無職でも借入が出来ると聞きましたが銀行と消費者金融のどっち?
今私は無職なのですが…無職でも借入が可能だという話を聞きまして、興味を持っています。
一ヶ月前の話なのですが、バイト先の店長と元々仲が悪かったのですが、ある日手を上げられてしまってカッとなって反撃し、相手の鼻の骨が折れました。
実はそれ以前にも何度か殴られた事があり、この反撃についても色々とさらに上の方に申告した結果、お互い黙っておく事で決着はつきました。
でもそんな事があったので仕事は当然辞める形となり、今は次の仕事も見つからずに無職です。
店長も首になったらしいですが、そんな事は生活費がギリギリであるという事実の前では些細な事です。なんとかしてお金を用意しないと光熱費すら出せません…。
次の仕事も探していますがなかなか見つからず、今は融資を検討しているという段階です。
だけど無職では借りられない…誰もがそれは知っていると思った矢先に、最初に書いたように無職でも借入ができるという噂を聞きました。これは本当ですか?
もしも本当だとしたら、銀行と消費者金融のどちらが無職でも貸してくれるのでしょうか?
やっぱり審査が緩い消費者金融の方が、簡単に貸付けもしてくれるのでしょうか?自分は何となくそう予想しています。
とは言え素人の判断なので、詳しいお方の話を聞いてからどちらに申し込むか決めたいと思います。どなたか是非ともお答えください。
収入さえあればどちらも貸してくれますね
何度か殴られて反撃した…酷い職場だね。この場合は反撃した方が悪いとなる事も多い中、キミの会社は両成敗という形にした分だけマシ…なのかどうか分からないけど、警察沙汰にならなかったのは良かったかもしれないね。
まあ、今は確かに生活費の方が現実的な問題だろう。
無職という立場では借入ができないのは、融資には返済がつきものだと考えると簡単に理解できるだろうね。
お金を借りたら返す事になって、その返す能力が無職には無い事の方が多いのだから、これも仕方が無いことの一つと言えるだろう。
で、無職でも借入が出来るかどうかの事実についてだけど、銀行も消費者金融も『収入さえあれば』無職でも融資はしてくれるだろうね。
無職でも収入があるなんて想像できないかもしれないけど、何もお金儲けは会社に行く事だけじゃないからね。
例えばマンション経営で家賃収入があったり、大株主になって多額の配当金を得ていたり…といった具合だね。(こちらもご参考に→アパート経営で安定した収入があれば借りられる?)
こうした事を現実的に行っていれば、きちんとその収入を証明できればお金は借りられる。仕事の有無よりもまずは収入の有無というわけだ。
だけど収入も無い無職だと、もちろん融資審査に通る事は無いだろう。
消費者金融にはそもそも総量規制という『年収の三分の一までしか融資はできない』決まりがあるから、収入0では貸付け可能額も0円になる。銀行は元々審査が厳しく、無職は相手にしていないだろうね。
つまり、収入が無いと結局は融資は始まらないって事だね。配偶者が居てその人が働いているならともかく、そうした人も居ない無職であれば、融資は諦めるしか無くなってしまうんだ。
無職でも借入はできますが収入があることが第一条件です
無職でもお金の借入というのはできるのでしょうか。これは、できる場合とできない場合があります。
もし無職でも、収入のある人なら大丈夫です。
たとえば、不動産収入または株の配当金がある人、あるいは年金を受給している人の場合は、定収入とみなされますので、融資を受けられる確率が比較的高いです。
それ以外に、FXをやっていたり、内職をしていたりなどで収入がある人も、お金を借りることができる場合があります。
では、なぜ借入の際は、本人の収入が重視されるのでしょうか。
それは、個人への融資、特に、50万円ほどを上限とした融資は、基本的に無担保無保証であるからです。
つまり、返済できない時に回収する担保物件や、代わって返済してくれる保証人などが必要とされないわけですが、そのぶん、本人に返済能力があるかどうかが何よりも見られるわけです。
ですから、仕事をしておらず、また収入もない場合にお金を借りるのは、きわめて困難といえます。
このような場合は、バイトでもパートでもいいですから、まず仕事を見つけて、収入を得るようにしてから申し込むといいでしょう。
フリーターでも、単発のアルバイトであっても、場合によってはお金を借りることができますので、仕事を見つけるのが先決といえます。
ところで、パートやバイトというのはいわゆる非正規雇用です。こういう人たちがお金を借りる場合に気を付けたいのは、収入証明です。
最近は特に申込時には必要とされないこともありますが、やはり収入額をきちんと提示したい場合には、持っていた方が安心です。
しかし、パートやバイトでは給与明細が発行されていないこともありますので、その時は給与振込口座の通帳を準備してください。
それ以外に派遣社員の場合は、申込時点で仕事をしていなくても、派遣会社登録の事実が確認されたら、融資を受けられることがあります。
また、申込時点では無職であるものの、内定が決まっているような場合も、無職でもお金を借りることができます。
内定が決まっている場合は、入社予定の会社名を申込用紙に記入するようにしてください。
それから、無職でも借入をしたい場合には、気を付けておきたい業者がいます。いわゆる闇金です。
この闇金は違法の貸金業者の総称です。違法ですから、法律に則っていない金利でお金を貸し付けます。
