借入一本化しようとしているけれども金利は下がってくれる?
実は今、借入を一本化しようと考えています。借入一本化なんてやったことがないんで、いつも借入をさらに必要とするときには新たなところで借りる、ということをしてきました。
でも今は借入一本化したほうが金利も有利になるという話を聞いています。
一体どうやったら借入一本化というのはできるのでしょうか?やり方と、本当に金利が落ちるのかどうかというのを知りたいです。
借入一本化でこういうことをしたら金利が落ちないので気をつけよう、みたいなことがあればそれも教えてもらえると嬉しいです。
借入一本化は基本的に借入枠が大きくなるので金利が下がる
金利が下がると言われている理論を知れば、一本化するのと複数借入するのとではどちらのほうが有利なのか?というのがわかると思います。
金利が下がると言っているのは経験則からというのもあるかと思いますが、それだけではありません。
ちゃんと消費者金融とか銀行系カードローンなどのルールにしたがって、本当に下がるというように考えられているのです。
それが借入一本化というのをしている人は、枠が大きくなるということです。例えば総量規制で100万円しか借入が出来ないという人は少なくありません。
そういう人たちが借入を複数社で行うか、一社だけに集中させるか選ぶことが出来ます。
枠が100万円となると、複数社にわたって借り入れをするなら、30万円、30万円、40万円というように、100万円の枠に収まるように各社分け合う形になります。
(⇒複数借り入れからの借り換えokな会社は?)
このように分け合うことで、借金の枠が小さくなるのです。借金の枠が小さくなれば、その分枠が小さいということで、借金の金利も上がります。
枠が大きくなればなるほど、金利は下がりますが、借入額が少ないとたいてい金利は高くなります。
なので複数社に渡って借入をしている人は必ず高い金利を払わないといけないわけです。
一方借入一本化をしたという人であれば、そのような枠を一本化して大きな枠一つにまとめてしまっています。
上記の例で言えば100万円の枠をどこかの業者から借りるというような形になっているかと思います。このような状況であれば、100万円の枠に見合った金利が設定されます。
だいたいそのくらいの借入金額を超えてくると、多くの業者では金利を下げてくれます。
たとえ中小の業者であっても3%程度は下げてくれる事が多いでしょう。だから、借入一本化をすることによって金利が下がるといえるわけです。
経験上もそのような枠が大きくなって一本化したことで金利が下がったという経験をした人は、借入をしている人の中では多いでしょう。だからこの理論もなんとなく体験しているのだと思います。
初めて借入一本化をするときにはわからないことも多いかもしれませんが、この口コミの情報については少なくとも本当です。
しかもできるだけ金利の低い、銀行系カードローンなどを使えば更に金利が下がる可能性があります。
金利を下げて返済回数を減らすことが出来る一本化はほんとうに便利ですから、今複数社借入をしているなら絶対に検討した方がいいでしょう。
その方が圧倒的に有利に借入をすることが出来るのです。情報を知っているということはすごく強いのです。
【参考ページはこちら】
借入の一本化は消費者金融でやると損?
借入一本化は金利の低い銀行系のカードローンが有利
借入一本化
複数の消費者金融から借り入れている時には、追加の借入などして借金総額がわからなくなってしまったり、返済日がバラバラであったりしますと返済手続きが面倒であったり、場合によっては返済遅延などの金融事故を起こしてしまうこともあります。
また、(ノンバンクの)消費者金融系のキャッシングは、貸出金利が高いこともありますので、返済総額も多額になることもあります。
このような時には、借入の一本化をしてみると返済手続きなども簡略化出来ますし、場合によっては返済総額を少なくすることも出来ます。
どのように一本化するかは、いろいろとやり方がありますが、消費者金融と同様に無担保で保証人もいらないキャッシングに比較的金利の低い銀行系のカードローンがありますので、これを利用すると有利になることがあります。
利息の上限
現在のキャッシングにおける利息の上限は、法律によって、10万円未満の借入元本に対しては年20パーセント、10万円から100万円未満では年18パーセント、100万円からは年15パーセントとなっています。
消費者金融系のキャッシングでは、10万円から100万円までが多いですから、その借入利息も15パーセントから18パーセントまでとなっている事がおおいようで、特に新規または利用実績があまりない場合には、この上限に近い利息が適用されることが多いと言います。
ところが、銀行系のカードローンでは、貸出利息の高いところもありますが、10パーセント以下で貸し出しできるところもあります。
一般的な傾向では、銀行系のカードローンの方が、消費者金融系よりも貸出利息が低くなっています。
総量規制
総量規制は、(ノンバンクの)消費者金融会社の個人向け貸付けが対象になる規制です。
その内訳は、個人の借入総額が、原則的に年収の3分の1までというもので、これは、複数の会社からキャッシングしている時には、その借入総額が対象になります。
そこで、貸出をしている各消費者金融会社は、新規の貸出を行う時や、そうでない時でもある一定の期間ごとに信用情報機関から顧客の信用情報をとって、総量規制に違反していないか監視しています。
