ローン中の車で借入を受けられる業者ってどんな仕組み?
半年前に、結構高い軽自動車を購入しました。高いだけあって軽とは思えないほどの広々とした空間、そして燃費にデザインと文句はありません。
おかげで毎日の通勤も楽しいし、休日のお出かけにも最高の一台になってくれています。
でも、出来るだけローンを短期間で完済しようと思っているので、結構無茶な返済日程にしてるんですよね…
完済までは毎月カツカツな生活になってしまい、しばらくろくな外食も出来なくなりそうです。それは良いのですが、今ちょっと困った事が…。
実は怪我をしてしまって、しばらく病院に通わないといけません。脚の怪我なのですが、幸い運転はできるもののこれが痛くて…確か肉離れ?とか言ってたかな。
どちらにしても病院に通いたいのですが、医療費の事を考えてローンを組むのを忘れていまして…。
だから不本意ですがお金を借りて何とかしたいです。
でも、ローンがあるのにお金を借りられるところは…と考えていたら、ローン中の車を利用して融資を受けられるという金融業者があると聞きました。これって本当なのですか?
普通の金融業者はどこも無担保で申し込めば審査を受けるのですが、その分厳しいのだとか。
でも車を使った融資は簡単に借りられるらしいです。どんな仕組みでどんな業者なのか、どなたか教えていただけませんか?
車融資と呼ばれるもので注意が必要です
最近は「これって本当に軽自動車?」って言いたくなるような、広い車とかありますよね。
それだけ日本の車が進化した証拠で、良い時代になったって事ですね。軽自動車は税率とかも優秀ですが、最近は引き上げを検討しているのだとか…。
そして便利な車ほど高く、ローン支払も大変ですよね。そんな最中便利にお金を借りる方法があれば、つい利用してみたくなるものです。
しかし、基本的には有名な銀行や消費者金融以外はあまりおすすめできず、その車でのローンも同じです。
そのお金の借り方についてですが、車融資と呼ばれるものです。車融資の仕組みとしては、車を担保として預かって、その車の価値に応じて貸し付けるみたいな方法です。
一応、完済すれば車は戻ってくるので便利そうなローンに見えます。
しかし、この車融資には注意が必要です。何故なら多くの業者が金融業としての許可を取らずに営業している、いわばグレーな存在です。
そんな融資方法を行っているのですから、正規業者かどうかというよりも、そもそもまともな業者がいるのか怪しいです。
現に、車融資に関する苦情は途絶えません。悪質な例で言えば「完済をさせずに車とお金を奪う」というものです。
貸したお金を完済させずに金利を貪るというのは、闇金の手口にあまりにも酷似していると言えるでしょう。
お金だけでなく車まで奪われる可能性があるとすれば、愛車を持つ質問者さんからすると怖いはずです。
触らぬ神にたたり無しと言いますし、安全に銀行や消費者金融から無担保融資を受けましょう。それに、ローンを組んでいても借りられる可能性はあるのですから。
ローン中の車を所有する状態で借入ができるのか
一般的に、借金をするときには審査を受けて、申し込みをした人に融資を行っても、きちんと返済するだけの能力を持っているかどうかということを調べられます。
これは、キャッシングやカードローンのような無担保の小口融資から住宅ローンまで、いずれであっても必要不可欠となっています。
このときに審査される内容は、利用者の職業や年収、勤続年数といった分かりやすい収入の状態だけでなく、家族構成や持ち家の有無など、生活において返済をする余裕があるかどうかについても調べられます。
また、収入が多く、生活に余裕がある人の場合でも、他社からの借入が非常に多かったり、過去に滞納や債務整理をしているなど、性格的に返済を続けてもらうのが困難ではないかと考えられる相手に対しては、融資を行わないケースもたくさんありますので要注意です。
こういった審査は、銀行系の融資や住宅ローン、教育ローンといった高額の融資の場合に特に厳しくなります。
一方で、キャッシングやカードローンの場合には、気軽に申し込み手続きができることから、複数の業者で借入をしている人も少なくありませんし、比較的融資を受けやすくなっています。
銀行系を除くキャッシングを行っている業者に関しては、利用者の年収の3分の一までしか融資をしてはならないという総量規制の縛りがありますが、これをクリアしているときには、特に過去に金融事故を起こしていない人ならば、複数の業者から借り入れをすることも可能です。
ただし、ここで気をつけたいのが、総量規制の制限は、総借入額に応じて判断するということです。
例えば、利用者の年収が300万円の場合、申込者が融資を受けることのできる上限は100万円になります。
一社から既に100万円を借りている場合には、当然他社からの借入はできませんが、一社から50万円の借入がある場合、他社から借入ができる上限は残りの50万円となります。
そのため、安易に借入れ先を増やすことは利用限度額のアップにはつながりませんし、逆に毎月の返済金額が高額になってしまいやすいため、注意が必要です。
キャッシングやカードローンといった借入は、借入額が大きくなるほど金利が低くなりますので、できれば一社からまとまった金額を借りたほうが利息が安くなり、トータルの支払額が少なくてすみます。
複数の業者からの借入は可能ですが、あちこちから借入をしていると、利用者が金銭的にトラブルを抱えていると判断されかねません。
