銀行での個人の借入はカードローンなら普通に使えるの?

初めまして、質問失礼いたします。私は中小企業に勤める普通のサラリーマンというやつです。

仕事は一応人事をしており、それゆえに社内の付き合いというのもたくさんありまして、やっぱり付き合いとなると飲み会とかもしばしばあって面倒です。

お酒自体は嫌いじゃないのですが、人と気を使って飲むというのがどうしても馴染みませんで…。

それに何より、飲み会では結構お金が消えていくというのが一番の悩みです。

独身なので自分でお金の管理は出来るものの、やっぱり将来的には結婚するかもしれないし、そうでなくても貯金とかはしっかりとしておきたいんです。

だけども、飲み会がある度にコンビにATMに向かい、貯金を切り崩すのは正直もう嫌です。

だからお金を借りる事でうまく分割して出費をしのいでいこうと考えています。

出来れば金利が低い銀行を使いたいのですが、銀行の融資っていうと企業相手のイメージがあり、一般の人は使えないような印象が強いです。

でもカードローンを銀行は扱っているので、そちらなら普通にサラリーマンでも使えるのでしょうか?

消費者金融で借りると気軽に使えそうも無い気がしますので、銀行カードローンが普通に使えるかどうかを是非教えてください。

銀行カードローンは個人でももちろん使えます

人事というのは人との関わりが欠かせませんから、確かに飲み会と言えど軽視は出来ないですよね。

最近の若い方は飲み会よりも自由な時間を好む傾向がありますので、本格的に世代交代すればそういう付き合いも変わっていくと思いますが…

飲み会は飲み会で良い事もあるでしょうし、今をどう凌ぐかというのが大事ですよね。

一応最初に言っておきたい事としては、消費者金融であっても質問者さんが考えるほど金利は高くない…という事ですね。

おそらく消費者金融=高利貸しくらいに考えてしまっているのだと思いますが、それは昔の話です。

今テレビで宣伝しているような消費者金融は法定金利以上は絶対に取りませんし、好条件で借りられるなら銀行とほぼ同等で融資を受ける事も可能です。

とは言え、銀行の方が低金利で借りやすいのは事実ですので、銀行が使えるかどうかをお答えします。

銀行カードローンは、基本的に個人でも問題なく使えます。
(⇒銀行カードローンのおすすめ情報

そもそもカードローンの用途自体が『予想していなかった急な出費』向けであり、小口融資として数万程度をちょこちょこ借りるのに向いています。

それは企業の使い方よりも個人の使い方としてのニーズであり、それなのに個人は使えない…というのも矛盾していますよね?

確かに銀行の融資は企業向けも多く、大口の融資となると企業じゃない限りは応対してもらえないかもしれません。

でも個人向けのカードローンで特に申し込み条件に大きな制限が組み込まれていないなら、安心して申し込んで使っていってくださいね。

【参考ページはこちら】
一般向けの銀行カードローン借入方法

銀行での個人の借入はたくさんの種類がある

日本の社会、いや世界全体の経済において、融資というものはかならず必要な制度です。新しい事業や設備投資を行うには多額のお金がかかります。

その費用をねん出するために利益をため込んで何年も貯蓄していては、いつまでたっても新しい事業の展開はできません。

社会全体の成長スピードが大変遅くなってしまうのです。ですから、金融機関が行う融資はその経済を循環させるためには必要な存在です。

金融機関が融資を行うからこそ、企業は積極的に設備投資を行うことができますし、新しい戦略を打ち出していくことができるのです。

そして、それは企業間の話だけではありません。

対個人にかんしてもこの融資というものの存在は大変重要なものでして、日常生活に支障が出ないようにさまざまな高額商品を購入するためにはこの融資の存在は不可欠です。

特に、住宅購入の場合などはその住宅を現金で購入することができるまで貯蓄をしていくのは非常に大変で、資金がたまるころにはおそらく広い自宅を持つ必要がない年齢に達してしまっていることでしょう。

ですから、先に購入してその後長期間にわたっての返済義務を負うことにより、便利な生活を手に入れることができるのです。

また、一口に融資と言ってもさまざまな種類が存在していることもまた事実です。

銀行のローン商品だけをとってみても、住宅ローンに始まりマイカーローン、学資ローン、ブライダルローン、カードローン、フリーローンなど、さまざまな種類を展開しています。
(⇒フリーローンの限度額はどうして高めなの?