ところが、総量規制の適用は、預金を扱っている銀行などは除外されています。そこで、銀行系のカードローンはこの規制に縛られることなく貸出が行えます。
ただし、カードローン会社では、顧客の信用度によって貸出上限や利息を決めますので、無制限に借りられるわけではありません。
借入一本化のメリット
一本化のメリットはいろいろとありますが、一番に来るのは、返済日を一本化出来る事です。これで、返済日を忘れるような金融事故を防ぐ事ができるでしょう。
次には、返済総額を少なくできる場合がある事です。これは、一本化する先の貸出金利が現在のところより低いという条件と返済期間も今までと同じようなものにするという条件がつきますが、もし、貸出利息の低い銀行系のカードローンに借り換えが出来るのでしたら、確実に返済総額あるいは月々の返済額を減らすことが出来ます。
借入一本化のデメリット
一本化のデメリットは、上記のメリットの裏返しになるのですが、もし、借り換え先の貸出利息が思ったほど低くない時には、結局のところ返済総額がそれほど変わらないか、下手をすると増えてしまうことがあります。
また、一本化を機に月々の返済金額を少なくして、返済期間を長くしたりしますと確実に返済総額は多くなります。
ここまでは、借り換えがスムースにいくという事を仮定してきましたが、一本化する先の会社の審査に通らなければ何にもなりません。
例えば、銀行系のカードローンへ新規に申し込んでも審査に通らなければ一本化自体が不可能です。
また、現在借りている会社の中で、一番貸出利息の低いところにまとめてしまうことも出来ますが、そこでの借入上限を上げてもらえない時にもアウトです。
カードローンの金利と貸出限度額
カードローンは、前に書いた総量規制が出来たことにより伸びてきましたが、金利が低いことと貸出限度額が高いところも躍進している理由でしょう。
カードローンごとの具体的な実質的な年利と貸出限度額は、どのようになっているのかは大切ですから少し見てみましょう。
ネット銀行の住信SBIネット銀行のMr.カードローン・プレミアムコースというのがありますが、ここの実質年利は1.990パーセントから7.990パーセントまでとかなり低く、貸出限度額も1000万円までと高くなっています。
他社からの借り換えにも積極的に対応していますので、借入一本化にはもってこいのところでしょう。
また、限度額が300万円までの時には収入証明書の提出が必要ありません。この銀行は後発で、インターネットに特化した銀行ですから、好条件を提供できるのだと思います。
三菱東京UFJ銀行のカードローン・バンクイックは、実質年利が3.800パーセントから13.800パーセントまでで、貸出限度額は500万円までです。
ここは実店舗がたくさんありますので、普通の銀行を利用したい人には安心感があるでしょう。無人店舗やインターネットでも申し込みが出来ます。
また、申し込みから融資までが短いのも特徴で、最短で即日融資も可能です。
三井住友銀行の三井住友カード・ゴールドローンは、実質年利が3.500パーセントから9.800パーセントで、貸出限度額は700万円までです。利用実績によって翌年以降の貸出利息が下がってきます。
ネット銀行の楽天銀行スーパーローンは、近年貸出残高を伸ばしているところです。借入一本化にも力を入れています。
楽天スーパーポイントもつきますので、楽天の利用者には使い勝手の良いところでしょう。
実質貸出年利は4.900パーセントから14.500パーセントで、貸出限度額は500万円までです。
なお、貸出限度額が300万円までの時には、収入証明書の提出の必要がありません。
りそな銀行のりそなプレミアムカードローンは、実質年利が3.500パーセントから12.475パーセントで、貸出限度額は800万円までです。
まとめ
複数のキャッシングをまとめるのには、銀行系のカードローンが実質年利が低いことや貸出限度額が比較的高く出来る事、総量規制から除外されている事などの理由からお勧めできるます。
ただ、新規で借入をする時には、どこでも同じだと思いますが、実質年利が高くなります。
利用実績を積み重ねていくことで、だんだん下げてもらえるようですが、それでも借り換え当初では、年利10パーセントで借りられれば、よしとしないといけないでしょう。
もし、現在借りている会社の中に銀行系のカードローン会社があるのでしたら、そこの利用を主にして実席を積み重ねて、貸出利息を下げてもらえるようにしたいものです。
利息が下がってきたところで、まとめてしまえばよいですし、一括借り換えではなく、徐々に借り換えるという方法もとれます。
なお、ここでは、主に銀行系のカードローンの話をしてきましたが、銀行や信用金庫などで借り換えが出来れば、カードローンよりは利息も安くなります。
もし、担保があって保証人がいるのでしたら、そちらで借りるのが一番でしょう。
兎に角、キャッシングの借り換えは、完済を目指すために行うものですから、実行に移す前に数ヶ月分くらいの自分のお金の流れを調べてみるのが肝要です。無駄遣いが多ければ、追加で借りたりしてしまいます。
また、返済額が収入に比べて多い時には、返済そのものが出来ないでしょうから、別の方策、例えば、任意整理なども考えることもあるでしょう。
法的な行動をとるのは、初めてですと少し躊躇してしまいますが、弁護士事務所などの無利用相談からはじめてみるとすんなり解決できることもあります。
それでは、無駄な利息を払わないためにも銀行系のカードローンについて調べてみてください。