実際、短期間で多数の業者に申し込みをしている人は、融資を受ける受けないに関わらず、申し込みブラックとして半年程度借入ができなくなることもあります。気をつけましょう。
一社からの借入では十分な金額にならないと考えている人も、一年程度の長期的な利用をしており、返済を送れずにしている優良な利用者であれば、増枠の申し込みをすることで利用限度額をアップしてもらえることがあります。
元々、キャッシングやカードローンの返済方式は、残高スライドリボルビング払いといって、利用限度額をあらかじめ決めておき、その範囲内で自由に追加借入や繰り上げ返済ができるというシステムになっています。
この利用限度額は業者が独自に決定していますが、本人の視力や取引の誠実さなどに応じて判断しますので、過去にきちんと返済している人で、総量規制の制限に余裕がある場合には、比較的スムーズに増枠をしてもらえることが多いです。
なお、総量規制の上限まで借入をしてしまったという人の場合には、この制限の対象外となっている融資を利用するという方法があります。
不動産などの財産を持っている人は、不動産担保ローンを利用することで、自由に使えるまとまった現金を手に入れることができます。
また、銀行系のカードローンは総量規制の対象外となっていますので、審査に通れば借り入れをすることができますが、それでなくても銀行系の融資は審査が厳しくなっている上、近年では民間の金融業者と足並みを揃えており、利用者の年収によって銀行がそれぞれ独自に有志の上限額を決めていますので、借入は困難といわざるを得ません。
このほかに総量規制の対象外となっているのは、住宅ローン、おまとめローン、教育ローン、マイカーローンなどの目的別ローンです。(こちらもご参考に→借入サービスを利用する目的とは)
これらはまとまった金額の融資になるのが一般的ですので、利用者の年収に関係なく、借り入れをすることができるようになっています。
キャッシングやカードローンを利用している人でも、審査に通ればこれらの融資を受けることは可能ですが、借入残高が高額な人の場合、これに加えて新たな融資の返済ができるかどうかが審査のネックになってきます。
どうしても目的別ローンを利用したいというときには、できるだけキャッシングやカードローンの借入残高を少なくした状態で申し込むようにするのがおすすめです。
逆に、既に目的別ローンを利用している人がキャッシングやカードローンを利用する場合にも、返済中の目的別ローンの借入残高は総量規制の対象外になっていますので、審査に通れば融資を受けることができます。
目的別ローンというのは生活において必要不可欠な借入であることが多いため、このような切り離して判断されています。
したがって、奨学金を返済中の人、ローン中の車を所有している人、住宅ローンを返し続けている人なども、審査に通れば融資を受けることは十分可能です。
とはいえ、すでに借り入れがある人の場合には、当初の利用限度額は低めに設定されていることが多いです。
これは上記のように、信用を積み重ねて増枠をしていくことで借入額を増やすことができます。
このように、一般的には難しいと思われがちな、ローン中の車などを持っている人のキャッシングの借入は、審査に通れば可能です。
キャッシングは申込んだその日に現金を受け取ることができる即日融資に対応している業者もたくさんありますし、審査には比較的通りやすくなっており、アルバイトやパートといった短期雇用の人でも、比較的借入ができるようになっています。
また、使い道は自由度が高くなっており、事業資金として使うことは大体のキャッシングでできないようになっていますが、その他の生活の用途に関する使い方であれば、旅行や買物、食事などに使うこともできて大変便利です。
また、申込み手続きも簡単で、ほとんどの業者がインターネットでの申込み手続きに対応していますので、忙しい人でも24時間365日亜記事間を利用していつでも借り入れ申し込みをすることができます。
さらに、保証人をつけたり、不動産などの担保を提供する必要もありませんので、一人暮らしをしていて保証人のあてがない人、資産を持っていない人でも借り入れをすることが可能です。
キャッシングやカードローンの返済は、借入残高に応じて金額が増えていく方になってます。
そのため、借入当初の少ない金額で融資を受けているときには、他のローンがある人でも比較的毎月の返済を続けやすくなっています。
一方で、安易に借入を繰り返していると、かなりの高額になってしまう可能性も秘めていますので、現在の返済金額や自分の収入、毎月の生活費などを考慮して、どれくらいの金額までなら返すことができるのかという事を確認しながら借入をするようにしましょう。
また、キャッシングは返済も自由にいつでもできるようになっていますので、生活に余裕があったときには繰り上げ返済をするように心がけておくと、利息の負担をかなり減らすことができます。
特に、借入から間もない段階での繰り上げ返済は、後々まで利息を大幅に減らすことができますのでおすすめです。
便利なシステムですが、自己管理をきちんとして、おおよその返済計画を立てて利用しましょう。
業者のサイトでは、現在の借入残高や取引履歴などがチェックできますので、時折確認しましょう。
【参考ページはこちら】
車のローンとプロミスの借入、両方やるには?