生活保護を受給しながら借入を使いたいですが方法は?
私の名前はT(仮名)と言います。今回は質問内容が内容ですので、ちゃんとした名前を名乗れないことを先に謝罪いたします。
それでは、どうか優しい方だけ最後までお付き合いください。
私は今現在、生活保護にて生活させていただいております。
生活保護というと在日外国人を始めとした不正受給が浮き彫りになっていて他の人に知られると大変叩かれやすいのですが、私の場合は持病もあって受けざるを得なかったので、どうかその点だけは先にご理解ください。
不正にお金をもらうつもりなんてありませんし、もしもお金が少しでも余れば出来るだけ返すつもりでもあります。
というわけで仕事もろくにできないのですが、幸い現代ではパソコンとかを使えば、家でも無理なく出来る仕事がたくさんあると友人に教えてもらいました。
それなら私もと初めてみたいのですが、そもそも生活保護なのにパソコンがあるわけもありません。
それを話すと「パソコンならローンとかの借り入れを使って買えば後から返済していくことが出来て大丈夫じゃない?」と言われたんです。
生活保護だったので、借り入れの利用なんて全く検討外でした。
生活保護を受給しながら、借り入れを使うことなんて出来ますか?出来ればこの借り入れを使い、そして生活保護を頼らないようにして生きていきたいです。よろしくお願いします。
生活保護中は原則として借金は不可能です
Tさんは確かに真面目な方みたいですね。日本の生活保護というのは大変手厚く、一部の外国人などならほぼ絶対に受けられるという特権があると囁かれています。
それを利用してわざわざ日本にやってきて保護を受けてお金を貯める…なんてことが平然と行われており、当の本人たちは全く反省はありません。
しかし、Tさんはそんな状態を申し訳なく思い、それどころかそこから脱していこうと努力されておりますので、私としては是非とも応援したいです。
生活保護というのはずっと受けることが良いわけではなく、可能であればそこから自立を目指す制度なので、そういった事情があれば借り入れも使えそう…だと思うのですが、残念ながら生活保護中の借り入れは利用不可能です。
そもそも生活保護というのは、生きる為の最低限のお金を支給し、贅沢をさせる為のものではありません。
最低限の娯楽程度なら目をつぶってくれるとは思いますが、パソコンというのはさすがに高すぎる買い物として認められない可能性もあります。
そして何より借り入れですが、生活保護というのは本人の収入というわけでもなく、そうなると本人に収入があるかどうかを融資の判断基準にしている金融業者からすれば、お金を貸し付けるわけにはいきません。
生活保護でも喜んで貸し付けるのは、無責任な闇金ぐらいでは無いでしょうか?
ただ、そういった形でも自立しようとしているのを担当の方に相談すると、何らかの解決策を考えてくれる場合があります。
例えば購入代金を貯金したり(本来の生活保護では貯金は認められません)といった代替策ですね。是非ともご自身の力で生きられるように頑張ってください!
【参考ページはこちら】
借入がバレると生活保護は支給停止?
生活保護を受給しながら借入ができることを覚えましょう
世界にはさまざまな伝統文化、風習を持つ国々があります。それぞれの国ごとに、気候や地理的条件が異なりますから、それに合わせて生活習慣も違ってきます。
また、宗教や民族的特徴によっても、異なるライフスタイルを持つものです。
固有の民族には固有の文化がありますので、自分達とは異なる文化圏に暮らす人々のことを、劣ったものとして見下したり、バカにしたりする権利は誰にもありません。
互いの違いを認め合い、尊重し合うことが、この世界で生きていくうえではとても大切なことなのです。
しかし、日本人はなぜか世界の中でも変わった民族だと思われがちです。
第二次世界大戦
が終結するまで、アジア及びアフリカ諸国の多くは、欧米諸国の植民地として搾取されてきました。
そのような中で、東洋の小さい島国である日本は、建国以来独立を保って、明治維新後は西洋諸国に肩を並べるほどの先進国に発展していたのです。
太平洋戦争の敗戦により、戦後の日本は一時的にアメリカ合衆国を始めとする連合軍の占領下におかれましたが、その後まもなく訪れた高度経済成長時代の到来により、飛躍的な経済発展を遂げ、戦前にも増して豊かな社会を実現するようになりました。
このように、アジアにおいて唯一日本だけが、西洋諸国に追いつき、またその地位を脅かすほどの先進国としての地位を保つことができたのです。
これは、西洋各国においては、驚嘆すべき出来事でした。なぜ、極東の島国に過ぎない日本が、これほどの繁栄を誇ることができたのか、彼らには全く見当がつかなかったのです。
西洋の人々にとって、日本はまさに東洋の神秘ともいうべき存在でした。
また、アジアの国々にとっても、日本は謎めいた存在でした。有史以来、アジアで最大の国家は中国でしたが、明治維新後の日本は急速に発展を遂げ、またたく間に中国を追い抜いてアジアの盟主の地位につきました。
中国はもともと中華思想の国で、自国が世界の中心であるという認識を持っていますから、なぜ日本がこれほどの成長を遂げることができたのか、未だに理解できないままでいます。
このように、ヨーロッパの国々からもアジアの国々からも理解されない、独自の個性を有している国が日本なのです。
では、なぜ日本人はこれほどの経済的発展を成し遂げることができたのでしょうか。その原因は、日本人の勤勉性に由来します。
