生活保護受給者が借入したいと思った時の話をまとめてみました
借入で、一番のチャレンジャーはどんな方々でしょうか?無職の方?確かに、無職の人がお金を借りようとするのは難しいのは確かです。しかし、無職の人は、極論、職に就きさえすれば、お金を借りる事が出来る様になります。(こちらもご参考に→無職の人が借り入れをするには?)
しかし、それを上回る難易度の方々が存在するのです。それが、生活保護受給者の方々です。生活保護を受けている方は、基本的には財産を持ってはいけない事になっています。パソコンや車などは持っていると没収などの措置を受ける事があります。
当然、生活保護受給者は、お金を借りる事が出来ません。生活保護で受給されるお金はあくまで生活が出来る最低ラインを保証している金額です。そういう方が、借金をしてまで何か物を買ったりしてはいけない、と言う訳ですね。
ところが、時々生活保護受給者の方で、カードローンを利用しようとする人がいます。とある地方都市に暮らす、30代の生活保護受給者、Yさんは、精神疾患を患い、仕事をする事が出来なくなりました。数年前から生活保護を受け、通院しながら日々を過ごしています。
ですが、娯楽も何も無い日々に嫌気が差して、生活保護費を使って、パチンコをする様になりました。勝てば問題ない、そんな気持ちで始めたパチンコでしたが、ギャンブルはそんなに甘くありません。
あっと言う間にその月の生活保護費を全額使ってしまいました。次の支給日まで、全くお金が無い状態で過ごす事になり、途方にくれたYさんは、消費者金融の店舗へと向かいました。
流石に、生活保護受給者である事を申込みの時に話すのは、まずいと思ったYさんは、適当に昔働いていた職場の名前などを申請。一応、申込みは提出する事が出来ました。しかし、当然、Yさんがその職場で働いていない事はあっと言う間に明るみに出てしまい、審査に落ちたのでした。(こちらもご参考に→借入審査に通れない時はどうする?)
Yさんは、その後、流石にパチンコをやるのは懲りた様で、カードローン会社に申し込む事もありませんでした。
しかし、カードローン会社に申し込んだ時の、お金が無くて何も食べられなかった時の苦しさは、二度と味わいたくない、との事です。
この様に、生活保護者の方々が借入をしようと思っても、その願いが叶う事はまずありません。もし、生活保護受給者にお金を積極的に貸そうとしているところがあるとしたら、そこは正直、まともな消費者金融とは言いがたいでしょう。
かなりの確率で違法な闇金融と呼ばれる存在なので、そういう所には関わらない様にしましょうね。
【参考ページはこちら】
生活保護だけど自立のために借入できる?