まだ余裕があるはずなのに限度枠まで借入出来なくなった…何故?
こんにちは、私は白井(仮名)と申します。カードローンについて質問がありますので、お時間のある方だけでも答えて下されば幸いです。それでは質問参ります。
私はカードローンを一枚所持しております。これは二年ほど前に消費者金融と契約して作った物でして、作った当初の予測を超えて何度も利用しております。
実は作った時には「一回使ったら多分もう二度と使わないだろうな」と思っていたのですが、実際に手にしてみるとその便利さが分かり、今まで急な出費があれば常に生活を切り詰めて無理して捻出していましたが、今では生活水準を下げなくともどんな用途にでも対応する事が可能となっています。これは本当に助かる点です。
しかし、それだけ活用していたカードローンがいきなり使えなくなると、皆さんも困りますよね?
私は今回何故かそれが現実に起きてしまったのです…まだ限度額までは余裕があるにも関わらず、急に借入枠が使えなくなってしまったのです。特に使えなくなる事に対しての思い当たる節はありません。
カードローンってこんな事が急におきたりするのでしょうか?起きるのなら、せめて前もって連絡くらい欲しいですが…理由とか分かる人居ませんか?
急に使えなくなるにはいくつも理由が該当します
白井さん、どうも。カードローンっていうのはいつでもお金を借りられる、つまり使えるのが当たり前で便利なのに、確かにこんな事があれば何故なのかは気になりますよね。
特に普段から使ってる人なら、使えなくなったという事実に際して焦りを覚えるはずです。
逆に使わない人は使えなくなった事すら気付かない事があるみたいですが、そこまで使わないならそもそも途中で解約する人の方が多いかもしれませんね。
で、急にカードローンが限度枠まで使えなくなる事は、確かにあり得ます。ただ、原因というのは実はたくさん存在していて、どれが該当するかは詳しくお聞きしておりませんので、確定事項としてお答えするのは難しいです。
そこで、急に使えなくなる主な理由について説明していきますので、参考にして下さればと思います。
まず、滞納は無いのか確認して下さい。口座引き落としにしていて残高不足の場合は滞納扱いとなり、早ければその時点でもう使えなくなります。
基本的に滞納があれば早期に連絡が来ますが、中にはうっかりミスの事も考えて数日程度経過しないと連絡してこない場合があります。普段から口座引き落としにしている人はこれが割とあったりします。
そしてここ最近転職などをしてそれを報告したりしましたか?仕事や年収に変更があった場合、それを伝えると再度審査をして、審査の結果融資を受けるのに相応しくないとなると利用がストップされたりします。
例えば正社員からアルバイトに転職するなどすれば、返済能力も大きく劣ると考えられてしまい、すぐさま止められる可能性も無いとは言えません。
最後に、カードローンであるならカード自体に不調が無いかを確認して下さい。
カードというのは磁気不良というトラブルが非常に良くあり、例えば磁石などの側に置いていたりするとすぐさまこの状態となり、カードを差し込んでも正常に読み取れずに使えなくなる…という事があります。
この場合、その旨を金融業者に伝えると代わりのカードが貰えますので、あまり深刻に考えなくても良いですね。
このほかにもたくさんの原因があります。分からないのなら遠慮無く金融業者に直接尋ねてみましょう。
【参考ページはこちら】
借入に関するおすすめQ&A
突然限度枠まで借入出来なくなった理由とは
基本的に借り入れとは、最初の契約で設定された限度額までは何回でも利用できるとされています。
しかし中には、限度枠まで借入出来なくなったということが起きてしまっているようです。
そうなってしまった方は、果たして何が原因で借り入れできなくなってしまったのでしょうか。
まず考えられるのは、他の金融機関からの借入の問題です。
審査の段階では借り入れをしていなくても、後で他の金融機関からも借り入れをした場合、限度額を下げたり、断ったりするという対応をとられる場合があります。
金融機関では、利用者の借り入れ環境については定期的にチェックを入れているので、告げずとも発覚してしまいます。
これには理由がいくつかあるのです。第1に金融機関が返済できないのではないかと判断した場合。そして第2に総量規制の問題です。
第1の理由である場合は、金融機関ごとに変わるものなので、こちらで必ず対策できるわけではありません。有るとすれば他社からはそもそも借りないことぐらいです。
第2の理由は、どの金融機関であっても同じです。総量規制というのは法律で、特に消費者金融など、民間の金融機関に対して適応されています。
これによると、融資することのできる金額は、申込者の年収の3分の1までと決められているのです。
この金額の合計は、1つの金融機関ではなく、全ての金融機関の合計金額の限界です。
その為、別の金融機関での借入額が、申込者の年収の3分の1に達してしまう、あるいは自社との合計で超えてしまう場合、違法行為になるのを避けるため、借入額の減額を図るというわけなのです。
無理に借りている申込者の方に責任があるように見えますが、この場合に違法になるのは金融機関の方ですから、当然の措置と言えます。
別の視点で見るならば、収入の変化による限度枠の変化という可能性もあります。勤め先が変わった、仕事を辞めた等して、収入に変化が現れた場合です。
変化したあとの収入によって限度額も編成しなおされますから、収入に変化があった場合、特に以前より少なくなった場合は借り入れが不可能になることもあるのです。