もともと、日本人は中国をはじめとする諸外国の文物を積極的に取り入れてきた民族です。
世界のほとんどの国々は、自国の文化を最良のものとし、外国の文物を異端視して排除しようと努める傾向にありますが、日本人の性質はそれとは全く真逆なのです。
そして、外国の文物を取り入れるだけではなく、それが自国のものより優れていると認めた場合には、
ためらいなく自国のものを切り捨てることのできる潔さももっていました。さらに外国のものを独自に改良して、さらに発展させるだけの柔軟性も身につけていたの
です。
この進取の気性と柔軟性が、日本が独自の発展を遂げた大きな要因となりました。また、日本人の勤勉性も大きな成長要因となったことは否めません。
実際に日本を訪れたことのある外国人は、例外なく日本人の勤勉性や几帳面さに驚きます。特に外国人にとって驚異的なのが、日本の大都市の公共交通システムです。
特に、日本の鉄道網の正確性は世界各国で称賛の対象となっています。
日本の大都市の通勤ラッシュのすさまじさは国内外に知れ渡っていますが、これほど大量の通勤客を短時間に輸送するシステムは、日本以外の国では実現不可能なものです。
鉄道ダイヤは、ピーク時には2、3分の間隔で運行しており、ほぼ時刻表とおりの正確さで、遅延することはめったにありません。
これは、諸外国では全く考えられないことです。欧米の先進国であっても、鉄道ダイヤに一時間程度の遅れが生じることは日常茶飯事のことです。
それが、日本では超過密スケジュールで運行ダイヤが組まれており、しかもそれが非常に時間に正確なので、まるで魔法にかかっているのではないか、人間業ではできないことではないか、と思われているのです。
このように、日本人にとってはごく当たり前のことも、世界の中では驚嘆すべき出来事なのです。
同様のケースは、接客サービスについてもあてはまります。日本のサービス業のおもてなし精神も、外国人にとっては驚くべきことなのです。
海外旅行に行った経験のある人なら誰でも経験があるでしょうが、外国のサービス業のレベルの低さには驚かされます。
スーパーのレジ係や安い飲食店の店員の無愛想さは、日本ではありえないほどです。
しかし、外国人にとっては、決められた仕事をこなしている以上、無愛想にしていても文句を言われる筋合いはない、というのが本音なのです。
彼らにしてみれば、安月給で働かされる上に、常に客に対して笑顔と気配りを忘れない日本人の方が、奇異な目で見られる存在なのです。
このように、日本人の勤勉さや旺盛なサービス精神は、他の国では類をみないものです。
ですから、日本を訪れた外国人は、例外なくその居心地の良さに感動するのです。物価が
高いという難点さえなければ、日本は世界で最も住みやすい国であるといえるでしょう。
しかし、日本人のこのような美徳も、場合によっては同胞の首を絞めかねない事態を招いているのです。
行きすぎた勤勉性やサービス精神は、雇用者を極限まで働かせて心身ともに追い詰める結果にもつながりかねません。
実際に、過酷な労働に耐えかねて、心身のバランスを崩している人は急増しています。
日本に住んでいれば当たり前のサービスも、それを提供する側には過剰な負担を強いられるので、日本は消費者には優しくても、労働者には非常に厳しい社会であると言うことができます。
しかし、日本人は根がまじめな民族ですから、過酷な労働を強いられても、決して弱音を吐くことがありません。
あきらかに能力の限界を超える仕事を課せられても、それが果たせないのは会社や社会のせいではなく、自分の能力が足りないからだと、自分を責めてしまうのです。
このように、日本は世界の中でも特に自己責任を重視する国家なのです。
非人間的なノルマを課せられながら、それがこなせないならば能力不足だと決めつけられ、簡単にリストラされてしまいます。
リストラされて失業してしまうのも、就職できないのも全て自己責任の一言で片づけられてしまうのです。
これは、他の国には見られない日本特有の現象です。世界のほとんどの国々は日本よりも失業率が高いですが、彼らの多くは仕事がないのは政府の怠慢のせいだと考えています。
自分の能力不足のせいで職が得られない、という考え方はしないので、失業中は堂々と生活保護を受けたり、家族の支援を受けながら暮らしています。
一方で、日本の場合はどうでしょうか。日本の労働者が失職してしまった場合、大抵の人は必死になってすぐに次の仕事を探し始めます。
生活保護を受けて、しばらくは次の仕事に備えるための充電期間にしよう、という考えは、彼らの中には思い浮かびません。
失職することは自分の恥であり、少しでも早く再就職を果たさなければ、社会人として失格の烙印を押されたように感じてしまいます。
本来の人間の生き方としては、時には働き、時には休みながら、蛇行しつつ前に進んで行くのが普通なのですが、現代の日本人はどうしても一直線の道のりを進んでしまいがちです。
しかし、真っ直ぐな道ばかり歩んでいると、目の前に障害物が現れても、それを迂回する手立てがありません。
ですから、たまには回り道をすることもとても大切なことなのです。運悪く失職してしまった時には、天から与えられた休息期間ととらえて、生活保護を受給しながら次の機会に備えるのがいいでしょう。
また、生活保護だけでは生活に支障が出る場合には、生活保護を受給しながら借入できる金融機関も多いので、それらを活用しながら生活を立て直せばよいのです。