借入審査に通りやすい友人がいるけど違いがわからない
自分自身と比較してなんですが、友人にすごく借入審査に通りやすい男がいます。なぜここまで違うんだろう?
というように不思議に思うくらいなんですけれども、自分自身と比べて借入審査に通りやすい理由というのがきっとあるんだと思うのです。
今のところ彼に聞いてもそのことには全く自覚が内容で、ふつうのことだと思っているようです。
なので明らかに通りやすいんだよということを教えてあげたりしているんですけれども、よくわかっていないようでした。
しかし、どうして彼のように何故か通りやすい人というのはいるのでしょうか?
借入審査に通りやすいのはその人の信用力にある
目には見えないものが働いているとしか思えないでしょうが、まさにその見えない力が働いていると思ったほうがいいでしょう。
そのかれはじかくがないということですが、基本的には自覚がないのは当然かもしれません。
自分自身での借入審査の通りやすい自覚を持っている人はお金持ちくらいのものでしょう。そうではない普通の人が通りやすいのは信用力の問題だと思います。
例えば信用力というのはいろいろな指標がありますが一番は収入でしょう。収入がたくさんあるというのはすごい通りやすくなります。
サラリーマンでも大企業の人はたくさん収入を稼いでいますし、中小の業者の場合は収入が少ないというのが当たり前のようになっています。
ですから中小企業で働くよりも大手で働いている人は信用力があり通りやすいです。
ちなみに最近では副業のようなことをする人も増えていて、それが収入を生んでいる場合にもかなり通りやすい人が増えます。
最近だったら株式の取引やFXといったものが多く、中にはサラリーマン大家さんをやっているようなところもあります。
こういう人の場合は収入が別にもうひとつあり、かつ資産を持っているということで評価が高くなるのです。
他にもその人が過去にどういうローンを組んで、どういう支払いをしてきたかということも参考にされることがあります。
ローンを組んで支払いを一回も遅れないで行ってきた、もしくは繰り上げをしてきたというような場合には評価がぐんと高くなります。
逆に遅れたことが何度もあるような場合には評価が低くなって、信用力が落ちてしまうのです。
目に見えない部分で、これらは信用情報という情報機関に置かれている情報です。
ですので、借金というのはこういった専用の情報が使われており、同じようにみえる人でも実は全く違う評価がなされているということが往々にしてあるのです。
【参考ページはこちら】
銀行の審査基準の内容は分かる?
借入審査が通りやすい人とはどのような人か
キャッシングやカードローンは申込をすれば誰でも借り入れができるわけではないのです。
お金を借りる前に審査がありますので、通過しなければ融資を受けることはできないです。
融資の申込みをしても何回も断られてしまう人もいれば、簡単にとおってしまう人もいます。
どうして通りにくい人と通りやすい人がいるのかというと、その違いは属性にあります。
属性がよければ融資をしてくれますし、属性が低ければ融資を断られたり低い限度額での融資となるのです。
まず、属性とは申込み者の年齢、家族構成、住居、職業、年収、他社借り入れなどのことです。
これらをひっくるめて属性と言います。この属性にもとづいて与信判断が行われるのです。
この属性に基づく与信判断をスコアリングといって、カードローン会社は属性をコンピューターに入力するだけで申込み者の最適な限度額を算出するシステムです。属性がよければ限度額も高く算出されます。
では、属性が良い人とは具体的にどのような人のこを指すかというと、いくつか項目があります。
自動与信のスコアリングシステムでは、以下の内容が判断材料として使われます。
住居、居住年数、独身か既婚、会社の規模、転職回数と勤続年数、年収、保険種別、職業などです。
まず住居についてですが、一番属性が高いのがマンションや一戸建てを保有していて自分名義で住んでいることです。
次に社宅や社員寮です。社宅や社員寮であれば家賃の半分以上から7割は会社が負担してくれますので住居費があまりかからずに生活していけるからです。
そして賃貸のアパートやマンション住まいです。属性がまあまあ良いとされるのはここまでです。
公営の賃貸住宅に住んでいるとなると、所得が制限されていて一定の年収以下の人しか住むことができません、さらに間借りや住込みで住んでいるとなるとそこに短期間しかすまない可能性がありますので、長期的な融資がしずらい点があります。
居住年数です。居住年数は何年住まれているかになります。
居住年数が長ければ長いほどよいとされています。生まれた時から実家住まいであれば居住年数イコール年齢となります。
子どものころは実家に住んでいたが進学や就職を期に実家を出て、数年後また実家に戻ってきて住んでいるという場合ですが、実家にもどった年を1年目とカウントします。次に結婚の有無です。独身よりも既婚の方が信用度は高いです。
また、独身であっても離婚されているという場合やと死別という場合では離婚してしまったほうが信用度は低くなります。
