携帯電話代を払わないとローンの借入でブラックリストに?
ローンの返済をしないとブラックになるというのはわかります。私もローン支払いを選んだものについては必死になって支払いをしています。
それ以外も借入を使っているんですが、ここでも借入はちゃんと返済するということを守っています。
でもそれ以外でもブラックリストに乗ってしまうというのを聞いたんですが、携帯電話代についても支払いができない場合にはブラックリストになる、というように聞きました。
これって本当ですか?携帯電話代もローンと同じように気をつけておくべきですか?
携帯電話代も支払いが遅延し過ぎると危ない
危険性という点ではローンと同じ、というように考えられているのがこの携帯電話代についてです。携帯電話代を支払わないというのはそれだけではローンの支払いとは違います。
あくまで携帯電話の使用による料金を支払うかどうかですから、支払わない場合には数ヶ月でサービスをストップさせられてしまうでしょう。
ですので支払いはしっかりと行っておいたほうがいいのは間違いありませんが、数ヶ月でサービスがストップされて、そこからはブラックリスト入りになるのかというとそうではありません。
ブラックリスト入りになるのは端末代金の支払をしていない場合だと考えられています。端末代金と電話料金ではまたちょっと考え方が違うようです。
一つの例としてあげられるのが、端末料金を24ヶ月払いに分割していた人がいます。
今や日本では普通のことですが、24ヶ月払いにしていたらなんとカードローン業者からは借金があると言われたのです。
見に覚えがなかったその人が詳しく聞いてみると、携帯電話の分割料金だというのです。
つまり携帯電話本体の端末料金の分割支払いというのは、一見携帯電話代金と一緒に納めるので携帯電話料金だと考える人も多いかと思いますが、分割ローンで購入しているのと同じだということです。
ですから分割ローンの支払を遅延・延滞するということになれば、それはブラックリスト入りすることになるでしょう。信用調査も悪い結果になってしまうというわけです。
ですので携帯電話代そのものはブラックリスト入りするようなものではないんですが、その一部になっている場合が多い端末料金の分割ローンについては他の借入ができなくなる可能性がある、ということです。
この点だけは注意しておかないと消費者金融や銀行系カードローンで指摘されるでしょう。
こんな話までしっかりとキャリアの店舗でしてもらえたらいいんですが、ほとんどされていないようです。自分で学ぶしか無いということでしょうね。
【参考ページはこちら】
ブラックでも無担保借入できる?
携帯電話代の滞納でブラックリストに載ってローンで借入できない
携帯電話の料金を滞納したことが原因で、ローンの審査に通らないことがあります。
ブラックリスに載ったからだといわれることもありますが、そもそもブラックリストとはどういったものなのかをきちんと把握しておく必要はあるでしょう。
(⇒ブラックでも借入可能な街金はどこ?)
このようなリストがどこかにあるのでしょうか。このような情報を記録しているのは信用情報機関で、これは信用情報を管理する会社です。
信用情報とは、借入に関する情報だと考えればわかりやすいです。過去の借金の履歴やなどが記録されているのです。
ですから、たとえばある消費者金融に申し込みをしたという情報が履歴として記録されているわけですから、何社からも借入をしようと思ったときに審査に落ちてしまうことがあります。
いろいろな情報が共有されますから、それが影響して借りられないことがあります。
たとえば、多重申し込みになると審査に通らなくなります。多重申し込みとは、短期間にいくつもの金融機関に申し込みをした人のことを指します。
(⇒3社以内なら複数で借りても大丈夫?)
