ブラックでも無担保借入が出来る金融業者は実在してる?
田中(仮名)です。仮名で申し訳ないですが、ちょっと匿名じゃないと相談しにくい事なので…申し訳ないですが、どうかお付き合い下さい。それでは質問参ります。
私は、ブラックリストになってしまった者です。理由に関しては、クレジットカードでの高額な買い物をしすぎたせいです。
しかもその買い物が風俗嬢へのプレゼントだと言うと、心底軽蔑しますよね…あの時夢中になっていた自分が情けなさ過ぎです。
ついつい店以外でも会うようになってからは私に気があるのかも…と淡い期待を抱いて、良い格好をする為にブランド品のバッグや化粧品を次々購入してあげていました。
そしてクレジットカードが限界になって買えなくなると音信不通です…。
そしてそんな大金を払えない事になりブラックリスト入りというわけです。
何とかクレジット会社に相談しつつゆっくりと返済する事にはなったものの、そこに行き着くまでに返済に遅れ続けた私は、もう他からお金を借りる事はできません。
でも最近少し怪我をしてしまい、この治療の為にも融資を受けたいと考えています。
ブラックリストという時点でもう無理そうなのですが、諦めると怪我が悪化する可能性があります。そこで、担保があればブラックでも借りられるという話を聞いたのですが…。
しかし良く考えてみると、私に担保になりそうな物なんてありません。
つまり、無担保でもブラックの人に貸してくれる金融業者を探さないといけないわけですが…そんなとこ実在していますか?どうか教えて下さい。もう同じミスはしません…。
中小消費者金融なら期待はできそうです
田中さん、やってしまいましたね…風俗嬢に恋をするというのは結構耳にしますが、相手は所謂プロの方で、そういった行為はあくまでも仕事です。
ゆえにお金がそのまま繋がりとなっていますので、そのお金が無くなるとどうなるか…普通に考えると分かります。
とは言え、男性にとって性の問題につけ込まれると、つい理性が弱くなるのも事実です。
今後はしっかりと騙されないように、素敵な恋人を見つけるべきでしょう。応援していますので、頑張って下さいね。
それはさておき、怪我を治すほどのお金もないというのは問題です。怪我を放置して悪化させて働けなくなると、結果として借金するよりも状態が悪くなります。
なので今のタイミングで借りるのは正しいですが、ブラックという状態は問題です。
また、ブラックリストでも担保ありの融資なら使えるのでは?との事ですが、基本的に無担保かどうかというのは関係なく、ブラックリストの人は借りにくくなっています。
理由は簡単で、担保があっても返済してもらえないと金融業者にとっては損害だからです。
しかし、ブラックOKな無担保融資ができるかどうかについてですが、これは完全に無理とも言い切れません。
大手ではなく小さめの中小消費者金融と呼ばれるところであったのなら、こちらは対応してくれる可能性があります。
何故かというと、中小消費者金融は大手から借りられない人もターゲットにする事で、顧客獲得を狙っているからなのです。
絶対に借りられるとは言い切れませんが、過去にブラックでも今が問題ないと判断すれば、少額融資なら期待出来るのです。
中小消費者金融というのは、主に特定の地方でのみ営業しているところが多いです。安全且つ貸してくれそうな金融業者を上手く探しましょう。
ブラックでも無担保借入れ出来る貸金業者の危険性
カードローンに関するテレビCMが非常に増えてきています。
アイフル、レイク、プロミスなどの消費者金融系のものから、東京三菱UFJ銀行やみずほ銀行など、日本最大手の都市銀行のカードローンの広告も目立ちます。
誰でも比較的簡単に借入れが出来るのが大きなメリットとして捉えられており、多くの方が利用されているようです。
もともとカードローンという金融商品は、消費者金融などの貸金業者が個人に対して行う信用貸付けでした。
昭和の時代には消費者金融業者はサラ金と呼ばれていた時代がありますが、当時は高金利の借入れを複数の貸金業者からする人たちが増え、多重債務者問題として社会問題としてテレビや新聞などでも大きく取り上げられたことがあります。
当時のことを知らない若い方達はカードローンが人々から怖がられていたことをご存知ないかも知れません。
悪質な貸金業者の取り立ては厳しく、債務者本人だけでなく家族・親類・知人にまで迷惑をかけることが多くあったのです。
現代では、様々な点で法律の規制がされるようになり、強引な取り立て行為をする貸金業者や法律で定められた金利を超えた貸付けをする業者は取り締まることが出来ます。
そのため、利用者は安心してカードローンを利用出来るようになってきています。
ですが、法律の目を潜って悪質な業務を行う貸金業者は現代でも存在します。
インターネット上では様々なキャッシング関連の情報が溢れていますが、悪意を持って偽りの情報を流す者がいますので注意してください。
例えば、「ブラックでも無担保借入れ可能」、「ブラックでも即日融資可能」などと謳った広告があれば、それは正規の貸金業者でないと考えた方が良いでしょう。
いわゆる「ヤミ金」である可能性が非常に高いので利用してはいけません。
カードローンの大きな利点は、個人が担保や保証人を必要とせず資金調達が出来る点です。
無担保融資になりますので通常の担保型融資に比較すると金利が高めに設定されていますが、誰にも迷惑をかけずに自分の力で資金調達が出来るイメージがあるからです。
金銭の貸し借りは人間関係に深い影響を及ぼしますので、保証人を必要とする資金調達方法には及び腰になるようです。
