いろいろな業者ごとの平均借入利率について教えてほしい
もう最近の借金って本当に難しいですよね。借金をするとなっても、その数が多いし、数だけじゃなくてたくさんの業者があるからどれにしていいか迷ってしまうというか。
たくさんの業者の中から「ここがいいよ」と教えてもらうのもいいんですが、平均借入利率なんかはわかるものなんでしょうか。
例えばこの銀行系カードローン系では平均借入利率はかなり高いとか、この消費者金融系ならば平均借入利率はこのくらい、というようなものがわかったりしますか?
わかればかなりありがたいのですが、どうなのでしょうか?
平均借入利率はだいたい銀行系も消費者金融系もある
言われるとおり本当に多くの業者がありますよね。
(⇒借入ができる会社を教えて!)
業者だけじゃなくて、いろんな手段で借り入れをすることができるから、どれが有利なのか?って自分で見つけるのがほんとうに大変な作業になっていますね。
だからおっしゃるように平均借入利率とかも知っておきたいというのはその通りで、知っておいたほうが有利に借り入れできるでしょう。実際、業種ごとにそれは存在します。
まず今一番使われる可能性が高い、銀行系カードローンについてです。銀行系カードローンの場合は15%くらいが多いと言われています。
これが平均借入利率だと思っていいでしょう。これよりも低ければかなり有利に借りられますし、高ければ他のところを見つけたほうがいいかもしれません。極端に低い時は怪しんだほうがいいでしょう。
もう一つの消費者金融ですが、こちらは少し高めの金利になっています。
大体日本の利息制限法という法律では金利を20%までしか設定してはいけないとなっていて、借入金額が増えれば増えるほど、その金利の値も下がるようになっています。
(⇒借入金額に関するおすすめ記事)
で、消費者金融系は実は金利が18%くらいが多いのです。平均借入利率が18%よりもかなり低い場合はヤミ金が騙そうとしている可能性もあるでしょう。
ちなみに他のローン会社、信販会社と言われるところやクレジットカードでのキャッシングなどで借りるときも、どちらかと言うと消費者金融系に近い平均借入利率になっています。
平均借入利率は消費者金融と信販会社、クレジットカードキャッシングあたりは高いので、その辺りで借りるときには利率でどのくらい返済金額が変わるかは計算しておいたほうがいいでしょう。
以上のように平均借入利率で言えば圧倒的に銀行系カードローンが有利、ということになります。
ですから使うなら銀行系カードローンから使うのがいいでしょうね。平均借入利率からあまりにも低いところは要注意、ですよ。
【参考ページはこちら】
審査無しで借入できるのって大丈夫?
複数の借入を一本化して平均借入利率を下げる
みなさんは自分のお給料に満足していらっしゃいますでしょうか。給与の満足度というものは100パーセントになることはまずありません。
ある程度の満足感は得ることができても、確かにもう少しもらえたらうれしいね、という感情はどうしてものこるのではないでしょうか。
ですから、100パーセント自分の給料に満足している方がいるのであれば、それはとても喜ばしいことであり、その仕事を長く続けていきたいというモチベーションにつながっていくでしょう。
では、その給料の金額に満足できていない方の場合はどうでしょう。
もう少し高ければよいのに、と感じるのはそれらの感情を持つ方のすべてがそうなのですが、自分の働き具合の割に給料が低いと感じている方や、上の方々はたくさんもらっているのに下には還元してくれないという思いを持つ場合、そもそもこのような給料では生活ができないと思っている方もいるかもしれません。
その、この給料では生活ができないと感じている方は、場合によっては大事になる前に職を変えるという選択肢もあるかもしれません。
給与が少なくて生活ができないということは、その足りなくなった部分をどこからか調達してこなければなりません。
人によっては休みの日に別のアルバイトなどを行って生活費の足しにする方もいるでしょう。自宅でできる副業の場合もあるかもしれません。
しかし、それらはすべての方が行うことができるものではなく、会社によっては副業が禁止されているところもたくさんありますので、そのような働き方ができない場合や、毎日の仕事で疲れ切ってしまっていてとても休日さらに働くことなどできないという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、足りなくなったお金に関してはどこからか借りてくるしかないのです。その資金調達の方法ですが、おそらく金融機関からの借り入れになるでしょう。
金融機関から受ける融資というと、まず思い浮かぶのは銀行です。銀行では各種のローンを取り扱っており、その用途によってさまざまな商品を展開しています。
しかし、その用途というところが問題であり、たとえば住宅ローンであれば住宅の購入にしか使うことはできませんし、マイカーローンであれば自動車の購入、学資ローンは大学などの授業料や入学金のためのローンです。
フリーローンは用途は自由ですが、しかし何かの購入に充てるものですので生活費として借りることはできません。ですので、銀行のローン商品は生活費が足りない場合の借り入れには使えないのです。