短期間に何社も申し込みをするということは、よほどお金に困っているのだろうと判断できます。
このような人がきちんと返済できるかどうかは疑わしいですから、審査に落ちると考えるのが妥当です。
申し込みの情報も信用情報機関に登録され、それは多くの金融機関が参照できるようになっています。
ほかの情報でも同じ事で、多くの金融機関が参照できるようになっているのです。これらの情報は審査に大きく影響するという点に注意しておかなければなりません。
信用情報機関は、金融機関とは別の会社です。ですから、金融機関の顧客データベースとは異なるものだと考えておくべきでしょう。
ですから、信用情報機関に履歴が登録されていない場合でも、特定の金融機関の顧客データベースには情報が登録されているケースもあります。
この場合、信用情報が問題となるのではなくて、顧客データベースの情報が問題となって審査に影響を与えることもあります。
影響というのは、もちろんですが悪いものばかりではありません。
たとえば、中高年の人が新たに借りようと思ったときに、過去に一度も借金をしたことがないのであれば、それが原因で審査に落ちやすくなることもあります。
過去の借入をした履歴があったほうが、審査には通りやすくなるのですから、これらの履歴が良い影響を与えると考えることができます。
日本に信用情報機関はいくつかありますが、相互に情報をやりとしています。
かつてはそれぞれで別の情報を持っていたのですが、情報の共有が認められるようになってからは、同じような情報を共有していることが多いのです。
ですから、ひとつの信用情報機関に履歴が登録されると、別の信用情報機関にも履歴が登録されると考えておいたほうが良いです。
このようにして信用情報は登録されて、信用情報機関で情報が管理されています。そして、多くの金融機関がその情報を参照できるようになっています。
信用情報機関を利用するのは金融機関だけではなくて、クレジットカード会社などもあります。
分割払いも実質的にはお金を借りているのと同じようなもので、やはり信用情報機関の情報を利用することもあるのです。
もしもある銀行からお金を借りて、そして返済をしなかった場合、その情報は信用情報機関に登録されます。
このような状況になると、日本のあらゆる金融機関はその情報を参照できるという点に注意しなければなりません。
ですから、別の銀行で借入をしようと思って申し込んだとしても、その銀行は信用情報機関で履歴を調べ、そして返済しなかったという履歴が見つかれば、審査の段階で落とすのが普通です。
ですから、どこからも借りることができなくなるわけで、これをブラックリストに載ったと表現することがあるわけです。
このような仕組みがあるわけですから、携帯電話代の滞納が影響することもすぐにわかるでしょう。
ただたんに携帯電話の料金を支払わなかっただけであれば、それは電話会社のデータベースに残るだけです。問題となるのは分割払いを利用しているケースです。
かつては電話の機種台はそれほど高くはありませんでしたから、最初に一括で購入するという形がとられていました。
しかし、スマホが登場したことによって機種台はかなり高くなったといわざるを得ないでしょう。
数万円位することも珍しくはありません。これらを一括で支払うことのできない人が多くいるために、分割払いのサービスを電話会社が提供し始めたのです。
たとえば、2年間で分割払いを刷るといった形がとられることがあります。この場合、電話会社とは別に信販会社が間に入っています。
つまり、機種代は信販会社が先に電話会社に支払い、そして電話を買った人はその後に信販会社に支払っていくという形になるのです。
実際には携帯電話代として電話会社に支払っていますから、表面的には電話代だけを支払っているように思えますが、仕組みとしては信販会社が間に入っています。
電話機を分割払いで購入し、そして滞納をした場合には、その情報は信用情報機関に履歴として残ります。
そして、その状態でローンの申し込みをすれば、申し込みをした先の金融機関が信用情報機関に情報提供を求めた時点で知られてしまい、審査に落とされることがあるのです。
滞納をしたとしても、信用情報機関に登録されるのかどうかはそれぞれのケースで異なっています。
少しくらいなら登録されないこともあります。一般的には90日がその境界だと言われています。
つまり、90日以上滞納を続ければ情報が登録されるということです。携帯電話代を支払わなければならないにもかかわらず、ついうっかり忘れてしまうことは誰にでもあることではないでしょうか。少し忘れてしまったくらいなら、すぐに支払いに行けばよいのです。
すぐに支払いに行けば、信用情報機関に登録される可能性は低いですから、あまり心配はしなくても良いです。
長期間にわたって滞納を続けると、その後はローンを組めなくなると考えておかなければなりません。
信用情報機関を利用している金融機関はたくさんあります。
銀行や消費者金融、クレジットカード会社などが主なもので、履歴が登録されているとこれらの会社のサービスを利用することは難しくなります。
たとえば、住宅ローンを組もうと思ったときに、過去に携帯電話代の滞納があったことが原因で組めないこともあります。
消費者金融は審査が甘いといわれることがありますが、やはりこのような履歴のある人には貸し付けないのが普通だという点にも注意しておかなければなりません。
一度このようになってしまうと、ずっと借りることができないと考えるのは、それも間違いです。
というのも、履歴は永久に保存されるわけではないからです。情報によって履歴の保存される期間は異なります。
最もないがものでも10年となっていますから、10年たてば情報は消去され、その後は普通の人と同じように借りることはできると考えられます。
ただ、期間が長いということは否定できないでしょう。それを考えれば、携帯電話の料金の滞納は、できるだけするべきではありません。
これは当たり間のことで、分割払いというのは、一時的に信販会社が支払ってくれていのですから、言ってみれば立て替えてもらっているのと同じです。
ですから、それを支払わなければ、もちろんですが滞納したのと同じような扱いになるわけです。
過去に借金を踏み倒したことがあったのなら、それが原因でお金を借りることができないと気づくことは多いでしょう。
しかし、携帯電話代を支払わなかったことが原因であるというのは、なかなか自分でもわかりにくいことです。
もしも心配であれば信用情報機関に問い合わせをしてみれば、自分の信用情報がどのようなものなのかを知ることができるでしょう。実費で確認できますから、確認したい人は開示請求をしてみるのも良い方法です。