また、キャッシング専用のカードを保有しておくと、金融機関のATMや提携コンビニATMなどから必要な時にお金を引き出すことが出来、返済についてもATMで行うことが出来ます。
街中には利用可能なATMが多くある点も利用者にとっての利点として受け取られているでしょう。
急にお金が必要になった時に、銀行まで出向かずに最寄りのATMで現金を入手できるのは生活上の不安を減らしてくれます。
慎重な返済計画を立てた上で賢く利用すれば良い生活のアイテムとして活躍してくれるのではないでしょうか。
ただし、このようなカードローンの利点は、裏返せば必要以上のキャッシングをしてしまうリスクが高いともいえます。
人は簡単に利用出来るものに慣れてしまう傾向が高く、すぐに現金が手に入る状況に慣れてしまうと、必要以上に買い物をしたり、旅行などの遊興費に利用したりとキャッシングが増えてしまう方もおられるようです。
カードローンの返済方法は、概ねどの金融機関のものでもリボ払いが一般的ですが、リボ払いは毎月の返済額が一定でも借入れ残高が増えていくので、完済が難しくなるという特徴を持っています。
住宅ローンなどの返済方法は、元利均等或いは元金均等方式ですが、リボ払いに比べると残高の減り方が分かりやすく完済までの目途が把握できます。
カードローンのリボ払いは、利用者が気づかないうちにキャッシング額が予想以上に大きくなるリスクを孕んでいることを覚えておいてください。
カードローンを利用する際には、金融機関や金融機関と提携している保証会社が利用者の信用情報を審査します。
信用情報とは、利用者のクレジット情報や他社からのキャッシング情報などの履歴をチェックすることです。
信用情報機関には個人のこれらのデータが蓄積されており、返済履歴の延滞情報や自己破産情報、債務整理情報などがあればこの段階でチェックできます。
金融機関は返済能力がないものとみなし審査に通ることはないでしょう。
この際の延滞情報、自己破産・債務整理情報などが一般的にブラックリストと呼ばれるものです。
では、ネット上にある「ブラックでも無担保借入れ可能」などの広告は、はたしてどのような貸付業務を行う業者であるか、想像すると正規の貸金業者ではないことが容易に想像出来るのではないでしょうか。
今、巷ではヤミ金被害者が急増しているといわれていますので、利用する側が十分に注意する必要があります。
ヤミ金業者には、多重債務者のリストが出回っているともいわれています。
詐欺被害者は何度も被害にあう傾向があるのは、悪質な業者側がこのようなリストを入手していることが大きく影を落としていると考えられます。
お金に困窮している時には、簡単に融資してくれるところに魅力を感じてしまうでしょうが、より多くの債務を抱えることになる恐れがありますので、気持ちをしっかりともって債務整理の対策を立てるようにしてください。
まず、カードローンで多重債務に陥らないためには、この金融商品の特徴を理解しなければなりません。
まず、無担保ローンであるため金利が高いこと、延滞した際の遅延損害金には約20%の金利がかかること、この2点を押さえて、利用する際には金融機関ホームページの返済シミュレーションなどを利用して、毎月の返済額がどの程度になるか確認することをおすすめします。
また、カードローンの設定金利は、ご利用上限額が高額なほど金利が低く、逆にご利用上限金額が小さいほど高金利に設定されています。
複数の会社のカードローンを少額で利用すると必要以上の金利負担が発生することも重要なポイントです。
多重債務者が借金の返済に苦しむのはこのことが大きく影響していると考えられます。
このような場合には、銀行が提供しているおまとめローンを利用してローンを一つにまとめる方法があります。
おまとめローンでは東京スター銀行のテレビCMがメジャーですが、東京スター銀行以外にも借り換え用のローンを提供している金融機関が増えています。
カードローンの基本を理解したら、次は各金融機関の提供しているカードローンの情報を入手すると良いでしょう。
消費者金融系、銀行系、信販系のカードローンがありますが、顧客獲得のために様々な工夫を凝らしたサービス提供をしています。
どの金融機関のカードローンがメリットが大きいか、比較検討の材料集めをしてみてください。
銀行との取引に応じて金利優遇をするものや、一定期間の無利息キャッシングを提供しているもの、或いはauユーザーに特化したサービスをしているカードローンなどもあります。
利用する側の状況によってメリットとなるカードローンを見つけることが上手な活用方法に繋がるでしょう。
また、日本の金融機関には、営利目的でなく労働者の福祉を目的として設立された金融機関があることをご存知でしょうか。
全国に北海道から沖縄まで13の労働金庫があり、通称「ろうきん」と呼ばれて金利面などで利用者に有利な金融商品を提供しています。
例えば、東京都にお住まいの方またはお勤めの方が利用出来るのは「中央ろうきん」です。
ホームページで最寄りの店舗を検索することが出来ますので、いちどホームページを覗いてみてはいかがでしょうか。
カードローンに関しても、金利は民間の銀行に比べて非常に有利な設定で提供されてますので、カードローンをこれから利用しようとされている方の選択肢の一つに加えてみるのも良いのではないでしょうか。
キャッシングは金融機関から「借金」をすることですので、出来ればしない方が良いものです。
しかし、やむを得ず利用する際には、賢い使い方をして利息負担を減らす努力をしてください。
返済のめどがたなないような借り入れはせず、生活に困窮している場合には、福祉の貸付制度などもあることを覚えておくと良いでしょう。