スルガ銀行は厳しそうだからアルバイトでの借入は無理？

スルガ銀行グループのキャッシングサービス、ダイレクトワンはアルバイトでも借入可能なのでしょうか。

日々の生活費をアルバイトと言う雇用形態で稼ぐアルバイターをどう評価するのか、各金融機関によってはっきり分かれます。

ある程度長期間社会的信用のある職場で正社員として働き続けてきた申込者しか受け入れない金融機関が少なくないことも事実です。

もし自分が金融機関の立場でも、アルバイターよりも正社員を優遇したいと考える筈です。
（⇒借入をしやすい職業とは？）

キャッシングサービスの審査どころか、友人、知人からお金を貸してくれる頼まれた時もアルバイターより正社員として働いている人物の方に優先的にお金を貸したいと思う筈です。

近年雇用形態を巡る事情が非常に変化し、あえて正社員よりもアルバイターの道を選ぶ人も増えています。

正社員のように働くアルバイターもいます。それでも、やはり社会的な信用となるとアルバイターよりも正社員の方が高く評価されることは間違いありません。

さて、スルガ銀行グループのキャッシングサービス、ダイレクトワンですが、結論から申し上げますとアルバイトでも借入OKです。

アルバイトやパートはもちろん、学生や主婦でも申し込み時点で断られることはありません。ただし条件があります。（こちらもご参考に→主婦におすすめ借入情報）

それは安定した収入があること。すなわち、アルバイトでもたまにしか仕事をこなさず、月に２～３回程度バイト代が入るような経済状態の方は受け入れて貰えません。

収入が一切ない専業主婦、学生もNGです。雇用形態はともかく、安定収入さえ見込めれば、スルガ銀行グループのキャッシングサービス、ダイレクトワンのお世話になることが可能です。

職業以外の条件としては、年齢に関しても20歳から69歳までと制限されています。

つまり、いくら安定収入があっても10代の若者、70代80代の高齢者にはお金を貸して貰えません、と言うことです。最近は10代でもかなり稼いでいる方も少なくありません。

逆に70代でもバリバリ現役で安定収入を得ている方もいらっしゃいますが、年齢のように誤魔化しがきかない部分ではねられてしまうと「そこをなんとか」は通用しませんのでご注意下さい。

ちなみに、69歳までOKと言うのは数ある金融機関のキャッシングサービスの中でも特に優しい方です。

審査基準が厳しいところだと、60歳以上はアウト、としています。昔は60歳で定年するのが普通でしたから、今でも１つの基準になっているのだと思います。

ご参考までにダイレクトワンの利用条件をもっと詳しく見ていきましょう。ダイレクトワンの利用限度額は最低金額で1万円、最高で300万円までです。

貸付利率は利用限度額によって異なりますが、実質年率は4.9％から20.0％。

バイトなら最高融資金額がスムーズに出るとは限りませんから、最初は5万円、10万円ぐらいしか貸して貰えない可能性はあります。

初回ならどんなに真面目に働いていても、50万円が限界ではないでしょうか。

具体的な審査基準は明らかにされていませんが、やはり最高融資金額の300万円をぽんと貸して貰える人物像は、バイトではなく正社員として長年社会的信用度の高い会社で働いてきた実績がある方です。

公務員も高額融資の可能性がおおいにあります。住宅ローンなどを組んでいない独身の、働き盛りの年齢なら、金融機関は喜んで大金を融資する傾向があります。

ただ、バイトでも悲観することはありません。キャッシングサービスで大金を借りるには、要は契約先の金融機関から信用を得れば良いわけです。

毎月一定金額を借りて、返済日には必ず返す、この生活を何ヶ月も続ければ、半年経たないうちに融資金額を上げて貰える可能性もあります。

申し込んでも初回にお金を借りただけで、それ以降さっぱり借りに来ないような契約者は、金融機関にとって良いお客さんではありません。

一番最悪なのは返済が遅れる契約者ですが、一番良いお客さんはたくさん借りて真面目に返す利用者です。

キャッシングサービスで借りたお金には利子がついていますから、たくさん借りれば借りるだけ、金融機関側の利益になります。

金融機関側の利益になるような利用者は大歓迎ですから、バイトでもパートでも実績があると言うことで融資金額を引き上げてくれる可能性がおおいにあります。

また、ダイレクトワンを借りる時に必要な書類は運転免許証などですが、必要に応じて収入証明書類も提出しなければなりません。

収入証明を提出するよう支持される場合として考えられるのが、ダイレクトワン以外の金融機関に借りているお金が100万円以上になる可能性がある方です。

あるいは、ダイレクトワンに50万円以上の融資を希望している場合も、担保や保証人は不要ですが収入証明を提出する必要があります。

ですから、収入証明を提出するような面倒な手続きをうとましく感じるようなら、最初から50万円以下の融資金額を希望し、もし他社のキャッシングサービスを既に利用している場合も合計100万円を超えないような金額を希望融資金額として伝えましょう。

キャッシングサービスを利用する時は職業形態、勤務期間、役職なども重視されますが、違う金融機関からの借入状況も重く見られます。

やはりダイレクトワンにも申し込んでいる、他社のキャッシングサービスも利用しているとなると、返済能力を超えて借りすぎているのではないかと疑われてしまいます。

十分な収入があれば複数の金融機関と契約していても別に問題はありませんが、契約先は1本に絞った方が楽にも関わらず新たな借り入れをしようとしていると言うことは、もしかすると既に自転車操業状態に陥ってしまい、借金の為の借金を重ねているのではないかと勘ぐられてしまうわけです。

ちなみに、スルガ銀行グループのダイレクトワンは他に女性専用のキャッシングサービス、レディーファースト、ペットオーナーの為のカードローン、ペットオーナーズ、返済専用のお借り換えローンと合計4種類のキャッシングサービスがあります。

レディースファースト、ペットオーナーズはダイレクトワン同様バイトOKのキャッシングサービスですが、借り換えローンと言うことでまとまった金額を借りることになる返済専用のお借り換えローンは恐らくバイトNGです。

バイトはダメ、とはっきり記載されているわけではありませんが、基本的に借り換えローンはバイトやパート、主婦は厳しく評価されます。返済専用のお借り換えローンも、25歳以上の安定収入が見込める方・・・と年齢制限もハードルが上がっています。

しかも、返済期間は借入日から最長10年以内です。

審査基準は厳しくなりますが、ローンを借り換えることによって複数の返済日に混乱することもありませんし、利率の低いところに借り換えることで返済額の総額を減らすことが可能です。

いずれにしても、できれば借り換えローンを利用するような状況にならないよう、できれば借入先は最初から1本に絞りあちこちからお金を借りてにっちもさっちも行かなくなってしまうような事態にならないよう注意しましょう。

賢く利用すれば、キャッシングサービス、ローンサービスほど頼れる存在はありません。

リアルな友人、知人の信用を失うこともありませんし、御礼に大金を使うこともありません。

少ない金額でも、たった1回でもリアルの知り合いにお金を借りてしまうと、「あいつはお金にだらしないやつだ」とずっと思われてしまいます。

金融機関のキャッシングサービスなら最初に審査はされますが、審査通過後はあれこれ詮索することなく、ビジネスライクにお金を貸して貰えます。

給料日前、どうしてもお金が足りない時は必ずあります。

友人の結婚式が重なったり、好意を寄せている相手とデートすることになった時、手持ちのお金がなかったら一生後悔することになるかも知れません。

バイトOKなダイレクトワンの存在は覚えておいて損はない筈です。