消費者金融からの借入は審査甘いって言われているのは何で?

今、借り入れの審査が甘いところを探しています。

私は飲食店の正社員なので多分なら欲張らない限りどこでも通るのでは?と思っているのですが、収入自体はそんなに多くないし、出来れば一回で確実に借りたいので、審査落ちという事態を割ける為に甘いところを探しているのです。自分なりに情報を集めていたら、一つの結論が見つかりました。

消費者金融の借り入れ審査というのは、甘いらしいですね。

銀行ももちろん候補先として考えていましたが、銀行は消費者金融に比べるとどんなところでも審査が厳しい…というのは有名な話です。

私が見る限り信用金庫系が特に審査が特殊らしく、実際近くに信金が無い私は選択肢に入れる事はできません。

なら消費者金融を使えば良いか…と思ったのですが、先に一つだけ聞かせてください。

消費者金融からの借り入れ審査が甘いと言われているのは、何ででしょうか?

そうした情報が多いならそのまま信じれば良いのかもしれませんが、本来審査基準というのは公表されていないのにそうした話が広がっている理由が知りたいです。

ここまで多い情報なら嘘とも思えませんが、念のために教えてください。

銀行との差別化というのが大きな理由かと思われます

借り入れ審査が甘いところの利点としては、質問者さんも分かっているように『確実に審査に合格して再申し込みの手間と時間を無駄にしない』事も挙げられます。

例えば即日融資みたいにスピード重視の借り入れを希望している場合、ただ単にその日に借りられるかもしれないというだけでは、審査落ちをしてしまって元も子もない状態になります。

即日融資に対応していて尚且つ基準が緩ければ、無駄な申し込みをせずに済んで確実にその日に貸してもらえるというわけなのです。

そうした理由から消費者金融を選ぶ人も実際多いのですが、何故甘いのかまで深く考える人は少ないかもしれませんね。

もちろんきちんとした理由や実際に申し込んだ人が居るからこそ出たデータもあってこそなので、今回は分かりやすい理由にだけまとめてご紹介いたします。これで納得していただき、素早くお金が借りられる事を祈っております。

まず、消費者金融というのは銀行で借りられなかった人たちもターゲットとしている事が重要なポイントです。

銀行の融資は低金利が魅力ですが、その分審査が厳しく選ばれた人しか使えないという印象があります。

しかし、消費者金融はそんな銀行では借りられない人にも貸し付ける事で、銀行とは違った層の顧客をゲットしているわけですね。言ってしまえば、スキマ産業と言えるのが消費者金融でもあるわけです。

そして金利が高いというのがここでもポイントになります。高いと言ってもきちんと法定金利を守った数値ですが、銀行よりは平均して高いのが事実です。

これは何故かというと、低金利で確実に返してくれる人にだけ貸す銀行と異なり、多少高めの金利を設定する事で返済能力に多少の不安のある人にも貸す消費者金融という構図があるからなのです。

つまり消費者金融はリスクに対する措置を取る事で審査を甘く出来ているのです。

金利が高いのは悩みどころかもしれませんが、確実に借りられるという保険と思うと適正価格と言えるでしょう。

これらが消費者金融の審査の秘密と言えます。甘いと言っても不正があるわけではなく、正当な理由があってこそなので遠慮せずに利用してみてくださいね。

【参考ページはこちら】
審査が甘い業者には裏がある?

借入の審査甘い業者とは、どのようなところなのか

借入を利用しようと考えた場合には、消費者金融か銀行のどちらかを利用することとなります。

よく一般的には銀行の方は金利が安い分審査が厳しい、そして消費者金融の方は審査甘い業者と思われています。

これは正しいのでしょうか見ていきましょう。そもそも銀行はお金を貸すことが本業ではありません。

ですので借入業を行うに際しては、そのノウハウをプロの方に教えてもらっています。

そのプロの方とは消費者金融になります。今現在多くの銀行で行っているキャッシングやカードローンは消費者金融と保証会社として提携を組み、そのノウハウをそのまま使用しているのです。

このことから考えると消費者金融も銀行も基本的には同じ審査を採用していることになります。ここにさらに総量規制の法律が関係してきます。

総量規制とは、昔は自身の収入よりも多い金額を借り入れる利用者が多く、それが原因となり返済することができなくなる方が多くいました。

それに伴い業者も悪質な取り立てを行うようになっていき社会問題になっていきました。

その事態を重く見た国は借金で破産する方が減るようにと業者に利用者の年収の3分の1以上の金額を貸してはならないと定めたのです。

その法律が総量規定となっています。ですので例えば年収が300万円の方が、すでに100万円の借入をしていた場合には、その方は新たな借り入れをすることができません。

しかしこの総量規制は消費者金融には適応されているのですが、銀行には適応外とされています。

ですので消費者金融で様々な審査をした上で、総量規制にだけ引っかかり審査に落ちたしまった方の場合には、銀行で申し込みをすれば審査に通ることがあります。

元々同じ審査内容で審査をしている消費者金融と銀行に、さらに総量規制の適応がされている消費者金融と、総量規制の対象外とされている銀行とでは、むしろ銀行の方が審査甘い業者となるのです。