現在は、消費者金融の金利は20パーセントが上限ですが、闇金の場合は30パーセント以上はざらです。
また返済できない時の取立てなども、かなり容赦のないものです。たとえば、家や職場まで社員が押しかけてきて、返済を迫るなどは日常茶飯事です。
それに加えて、朝から真夜中までしょっちゅう督促の電話をかけて来ます。もちろんこれも、督促は夜8時までと定めた貸金業法に違反しています。
また集客のために、無職やブラックでもOKという謳い文句を掲げていたり、何百万も貸し付けを行うなどといったポスターを貼っていたりもします。
このためお金がない時はつい利用したくなりますが、借りてしまうと後がかなり面倒なことになりますので、絶対に利用してはいけません。
闇金は通常、消費者金融の形で営業を行っています。しかし違法業者ですので、消費者金融とはやはりどこか雰囲気が違います。
本来消費者金融にあるべき貸金業者の登録番号がありません。
また、連絡先も携帯の番号しかないというケースが多く、本来の消費者金融と比較すると、かなり不自然な点が目につくのが特徴です。このような業者は、まず怪しいと思ってください。
今はネット上に闇金のデータがあり、全国の闇金についての情報が記載されていますので、借入前に参考にするといいでしょう。
それから、貸し付けを行う際に白紙委任状や印鑑証明と実印を提出させるのも、闇金の大きな特徴です。
普通お金を借りるときには、本人確認と収入証明だけですので、このようなものは必要ありません。
白紙委任状を出させるということは、後で業者の都合のいいように変更するためです。
ですから、本当は10万円しか借りていないのに、50万円借りてしまったことにされたりもしますし、他の情報も改竄される危険があります。
このような書類を出すようにいわれた場合には、そこで申込をやめるようにしましょう。
では、もし闇金から借りてしまった場合はどうすればいいでしょうか。そのような時は、まず弁護士か司法書士に相談してください。
闇金を専門にしている人がお勧めですので、弁護士会や司法書士会に連絡を入れて、どのような人がいいのか訊いてみるといいでしょう。
そのうえで、闇金に対して介入通知を出してもらえば、大抵の場合、その時点で督促は止まります。
しかし中には、しつこく電話をして来たり、家まで来たりする業者もいます。
そのような時には、担当の弁護士や司法書士に必ず伝えるようにしてください。
闇金との戦いはかなりの長期戦です。無職でも多額の融資を行うというのは、大抵の場合は裏がありますので、まず額面通りに受け取らないようにしましょう。
では、もし無職で収入が無いのにお金を借りたい時は、どういう方法があるのでしょうか。まず、社会福祉協議会に行って貸してもらうという方法があります。
ただしこの場合は、他に借りる当てがない場合に限られますし、もちろん、働くだけの意志があるかどうかも問われますので、その辺りをきちんと心がけたうえで、申込をするようにしてください。
また、どうしようもないほど困っている場合には、生活保護を受けるのも一つの方法です。これは市役所や区役所などの窓口で申し込みます。
またごく一般的な方法として、家族に相談して、お金を貸してもらうという方法もあります。
家族にはなかなか切り出しにくいという人も多いですが、やはり最終的に気兼ねなく借りることが出来るのは、身内であるといえるでしょう。
また、場合によっては、収入のある家族の名義で借金をするという方法もあります。
ただし消費者金融の場合は、総量規制があり、名義人の借入枠がその分少なくなるため、名義人の同意が必要になります。
それから、クレジットカードを利用するという手もあります。
クレジットカードは、ごく一般的な物であっても、ショッピング枠とは別に、最低10万円ほどのキャッシング枠がついていますので、数万円ほどほしい時はこれを利用することができます。
ただし、その分は次の回の引き落とし日に、口座から落ちますので、計画的に利用するようにしましょう。借り方は、銀行のATMにカードを挿入し、暗証番号と金額を入れるだけです。
また、質屋を利用することもできます。質屋の場合は、それなりに値打ちのあるブランド品や宝石などの担保物件を預かって、それに見合うお金を貸し付けてくれます。
もしなかなか担保物件を出せなくても、利息さえきちんと払っていれば預かっていてもらえます。
ただし、利息を入れ忘れた場合には質流れとなり、取り戻せなくなりますので気を付けるようにしましょう。
やはり、仕事もなく収入もない状態でお金を借りるのは、なかなか易しいことではありません。
貸金業もビジネスであり、債権回収を第一目標におく以上、返済能力がない人には、おいそれと貸してくれないのも事実です。
また、お金を借りるというのは、仕事が無い時の生活費のためではなく、収入があるけど、予想外の出費がある時の、いわば足しとして借りるものである以上、やはり返済の裏付けとなる収入は大事なのです。
最後に、もしお金を借りている状態で無職になった場合には、その金融機関に相談するようにしましょう。
無職になって収入が無くなった場合は、どうしてもそれまでどおりには返済できなくなります。そのため、金融機関で返済計画をまず見直してもらうのがお勧めです。
どうしても返済できない場合は、債務整理という方法がありますが、その前にまず相談をして、できればきちんと完済するようにしたいものです。
【参考ページはこちら】
無職でも内定があれば借入できる?