特に定年退職などで辞めた場合は、申込対象でなくなる場合もあります。収入に変更があった場合はきちんと報告をしましょう。
報告しないで借り続けていることも、限度額を下げられたり、借り入れ自体を停められる原因となります。
勤務状況以外にも、変更箇所がある場合は、きちんと報告してください。
総量規制は、ほとんどの方は縁のない言葉です。その為、気づかずに何社も借り入れを申し込んでしまう人も多くいます。
必ず合計金額は確認してください。可能であれば、1社以上の申込はしないほうが望ましいのです。
複数社に申し込むことは、限度額こそ定まっていても、それだけ借入可能金額が増えるということを示してもいます。
A社で限度額ギリギリでも、まだB社があるから大丈夫だろうという余裕から、どんどん借りてしまうのです。そして返済に困るという悪い結果を招いてしまいます。
1社のみであれば、これだけしか借りられないのだから、本当に必要なときにとっておこうと、自分を戒めることも可能でしょう。必要な時にしか使わなければ、返済に困ることもありません。
基本的に消費者金融では、最初の融資額は少なめに設定します。
それを利用者が使い、完済を繰り返し、またその中で繰り上げ返済等の好意的な対応を取ることで、徐々に限度額を上げていくという方針を採っています。
逆に言えば、早い段階で高額の融資をする事がない為、他からの借り入れを併用する利用者が多いとも言えるのです。消費者金融は銀行に比べて審査が甘いと言われ、申込みやすさがあります。
その恩恵だけを利用しようとしてそうなってしまうのでしょう。余程のことでもない限り、高額の利用は信頼関係を構築してから申し込む方が安全なのです。
借り入れと完済を繰り返して信頼関係を築くと述べましたが、それを守らないでいることも、限度枠まで借入出来なくなった原因になることがあります。
例えば、借入額が限度額に届かない場合です。
限度額まではまだ余裕があると見て、今借り入れているお金を完済する前に、新たに借り入れを追加してしまいます。
そうなると、借入額は増え、完済までの返済期間も延びていきますが、これを金融機関では、返済能力が低下していると判断するのです。
追加で借り入れを続けていると、残高が残っていた筈の時点でも、可能額を0にされてしまい、本来の限度額までの借入が不可能になるのです。
金融機関では、限度枠内であれば追加の借り入れも可能としていますが、これはあくまで商品PRとしての文章だと捉えてください。
調子に乗ってどんどん借りていってはいけません。金融機関の方で良いと言ってくれているからといっても、結局は借りているに過ぎないお金です。そしていずれあなたが返さなければならないお金なのです。
これはカードローン等、使用目的を問わないローンに起こりやすい現象でもあります。何に使用しても良いため、ちょっとした買い物や交遊資金等にも使えます。
自分で戒めなければ誰も止めてくれませんから、使う人はどんどん使ってしまうのです。
その点では、ローンの契約があることを家族にも伝えておくべきなのかもしれません。
使いすぎじゃないのと誰かが告げてくれることで、ローンの使い方を見直す機会も生まれます。
もし、いずれの理由も考えられないのに限度枠まで借入出来なくなった場合は、金融機関に必ず連絡してください。きちんとした説明を受けて、それにあった対応をしましょう。
気づかないだけで、いずれかの条件に合致してしまっている可能性もあります。
また、身に覚えのない借り入れなど、第三者によって悪用されている可能性も考えられます。
借り入れは便利な機能なのですが、便利な機能であることで、結果利用者が悪用とは言わないまでも、良くない使い方をしているとも言えるでしょう。
申し込みを行う際は、便利な機能である理由とその代償をきちんと理解しましょう。そもそもこれは借金であるという認識が甘くなっている人も多いです。
返さなければいけないという認識が低いために、本来資金を貯めて購入すればよいはずのものを借金してまで入手しようとします。
本当に必要な物の為に使っているのか、よく考えましょう。
次の給料日まで待てば済む話であるのに、金利や手数料を支払ってまで手に入れる価値が有る物なのか、必ず確認してください。
そして完済できるまで、追加の借り入れは行わないことです。自分が金融機関の担当者になった時のことを考えましょう。
初めに借りた金額を返さないうちに、また次の借り入れを申し込んでくるお客がいます。
それをどんどん繰り返して限度額まで借りてしまいましたが、毎月の支払額以上の返済は行っていません。
どうでしょう、最低金額だけでも支払ってくれているから良い客なのでしょうか。そもそも追加で借入を行うということは、最低支払分以外の余金がないとも言えます。
そんな方にずっと貸出し続けていて、自分あるいは自分の金融機関は大丈夫なのだろうかと不安になりませんか。
結局は赤の他人だからという問題でもないのです。仮に1社で借り入れを拒否された場合、他の金融機関でも申込を断られる可能性が高まります。
何故かというと、拒否された事及びその理由は、信頼情報というものに記載され、金融機関の間で共有されるからです。
マナーの悪い客はどこでもお断りというわけですね。逆に考えれば、1社できちんと借入れと完済を繰り返していれば、他の金融機関に申し込むことになったとしても、信用がある分、許可されやすくなるのです。
住宅ローンや車のローン、子供の学費等、特定の金融機関でしか扱っていない物、他の金融機関の方が待遇が良いと感じる物はあるでしょう。
そんな時に、良い客であるという信用ができていれば便利です。また、元々利用している金融機関でも、待遇をよくしてくれる可能性も出てきます。