また、銀行だけではありません。消費者金融なども立派な融資を行う金融機関です。

それらの融資をうまく利用して、私たちは時には高い買い物をしたり、時には予想しえなかった大きな出費に対応することができたりするわけなのです。

では、その銀行での個人の借入の種類を順を追って確認していきましょう。

まずは住宅ローンです、この融資はもちろん住宅を購入する際に利用するローンです。

数千万単位の融資を個人で受けることができる制度は世の中にそういくつもありませんが、これはその貴重な制度の一つであるといえるでしょう。

借入金額は住宅本体価格だけでなく、諸費用も含めた金額から算出することができますが、頭金を入れて少しでも負担を軽くすることによって審査上はより強力な要素となり、金利優遇幅が変わってくるなどのメリットを得ることができるようになることがあります。

また、返済期間は最長で35年間、毎月返済ですので総返済回数は420回まで設定することができ、個人で組めるローンの中ではかなり長い期間を設定できるローンになります。

もし二世帯住宅などを建てる場合には、親子ローンなどの最長50年間まで設定できるローンも展開していますが、あまり一般的とは言えません。

また、建物自体もそのローンの返済中に相当古くなりますので、あまり銀行としてもおすすめの商品とは言えないようです。

金利設定は個人で組めるローンの中では最低水準でして、金利の優遇幅やどの金利を選択するかにもよりますが、変動金利の場合は1パーセントをきるような場合も見られます。

また、フラット35のような全期間固定金利の場合も、近年の長期金利が低下していることからかなり低金利となっており、比較的住宅ローンが組みやすい時代になっているといえるかもしれません。

繰り上げ返済の仕組みは銀行によって大きく異なります。

手数料がかかる場合やかからない場合、最低金額が決められている場合やそうでない場合など、そのあたりは各銀行によって大きく異なる部分ですので、自分の返済スタイルに合わせた銀行を選ぶことも重要かもしれません。

繰り上げ返済を行えば行うほど、その後の返済が早く終わったり月の返済額が減ったりするので、積極的に貯金ができたら行っていきたいところでしょう。

繰り上げ返済には今申し上げたような2つの方法があります。

一つは繰り上げ返済した分を期間を短くするために充てる方法、そして全体の残高を再計算して月々の返済負担を減らしていく方法の2つになります。

いずれにせよ、総返済額に与える影響などもありますのでデメリットはありません。

早く返せば返すほど金利は小さくなりますし、月の返済負担が減ればそれだけ使えるお金も増えていきます。

もっとも、100万円程度の繰り上げ返済であれば総額に対する割合は大きくありませんので、あまり月々の負担に大きく影響することはないかもしれません。

次に、マイカーローンです。このローンは車の購入資金に使用するために申し込みを行うものですので、金額は大きくても数百万円程度に収まるでしょう。

また、金利に関しては住宅ローンと比べると少し高くなります。この住宅ローンやマイカーローンに限らず、融資金の金利は金額が大きいものになればなるほど、金利は小さくなっていくのが普通です。

これは、銀行は大きな金額を貸し出せば金利が低くても十分利益を得ることができますが、元が小さいと金利を高く設定しないと利益を得ることができないためであり、もっと少額のローンになればなるほど金利は高く設定されるようになります。

もっとも、利息制限法によって上限金利はさだめられていますので、それを超える金利は設定することはできません。

マイカーローンは車の購入資金以外の用途には使用できませんので、車の見積書などを提出して融資を受けることになります。

融資された資金はすぐにディーラーの口座に振り込まれてしまいますので、あまり融資を受けたという実感はわかないかもしれません。しかし、返済は毎月設定されて金額を必ず行いましょう。

返済期間は住宅ローンのように何十年もかかるわけではなく、2年から5年といった期間が多く設定されるようです。

学資ローンは大学などの学費や入学金を支払うためのローンです。この場合は、最長で大学に入学してから卒業するまでの4年間、留年しても期間を延ばすことはできません。

金額も4年間分ですので合計で400万円前後になることが一般的で、あまり多くの金額を借りるというケースはないでしょう。

この学資ローンが使われるケースというのはあまりなく、たいていは奨学金を借りて本人が将来返済するという形をとることが多いようです。

学資ローンの場合は両親が、奨学金の場合は本人が将来返済することになりますので、そこの差が一番大きな違いといえるかもしれません。

カードローンは少額の借入で、使途は決められていません。また、このローンの特徴として、極度額を設定する方式があります。

極度とは、限度額内であれば何度でも借り入れと返済ができるものであり、たとえば50万円の極度が設定されていたとしたら、50万円借りて30万円返済すれば、また20万円を審査なしで借り入れることができます。

この点は、ほかの融資のように一度に大金をもらい、あとは返済するだけという方法とは異なるものでして、生活費などの足しとして使うのであれば非常に便利な仕組みになっています。

また、返済もカードですのでATMがあればでき、非常に小回りの利くローンということが言えるでしょう。

返済金額は、極度額に応じて自動的に設定されることが多いようですが、もちろんさきほどのATMでの返済もいつでも行うことができます。

銀行での個人の借入は大まかにいうとこのような種類があります。

個人の借入は法人の借入と比べて金額は少ないものばかりですが、それでも貸し倒れのリスクは大きい融資になります。

会社の取引と違って、個人のローンは返済できるできないはすべて皆さんご自身にかかっています。

ですから、もし返済が苦しくなってしまっても自己責任で何とかするしかないのです。個人の管理能力が問われているといってよいでしょう。

融資を受けたのであれば、返済義務は必ず発生します。万が一返済が苦しくて難しくなった場合には、すぐに金融機関に相談してください。

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