後もそれが続いていく可能性が高まりますので高評価とされます。

勤務期間は最低でも半年は必要だと言われていますが、確実に利用したいのであれば1年以上は続けている必要があります。

次に借入金が出来ない人の特徴は他社からすでに借り入れがある方になります。これはすでに借金をしていることで印象が悪くなることももちろんですが、それ以外にも理由があります。

実は消費者金融では年収の3分の1を超える金額は貸すことができないこととなっているのです。

これは昔、消費者金融で悪質な取り立てなどが相次いで、メディアなどでも大きく取り上げられたのですが、これを防止する策として制定された法律によるものです。

総量規制と呼ばれる法律が適応されている為、利用者の年収の3分の1を超えてしまってはならないこととなっているのです。

ですので年収が300万円の方が、すでに100万円の借金をしていた場合には、審査に通ることができない人となってしまいます。

上記では消費者金融でとお伝えをしていますが、では銀行ではどうなのかと言いますと、確かに銀行では総量規制の対象外となっています。

しかし多くの銀行では、審査基準を消費者金融の物と同じにしている為、年収の3分の1を超えてしまうと借り入れることが難しくなってしまいます。銀行に関しては絶対ではありませんが、他社からの借り入れがすでにある場合には、審査に通ることは難しくなります。

そのほかには意外な理由で出来ないこともあります。初めて利用しようと思っている方に多いのですが、申し込みをしても審査に通らないのではと、不安に感じてしまい複数の業者に同時に申し込みをしてしまう方がいます。

これを行ってしまうと良くないのです。その理由はキャッシングやカードローンはもちろん、クレジットカードを作ろうとした際には、申し込みをします。

するとその申し込みをしたという情報は、信用情報機関に登録がされるのです。信用情報機関とは全国の金融機関が共有している利用者の情報が保管されている機関になります。

ここには氏名や年齢、生年月日、住所などはもちろん、勤務先の情報や今現在の借金の状況などが記録されています。この信用情報機関は申し込みをした時点で登録されてしまいます。

ですので複数の業者に申し込みをしていることは、他の業者にすぐに知れ渡ってしまいます。

そうなると業者は「短期間でこんなに多くの業者に申し込むのはおかしい」と不信感を抱いてしまい、利用出来ない人となってしまいます。

初めて利用する方の多くは、これが理由で審査に落ちることとなっているのが現状です。利用しようと考えている方は、申し込みを1社にするようにして、駄目だった場合にも数か月程度は期間を空けるようにしてください。

また携帯電話の料金が滞納していたりしても審査落ちすることがあります。これは当たり前かもしれませんが、携帯電話の料金も払えない方が、借りたお金を返してくれるとは誰も思いません。

返済しなくてならないお金や支払わなくてはならないお金が支払えていない方は、審査に通ることは出来ませんので注意してください。

意外な理由で断られるという事は他にもあり、それは健康状態になります。健康状態が悪い場合に、それが働くことにも影響が出るような状態であれば、審査に影響を及ぼします。

要するに現在の収入が今後も続いていくかどうかが重要となってくるので、その収入がなくなるリスクがある場合には審査に通りにくくなるという事です。

業者にとっては夜逃げなども心配事のひとつで、これを避けるようにするためにチェックすることが住居形態になります。

当然持家があれば、夜逃げなど心配も少なくて済みますので高評価となります。

中でもローンを完済しているのであれば、今現在の借り入れはない状態で、さらに過去にしっかりと返済をしたという実績にもなりますので、業者は安心して貸すことができます。

とはいえ持家であればローンを返済中であっても問題なく借り入れることができますし、賃貸であってもそこに長く住んでいるのであれば、問題はありません。

審査に落ちてしまう人の特徴としては、住まいを転々としている方になります。そのような方ですと、業者側にとっては返済をしてもらう手間が掛かりますので、敬遠される要素となります。

また先ほどもお伝えした通り夜逃げの心配も出てきますので、このような方は借り入れることは難しくなってしまいます。

近年若い人に多い、利用出来ない理由は電話になります。やはり固定電話があるのかどうかは業者にとって重要なこととなります。

返済が滞ってしまった場合には、当然そのことを伝えて、催促しなくてはなりません。そのような場合には、まず初めに電話で行います。

しかし携帯電話のみですと圏外となることや解約することも簡単に出来てしまいます。その点、固定電話の場合には圏外になる心配もありませんし、解約をするにも手続きに手間が掛かりますので、簡単には出来ません。

しかし近年は若い方は固定電話を持っておらず携帯電話のみという方が多くいます。このような方々は申し込みをしたとしても、断られる可能性が高くなります。

当然のことですが最も良いのは固定電話と携帯電話の両方を有している方になります。その次に固定電話のみの方、最後に携帯電話のみの方となります。

家族構成も審査の項目として重要な要素となります。これは返済が滞った場合や連絡がつかなくなった時には、家族の方に連絡をとってもらうこととなります。

場合によっては家族の方に代わりに返済をしてもらうこともあります。

ですので家族がいないという方の方が、そのような事態になった時に業者は返してもらう術がなくなりますので、敬遠されやすくなってしまいます。

そして返済が一定期間、滞ってしまうとその方は信用情報機関に事故情報として登録されてしまい、その後は事故情報としての登録機関が過ぎるまでは、キャッシングやローンはもちろん、クレジットカードを利用することもできなくなります。

これをブラックリストと呼び、如何なることをしても登録機関を過ぎる意外に削除する方法はありませんので、その方は借り入れることは出来ません。

【参考ページはこちら】
ブラックなのに即日借入OK?

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