借入前の銀行審査が通らないのですが、考えられる原因は?
とある銀行に、融資を申し込んだのですが、落とされてしまいました。今まで、銀行にお金を借りたことはなく、仕事を始めて3年ほど経っていますので、年収は350万円程あります。
なぜ審査に通らないのかと、頭を抱えています。
過去に一つでもまずい事があったならば落とされるわ
審査には4つのステップがあるとされていて、審査で直接・あるいは書類に書かれている事柄で確かめていく中で、あなたという人となりを見ていると言えるわね。
その中で、あなたが、返済できる力があるかという事が見極められていくわけよ。
この4つのステップ全てに合格しないと、審査を抜けることは出来ないわ。その4つとは、属性審査、書類確認、在籍確認。
そして信用情報調査だとされているわ。最初の2つはそれほど差が付かないというのも分かってもらえるはずよ。
属性調査とは、まさにあなた自身の事になるわ。あなたの年収や年齢、性別や家族構成といったパーソナルな事から、あなたの仕事の事、住宅事情に、過去の借り入れの件数や金額といった情報を申込書に記入しているわね。
基本的には、全ての項目を総合的に審査しているけれども、特に重視されるのは「収入」と「他社借入件数」だと言われているわ。
収入は安定していることが第一だと言われているわ。勤めを続けている事、そして、定期的な収入があることね。
それから、他社借り入れの件数が4件を超えている場合は、審査通過は厳しいと言われているわ。ちなみにこの他社というのは、無担保・無保証人のローンの事を言うわ。
書類確認は本人確認書類や収入証明書の提出が求められるわ。この本人確認書類は、申し込みの時に記載した内容と間違いがないかという事を証明する形となっているわ。
それから、収入証明書は融資希望額によっては求められたり求められなかったりするわ。
それから「在籍確認」は、申込者が記入した勤務先に在籍しているかを職場に電話して確認することを言うわ。
しかしながら、審査に通らない原因は、殆どの場合、あなたの「信用情報」に問題があることが多いと言われているわ。
信用情報の審査は、土壇場で、融資しないという結論をもたらすものだと言えるわね。
信用情報とは、あなたのクレジットカードやローンの利用の履歴のことを言うわ。いつローンを申し込んで、いくら借りているか。返済は遅れたことはないか、踏み倒したことはないか、とか。
例えば、携帯電話の支払いを滞納していたならば、それも立派なローンであるからして、滞納してしまったことで、審査に不利な事になる可能性があるわ。
【参考ページはこちら】
会社が原因で借入できないなんてことある?
借入の銀行審査が通らないときの理由と対処法
借入の銀行審査が通らないと、お金が必要な時に困ってしまうものですが、このようなときにはいろいろなことをまず確認する姿勢が必要です。
銀行から借り入れをする時には、まず申し込み条件を確認することが必要となります。申し込みをする時には、たとえば年齢制限がある場合もあります。
年齢制限が20歳から60歳となっている場合に、61歳の人が申込みをしても通ることはありません。
基本的なことなのですが、このようなことを確認することは必要です。必要な書類を提出していなかったり、あるいはほかにも身分証明書の提出が不十分であったりすることもあります。
運転免許証に記載されている住所と現在住んでいる住所とが異なる場合には、ほかにいくつかの書類の提出が必要となることもあります。書類の記入身sなどが原因となることもあるのです。
書類の記入ミスについてですが、たとえば勤務先の情報が誤っていると審査落ちになる可能性は高いと考えておきましょう。
借り入れと言ってもいろいろなものがありますが、多くの場合には在籍確認が行われます。在籍確認とは、会社に勤めているかどうかを確認することを指します。
もしも会社に勤めていないのであれば所得がないとみなされ、返済能力がない人と判断されて審査に通らないことがあります。
そのために、銀行は会社に在籍しているのかどうかを確認するのです。
もしも会社の名前や住所が間違っていて、会社が存在していないと判断されると、その時点で審査落ちになります。
在籍確認は、たいていは電話で行われます。かつては会社まで銀行員がやってきて確認するといったことが行われていたと聞くこともありますが、現在のところは電話での確認が基本です。
もしも電話番号を間違っていると連絡が取れないのですから、在籍確認が取れないということになり、審査に落ちることになるのです。
あるいは大企業で代表電話だけを書いていると、本人を呼び出すことができずに審査落ちになることもあります。
ですから、勤務先の情報としての電話番号は、そこにかければ自分に必ずつながる番号を記入するべきです。
もしも会社が電話料金を支払っていなくて電話が通じないということも、まれにあるそうです。この場合にもやはり在籍確認が取れずに、審査落ちになる可能性は高くなります。
ほかの原因として多いのが過去の借入の履歴です。過去の借入の履歴については銀行をはじめとした金融機関同士が共有しています。
