限度額を増やすには他社からの借入を申告しない方がいい?
他社からの借入というのが非常にマイナスに働くというのを最近聞きました。もしかしたら私が今の枠でしか借りられないのはこれは他社からの借入があるからなのかな?
というように感じているんです。増額申請を何度かしていますが通らないのです。
ということは限度額を増やすときに、増額申請をすると思うのですが、他社からの借り入れがあるということを隠しておいたほうがいいのでしょうか。
申告をしなければ借入があるかないかというのはわからないと思いますし、増額するときには黙っておいたほうがいいですか?
他社からの借入があることは申告しないとブラックに
他社からの借入についてはおっしゃるように、基本的に借入審査では絶対にマイナスに働くのは間違いありません。
プラスに働くということはありませんから、借入をするときには一社に集中をした方がいいと言われる所以です。
ですから他社からの借入をしていないと嘘を申告したくなるのはわかりますが、限度額を増やすどころか借りられないようになる可能性もあるのでやめましょう。
もし他社からの借入がないと嘘を言ったとしましょう。そうするとブラックになる可能性が高いです。
ブラックになれば借り入れができず、追加融資ができないのでひたすら返済をしていくだけになります。(こちらもご参考に→申込みブラックでも借入できる?)
最悪の場合は一括返済を求められることもあるでしょう。上手に嘘をついたとしても相手にばれないということはないと思ったほうがいいと思います。
どうしてバレるのか?というと別にバレるような素振りがあったからとかそういうことではありません。声色でわかったということもないのです。
基本的に信用調査というものを必ずやっていると思いますが、この信用調査によって銀行系カードローンでも消費者金融でも、他社からの借入というのはしっかりと書いてあるのです。なのでバレてしまうというわけです。
だからいくら上手に取り繕って嘘を言えたとしてもまずバレてしまうということになりますから、ばれないように申告をするということができません。
これは増額の時だけではなく、申込みの時も同じなので考えておいたほうがいいでしょう。
嘘を書いて申し込みをしようとする人も中にはいるようですが、だいたい審査で落とされます。
仮に審査に隠れて通ったとしても、その後に増額申請が通らないとか後々の調査で嘘を付いていることが発覚したとなれば、その場で全額返済をしてくれと言われる可能性もあるでしょう。
そうならないために、借入をする時や増額申請をするときなどは絶対に嘘をつかないようにすること、これが重要なのです。
他社からの借入など真実の申告と着実な返済が限度額を増やす
誰でも自分が持っている以上にお金が必要なときは一度や二度はあるでしょう。
給料前で持っているお金の範囲では食べるものも買うことができない時や急な病気やけがで入院治療が必要になり退院時に支払わなければならないのにお金がなくて支払いができないときなど切羽詰まった場合もあれば、少し豪華に海外旅行に行きたいけれど所持金が少し不足するときや欲しいものがあって買いたいが少しお金が足りない時など生活を少しリッチにするためにお金が必要なときもあるでしょう。
しかし家族や友人には「お金を貸してほしい」となかなか頼みにくいものです。そんなときには消費者金融や銀行ローンのキャッシングが強い味方になってくれます。
キャッシングは基本的に満20歳以上の成人であることと、安定した収入があることが申し込みの条件となっています。
安定した収入といえば正社員として毎月同じような金額を受け取っている人が第一の対象となりますが、パートやアルバイトの人でも借り入れができるというところもあります。
大手の消費者金融や銀行のカードローンはよくテレビコマーシャルなどで宣伝されているので子どもでも会社名をいくつか言える時代です。
消費者金融の昔と違って明るい雰囲気で誰でも気軽に利用できるようになっています。それは貸金業法という法律が改正され、利用者が守られるようになったからです。
昔の消費者金融は高い利息を付けてお金を貸し、怖いイメージの人が借金取りに来て返済ができずに追い詰められた人が夜逃げをしたり自殺をしたりするという事件も後を絶地ませんでした。
そのためサラ金や闇金といわれ、お金を借りて困った人の状態をサラ金地獄と言われるほど消費者金融はイメージが悪く、ほとんどの人に敬遠されていたものでした。
しかし貸金業法の改正により利息の上限を決められました。最高の利息でも20%を超えてはいけないのです。
もし20%を超えた利息を付けてお金を貸した場合は行政処分の対象になります。そして29,2%を超えると刑事罰の対象になるのです。
だから特に大手で有名な消費者金融では20%を超える利息をつけてはいません。
銀行のカードローンと同じくらいの利息にとどめて法律に触れないように、また借りた人にスムーズに返済してもらえるようにしているのです。
また総量規制という決まりもあって、借り入れ限度額は何週の3分の1までの額と決められています。
そのくらいの額までだと返済をするために生活苦になってしまうということもないということでしょう。