では、そのような場合にはどの金融機関から借り入れを行うことができるのでしょうか。
消費者金融やキャッシングといった商品であれば、その使途が定められているわけではありませんので生活費にも使うことができます。
また、少額の借入であるために、審査の回答が出るのが大変早いのがこの商品の特徴で、早ければ当日に回答が来て、その日のうちに融資金を受け取ることもできてしまいます。
ですので、困ったときには大変便利に使うことができるのが、この消費者金融やキャッシングといった制度なのです。
けれども、当然良い面ばかりではありません。金融機関から受ける融資というものは、基本的に金額が小さな商品であればあるほど金利の設定が高くなるの普通です。
そのため、消費者金融やキャッシングなどのきわめて少額を借り入れることができるものについては、住宅ローンを組んだ場合などの何倍もの金利が設定されることになるのです。
もちろん上限金利は決められています。利息制限法という法律によりますと、100万円超の貸し出しに関しては15パーセント、10万円から100万円までの金額を貸し出す場合は18パーセント、そして、10万円までの貸し出しに関しては20パーセントの上限金利が定められています。
ですから、これ以上の金利を設定されることはないわけなのですが、それでもこの最大20パーセントという金利は大きなものです。
たとえば10万円を借り入れて1年間返済しなければ2万円の利息が付いてしまうわけですから、これがどんどん膨らんでしまうと大変なことになってしまうのは火を見るより明らかでしょう。
ですので、もしこれらの借り入れを返済することができずにどんどんと重ねてしまっていると、いつしか膨大な返済額になってしまうかもしれません。
たとえば月の生活費が足りないからと言って、10万円をどんどんと借りていって、それが15本になってしまったとします。
すると、合計150万円で金利が20パーセントという大変返済が難しい負債が出来上がってしまうのです。
150万円で金利が20パーセントだとすると、年間につく利息は30万円です。
つまり、年間30万円を返済したとしても全く元本が減らず、付いた利息のみを毎月返済しているだけという状態になってしまいます。これでは一生かかっても完済できなくなってしまうのです。
では、そのような借入状態になってしまった場合にはどういった手段をとることができるのでしょうか。
その答えは、借り入れを一本化することにあるでしょう。
多数にわたって借りてしまって何本も同時に走ってしまっている状態の借り入れをすべて一つにまとめて新しい借り入れとして再出発させ、その借入金を使って現在返済中の負債をすべて返済するという方法をとるのです。
これをおこなうと、それまで10万円が15本あった借り入れが、150万円の借入1本に変化することになります。
金額だけ見ると差がないように思いますが、大事な点はそこに設定される金利です。
利息制限法によると、100万円を超える貸し出しには15パーセントの金利までしか設定できないということになりますので、どれほど金利が高くても、150万円の15パーセント、つまり225,000円までしか年間の利息は賦課されません。これだけでも、75,000円を年間で節約したことになるのです。
また、利息の付き方が少ないということは、裏を返せば同じ金額だけ返済してもそれが元本の返済に充てられる部分が大きくなるということです。
ですから、元本の減りが早くなり、その後の金利の付き方がさらに小さくなっていくために、完済までの期間がかなり短縮することができるのです。
多数にわたった借り入れを一本化して、平均借入利率を下げるということには、2重の効果があるといってよいでしょう。
もっとも、大事なことはそのような状態になるまで借り入れを繰り返さないことです。
先に挙げた例はわかりやすくするために極端な話を設定しましたが、実際にこのような借り入れの一本化を行っている人はたくさんいるのです。
そして、それは個人だけではありません。法人向けの融資でも、すこし返済負担が苦しくなってくると同じようなことをしてその返済負担を減らしているのです。
金融機関にとっても、金利を下げても返済が滞らずに最後まで返済しきるほうがダメージが少なくなります。
ですから、金融機関に相談に行ってもこのような方法を進められるのではないでしょうか。
おまとめローンという言葉を聞いたことはありますでしょうか。もし聞いたことがあるのであれば、そのおまとめローンがまさにこの借り入れの一本化を行うための商品です。
借金を返済するということは簡単なことではありません。そもそも自分のもとにお金がなかったから借り入れをしたわけですから、返済に充てるお金というものは意識的に作り出していかないとあるはずがないのです。
しかし、借りたものを返すのは融資に関してだけでなくすべての生活において基本的なことですので、それをきちんと行うことができる方であっていただきたいと思います。
仮に、それでもどうしても返済ができないということがありましたら、すぐに弁護士事務所などに相談に行って、アドバイスをもらうようにしてください。
どうしようもなくなる前に、なにか良い案を出してくれるかもしれません。