このことは銀行員の方も認めていることで、実際に銀行員の方は「銀行が借入業を行う理由は、消費者金融でお金を借りることができなかった人の受け皿となる為です」と語っています。

このように一般的には消費者金融の方が審査が甘く、銀行の方が審査が厳しいと考えられていますが、意外とそうではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
(⇒借入の審査に関するおすすめ記事

とはいえ銀行や大手消費者金融というものは、そもそもの審査基準が甘いものではありません。

ですので安定した収入があることや、健康状態、住居形態、同居人の有無など様々な項目をクリアして、その人がちゃんとお金を返してくれると判断ができなくては審査に通ることはありません。

ここからは具体的にどのような審査をしていくのか見ていきましょう。最も重要なことは安定した収入があるという事になります。

安定した収入とは申し込みをしたときだけではなく、その後もその収入が続いていくことになります。

しかし未来を予測することは難しいので、今現在の状態から、それが続いていくのかを判断していきます。

例えば公的機関で正社員として働いている方であれば、リストラや倒産の心配をしなくてよいので将来的にもその収入が見込めることが分かります。

また大手企業で正社員の方であっても倒産のリスクは低くなりますので、公務員ほどではありませんが安心感は強くなります。

逆にアルバイトなどの非正規雇用や自営業・芸能人といった、いつ仕事がなくなってもおかしくない職業の方ですと、将来性に不安が強くなり、審査に通りにくくなってしまいます。

勤務期間も重要な審査のポイントとなります。一般的には半年未満の方は審査に通らないと言われていますが、確実に借り入れたいのであれば1年以上は続けている必要があります。

当然健康状態も重要となり、今後入院をする可能性がある病気を患っていた場合には、審査に通ることは難しくなってしまいます。

住居形態も重要で持家があれば問題ありませんが、その中でもローンを完済しているのであれば尚良いです。

これはローンが無ければ金銭面でも負担も軽く、過去に返済した実績にもなりますので、高評価となります。

マンションやアパートなどの場合には、長く住んでいることが重要となり、住まいを転々としているのであれば業者は返済の手間が掛かったり、夜逃げの心配も出てきますので敬遠されてしまいます。

このほかにも様々な項目をチェックして、総合的に判断をしていきます。なぜこのような審査を行うのかというと、当然貸したお金をしっかりと返してくれるかどうかという事になります。

もしあなた自身が友人や知人からお金を貸してくれと言われてとして、誰にでも貸すことができるでしょうか。

多くの方は相手の性格や収入などを見て、貸しても大丈夫かどうかの判断をすることでしょう。

そうしなければ最悪の場合、多額のお金を貸したのに返ってこないという事になりかねません。そのような事態を避けるためには審査をすることは必要不可欠なのです。

そしてその審査をそれほど甘く出来ないことも、お分かりいただけたのではないでしょうか。

しかしインターネットなどで検索をしてみると、審査なしやブラックでも大丈夫と謳っている業者を見かけることがあります。

このような業者を見かけると審査甘い業者なのではないかと思い、利用しようと考える方もいることでしょう。しかしこのような業者は危険ですので、絶対に利用しないようにしてください。

先ほどもお伝えをした通りお金を貸すという事は、それほど簡単に「いいですよ」とは言えないものです。

審査をしないという事は、その人がどのような人で、そのような仕事をしているのか、もっと言えば働いているのかさえ知らない状態で貸すこととなります。

このような状態でお金を貸してしまっては返してもらえるのか不安になります。何より、そのような状態では業者にとってはデメリットしかなく、メリットは全くありません。

もちろん利用してくれる方は増えるかもしれませんが、そもそも審査がない業者を探しているという事は通常の業者で断られた方や、断られることが目に見えている方でしょう。

それではお金を貸しても帰ってこないリスクが高くなり、メリットがあるとは言えません。ではなぜこのようなことを謳っているのでしょうか。

審査なしを謳っている業者の多くは悪徳業者で法外な利息を設定していたり、悪質な取り立てを行って返済を迫ってきます。最悪の場合には他の業者から借金をさせてでも返済をさせてきます。

またブラックと呼ばれている方は信用情報機関に事故情報として登録がされている方のことです。

信用情報機関にはローンを組んだりクレジットを作ったりした方の名前や住所、生年月日、勤務先の情報など様々な個人情報が登録されています。

登録がされている方が返済が滞ったり、自己破産などをした場合には、事故情報と呼ばれる情報として登録されて、その登録がされている期間中は、如何なることをしてもローンを組むことはもちろん、クレジットカードを作ることさえできなくなります。

これは法的に決められていることですので、その事故情報として扱われている方にお金を貸すという事は法律違反をすることになります。

という事は「ブラックでも大丈夫」と謳っている業者というのは「法律を無視します」と謳っているのと同じなのです。

そうなるとやはり法外な利息や、法を無視した取り立てをしてくる危険性があります。

確かに審査甘い業者というのは存在しているのかもしれません。しかしその後のことを考えると決して良い業者とは言えないので、そのような業者を見かけても利用しないように注意してください。

厳しい審査をしてくれるという事は利用者のことをしっかりと考えてくれる業者という事になりますので、もし審査に落ちたしなった場合には、「あなたでは返済することは難しいです」と判断されたという事、そのことをしっかりと受け止めて、次は審査に通るように改善をしていきましょう。

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