このように利息の制限や限度額の制限があることで借りる人が借りすぎることがなく、また消費者金融会社にとってみてもきちんと返済してもらえるので、どちらも守られた法律なのです。
貸金業法という法律は貸金業者である消費者金融に対する法律で、銀行は貸金業者ではないので銀行のカードローンの場合ははこの限りではありません。
銀行のカードローンの場合は利息は大手の消費者金融と同じくらいですが、限度額はその銀行独自で定められています。
最高額は500万円以上もあるところもありますが、それでも皆が同じ借入限度額という訳ではなく、借り入れを希望する人の年収に応じてその人にふさわしい額を設定してもらえます。そうすることで貸す方の借りた方も守ってもらえるのです。
さて初めての人はどのようにキャッシングを申し込めばいいのでしょうか。
消費者金融や銀行カードローンは街のあちこちでも看板を見かけます。
そこに店舗があるなら直接申し込みに行ってもいいのですが、店舗でなくてもATMを使って申し込むこともできるし、電話でも申し込むことができます。
またスマホやパソコンなどのモバイルのインターネットから24時間いつでも申し込むことができるようになっています。
初めての申し込みの際には、その人がどのような人かを確認するために申告すべきことがあります。
金融会社側は申し込んできた人がどのような人で信用できる人なのか知る由もないのです。
そのため年齢や名前、住所、連絡先などのほかに勤務先や勤続年数、年収などの収入の状況、また他社での借入れがあるかどうか、あるならいくらくらいの借入をしているかなどのことを申告するのです。
はじめの申告は機会によって仮審査され条件に合っていれば仮審査には合格です。
次に本審査に入ります。本審査では本人の申告に虚偽がないのかを調査します。そのため本人確認の書類や収入証明書類を提出する必要があります。
収入証明書に関しては金融会社によってある一定の少額の借入なら免除されるところもあります。またその提出はメールでも送ることができるので便利です。
そして次に在籍確認をするところもあります。勤務先に個人名を名乗って電話を入れ、本人の存在を明らかにするのです。
本にんが電話に出たり、不在でも電話に出て人がその旨を答えてもらえる場合も大丈夫です。そして在籍確認で本人の在籍が確認できればよいのです。
さらに他社での借入状況を確認します。金融会社では金融会社同士の情報網があるのでそれで容易に確認できるのです。他社からの借入がどれくらいあり借入額はどれくらいで返済は毎月きちんとされているかどうかを確認するのです。
これらの審査を行って金融会社側が決めた細かな条件に合う場合は契約となりカードを発行してもらうことができます。カードがあるといつでも申し込むことができるようになります。
しかしカードを発行してもらったからといって好きな額を貸してもらえるわけではありません。
消費者金融なら年収の3分の1までの額を最高の貸付額として借り入れることができます。
銀行の場合も審査の結果その人にはいくらまでなら貸してもいいかを示してもらえるのでその範囲内で借り入れることが出きます。
それでもはじめから限度額までの額を貸してもらえる訳ではなく、初めは少額から始めてしばらく返済状況を確認し、毎月きちんと返済ができていると判断したときには増やすことができるのです。
増やしたい時には申込んでみるとよいでしょう。その額が大きい場合にはもう一度審査をするようなこともあり得ますが、それだけ金融会社側も慎重に貸し付けを行うということです。
キャッシングは手軽に申し込むことができる反面、融資を受ける側、融資をする側のどちらに対しても安全なお金の貸し借りができるように審査は慎重に行われるのです。そのため審査に落ちるということも考えられるのです。
たとえば消費者金融で年収の3分の1をはるかに超えるような借入金額を申し込んだ場合、消費者金融でも銀行の審査でも、過去にキャッシングをした経験があり返済が滞ってしまった場合、他社で年収の3分の1近くまで借り入れをしている場合、借り入れている他社が4、5件にも及ぶ場合、また申し込み時に複数の金融会社に同時に申し込んだ場合も審査で落ちることがあります。
そのようなことを知っておくことで審査に落ちるかもしれないリスクを少しでも減らすか、なくすことで申し込むとスムーズに借り入れができることでしょう。
そしてインターネットでは各金融会社のホームページがあり、借入の細かい条件や特徴、独自の特典、質問事項などを見ることができます。借り入れが可能かどうかを見る借り入れ診断や返済のシュミレーションができる場合もあります。
そのようなホームページをよく見て自分の借入条件似合うところを日ごろから探しておくのもスムーズに借り入れができる秘訣にもなります。
さらにインターネットでは実際にキャッシングを利用した人からの感想や口コミを見ることもできます。それもまた参考材料になることでしょう。
キャッシングは申し込む方も慎重に選ぶことが大切です。
そして無理な返済になるような額を借りることはせず、返済に余裕を持たせて毎月きちんと返済していくことが金融会社からの信用を高め、今後の借入や増額につながっていくことでしょう。