家族構成ですが、家族と別居しているよりも家族と同居です。次に仕事に関してのことです。雇用形態も重要になってきます。一番属性が高いのが公務員になります。
ついで大企業の正社員です。正社員と木て自営業、派遣社員、期間契約社員、アルバイトやパート、無職の順になります。
公務員や正社員など安定した収入でつとめている人に対しては貸す側としても喜んでお金を貸します。
それとは逆に、期間の定めるのある契約社員やアルバイトやパートなどであると、長期的にその企業で働き続けるとは考えづらいです。
そのため、大きい金額を融資することができず長期的な融資をするのにはリスクがあります。
期間契約が終了すれば、また次の仕事を探さなければならなくなるためすぐに紹介してもらえたり仕事が見つかるのならばいいのですが、次の仕事を休職中で空白期間が空くと、今仕事がないから返済を少し待ってほしいなど毎回毎回仕事を辞めるたびに言われていたのでは、大きい金額を融資することはできず、単発の融資のみつまり低い限度額での融資しか検討ができないのです。
雇用形態はよくても職業によっても属性のいいわるいがあります。
水商売関連やタクシーの運転手、居酒屋勤務や完全歩合制の営業など短期間でやめやすい職業に関しては属性が低いです。そして保険種別です。社会保険、共済保険、組合保険が属性が良いです。
国民保険はその下になります。保険未加入だと申込み事態をすることはできないのです。勤続年数ももちろん大事です。
勤続期間が長ければ長いほど属性が高いです。勤続期間1年未満といった入社して間もない場合は、一番仕事を辞めやすい時期でもありますので正社員として入社しても属性が低いです。転職回数ですがこれももちろん少ないほうがよいです。
同じ会社で長い間勤めていることになります。年収についてですが、もちろん年収は高いことにこしたことはないのですが、その職業にもよります。
歩合が主な職業だと、ある年は非常に高くても次の年成績が悪ければ年収がぐっと下がることもありますので、一概に年収が高ければよいというものでもないのです。
年収が高くても他の属性が良くなければ限度額もおさられるのです。金融機関によってですが、最終学歴を属性の質問項目するといった会社もあります。
これらの属性をもとにコンピューターが借入申込み者に最適な限度額を判断するのですが、スコアリングシステムには2つのタイプがあります。
属性ポイント制と属性モデル制です。属性モデル制とは、公務員や正社員であったら5ポイント、アルバイトなら3ポイント、既婚者なら3ポイント独身なら1ポイント、など合計ポイントによって融資する限度額を決めていくものです。
これは、中小の消費者金融でこのシステムを採用しているケースが多いです。
属性モデル制ですが、同じ属性モデル人は過去の膨大な顧客データから同じ返済傾向になりやすいとされています。
例えば会社員で不動産業、マンション持ち家であれば過去の利用顧客データから同じ属性の人を検出しそれらの人の返済傾向はどうであったかが統計上でますので、その属性モデルタイプがよく返済遅延する傾向があるのであれば融資限度額は抑えられたりまったく借り入れができないというケースもあるのです。
属性モデル制は、大手の消費者金融がおもに採用しています。それだけ膨大な顧客データが必要であるからです。
属性モデル制はいくら借入申込み者が年収が高くて、借入をしていたことが他社ではあるが返済は一度も遅れたことないから大丈夫であろうと思っていても属性モデルが悪ければ融資を断られてしまうことがあるのです。
では、属性が悪くて10万円しか融資してもらえなかった人はずっと限度額がこのままなのかというと最初がそうなだけです。契約開始時の限度額は低くても属性をよくしていくことはできます。
信用がないため限度額が低いのですがから返済実績を積み重ねていくことでスコアは成長していきます。
支払期日には遅れないことはもちろんのこと、返済金額も利息だけ入金すれば支払日は次回に飛びますが、それでは契約通りの返済とは言えませんので、契約で決められた元金と利息を合わせた金額、請求金額通りにきちんと入金をし続けることで信用度が増していきますので、いずれ限度額が増額できるようになります。
ただし、利用者にとってはいつから限度額が増額できるかわ不明ですので、限度額が増額できるようになると消費者金融会社のほうから営業の電話をかけてくれます。そうなると限度額を増額できることがほぼ可能です。
そして、いくら属性が高くても融資をしてもらないことがあります。それは、総量規制になります。総量規制では最大で融資できる金額が年収の3分の1までと定められています。
つまり、年収が600万円の人であれば最大で借り入れできる金額が200万円までとなります。年収は手取りではなく総所得の金額になります。
そのため、すでに他社で借入金額が多かったり借り入れ先が多い場合ですがこれ以上融資をしてもらうことはできませんので、借りすぎには注意しなければならないのです。
どうしても借り入れをしたい場合ですが総量規制対象外の銀行系カードローンに申込みをするか、おまとめや借り換えローンを検討することです。