たとえば、クレジットカードで借り入れをした場合、その履歴は一定期間保存されます。そして銀行はその情報を知ることができるのです。
このようにして情報は共有されるのですが、普通に使っている人なら何も問題はありません。
たとえば別の銀行から借り入れをして、そして約束通りに返済したのであれば、特に問題はないでしょう。
クレジットカードを使った場合でも、それをきちんと支払っていれば何も問題はありません。
逆に、一度も借り入れをしたことがなく、かつクレジットカードを使ったことのない人の場合には、審査に落ちやすくなることもあります。
特に中高年であればこの傾向は強いと考えられています。普通の人が普通に生活をしていれば、クレジットカードや分割払いを一度くらいは経験するでしょう。
中高年になってこのようなことがないのであれば、別に何か理由があると考えられることもあるのです。
借り入れをした履歴があったり、あるいはクレジットカードを使ったことがあったりしても、借り入れの銀行審査に通っている人もたくさんいます。
問題は履歴の質です。借りたものはきちんと返すという当然のことをしていれば問題はないのですが、そうではない場合にはそれが原因となって審査に通らないこともあります。
たとえば、カードローンを利用したことがあって、そして返済をしなかったケースを考えてみましょう。
消費者金融であれ銀行であれ、お金を貸したのに約束通りに返してくれないのですから、この人には貸し付けようとは思いません。
そして、その情報をいろいろな金融機関で共有することになります。ですから、ほかの金融機関からも借りることができなくなるのです。
過去にカードローンやほかの融資で借り入れをしたことがあって、そして約束通りに返済していなかった場合には、審査に通る可能性は著しく低くなります。
延滞の場合、3か月を超えると審査に通らない可能性は非常に高くなります。過去にこのようなことがなかったかどうかを確認しておきましょう。
もしも過去に滞納したことがあるなど、履歴に何らかの悪い情報があった場合、それが原因で借りられなくなるのですが、その状態が一生続くわけではありません。一定期間たてばその情報は消去されます。
情報が消去されてしまえば、過去の履歴を銀行が知ることはできませんから、新たに申し込みをした銀行では借り入れの審査に通ることもあるのです。
過去に自己破産をしたことがある人は、二度と借りられなくなるなどと言われることはあります。
消費者金融から借り入れをして返済ができずに自己破産をしたり、クレジットカードを使いすぎて支払いが滞り、自己破産をしたりすることは、それほど珍しいことではありません。
自己破産ではなくても、任意整理や民事再生などの手続きによって債務を整理することもあります。
このようにして債務を整理した場合には、やはり履歴が残ると考えておきましょう。
この場合、10年くらいは情報が残るそうですから、10年間は新たに銀行に申し込みをしても審査に落ちることになります。
逆に言えば、10年間待ってから新たに借り入れの申し込みをすれば、審査に通ることも珍しいことではないのです。
このように、過去の履歴は非常に大きな影響があると考えておかなければなりません。
もう一つ考えておかなければならないのが申込みしすぎの状態です。申し込みをしすぎた場合、それが原因で審査に落ちることもあります。
これを多重申し込み者と呼んだり申し込みブラックと呼んだりします。
たとえば、同時に何社もに申し込みをすると、その情報がやはり共有されて審査落ちになる可能性は非常に高くなります。
短期間にいくつもに申し込みをすると多重申し込みとみなされて審査落ちになる可能性は高いといえるでしょう。
その期間についてですが、3か月が基本です。というのも、申し込みの情報は3か月にわたって保存されるからです。
3か月がたてば申し込みの情報は消えますから、その後は申し込めば審査に通る可能性は高くなると考えられます。
いくつまでなら問題がないのかというと、これは金融機関の判断によって異なります。
2社くらいなら問題がないと判断する金融機関もあるそうですし、3社に申し込んでいると確実に落ちるといわれることもあります。
いろいろなことが言われていますが、やはり少し前に申し込みをしたことがあったのなら、それが原因で審査落ちになる可能性は高くなるといえるでしょう。
ですから、申し込みをするのなら1社だけにしておくのがよいと考えられます。
もしも過去に申し込みをしたことがあるのなら、最低でも3か月、できれば半年くらい期間を開けてから申し込みをするのがよいと考えられます。
まとめて申し込めば、どれ会は受かるだろうと考えるのは間違いだということを、頭に入れておく必要があるのです。これは初めての人が良く犯す間違いなのです。
ほかにもいろいろな原因はあるのですが、銀行側は教えてくれない場合もありますし教えてくれる場合もあります。
たとえば収入が低いことが理由の場合には教えてくれることが多いようです。この場合には、借りる金額を小さくすることに酔て審査に通るケースもあります。
教えてくれる場合もありますから、落ちた場合にはなぜ落ちたのかを聞いてみるのもよい方法ですし、その場合にはどうすれば借りられるのかを聞いてみましょう。