銀行に借入申込をする場合、どんな商品があるの?
借金をできれば消費者金融などではなく銀行から借りたほうがいいというように聞いたので、今後は銀行を使おうと思います。
ただ、銀行から借りられるかどうかは別として、銀行での借入申込というのは初めて行うのでどういう商品があるのかがよくわかりません。
銀行も消費者金融や銀行系カードローンと同じで、ほとんどフリーローン一品しかないと考えてもいいんでしょうか?
それ以外にもどういう商品があるのでしょうか、借入申込をする前にある程度知っておきたいと思うのですが、いいでしょうか。
フリーローンだけでも結構いろいろな種類に分かれている
銀行とひとくくりにしていますが、基本的に銀行も消費者金融と同じように沢山の種類があるものですから、その銀行によって商品は異なります。
たくさんの商品があるところもあれば、フリーローン単体のところもありますし、いろいろです。
ただ、今のところはフリーローンだけでも結構種類がわかれているので自分が使うのはどれか?を考えて使ったほうがいいでしょうね。
いくつか面白いフリーローンの種類を紹介していきたいと思いますが、まず一つ目が公務員向けの商品です。
借入申込をすることが出来る人は公務員だけ、というように限られています。これは地方に多くて、金利などがかなり優遇されています。
また自衛隊だけとか医者だけというように職業によって優遇している商品を用意しているところもあります。消費者金融では考えられないかもしれませんね。
もう一つよくあるフリーローンの形式としては銀行の場合は小額の融資の人たちと大きな融資を必要とする人たちをはっきりと商品で分けているところも多いです。
小さい金額だけを借りたい人向けの商品は少し金利が高めになっているんですが、パート・アルバイト、専業主婦なども申込可能になっていたりします。もうひとつの方は数百万単位で借入をしたい人向けです。
他にもいろいろなユニークな商品を用意しています。主にほとんどが地方の銀行系カードローンになりますが、大手の場合はだいたい一つだけ、多くても2つくらいしか商品はないと思って間違いありません。
メガバンク系の場合では少額融資を持っているところもありますが、たいていは一つだけですので、いろんな商品を見てみたいなら地方銀行がいいでしょう。
銀行での借入申込は自分にあった商品をいかに選ぶかがポイントになります。
大手のように一つの場合は迷わないかもしれませんが、地方銀行ほど商品がたくさんありますから一度コールセンターなどでおすすめを聞いてみるのもいいかもしれません。
【参考ページはこちら】
パート主婦なら借入できるの?
銀行の借入サービスに申込むメリットとその手順とは
私たちの暮らす日常はいつも無数の出費の機会に見舞われ続けています。
特に仕事上のつきあいで飲み会や接待などにかかる費用は大きく、特に忘年会や新年会といった行事的な季節であれば生活費を圧迫しかねないほどにお金の必要性が立て続けに及んでくるので、ついつい財布の中身や預金残高が目減りしがちになってしまいます。
さらにより良い文化的で健康的な生活を送るにあたっては、自分の趣味やリラクゼーションの時間も充実させなければなりません。
映画や音楽の鑑賞やコレクションの充実、または家電機器を買いそろえたり、服や靴などのファッションアイテムを購入したり、また時々はブランド物などにも手を出して質実ともに満足感を得るなどの措置も必要となってくることでしょう。
これに加えて、もしも家庭のある人であれば、子供の養育費や家族一緒に出掛けるレジャー費用などもある程度の枠を設けておかねばなりません。
それに家族の怪我や病気にともなう通院費や治療費もかなりの額が継続的に発生することが否めず、過不足のなくお金を捻出することが求められるものです。
そしてこれらのお金の必要性と並行して、人は結婚、出産とライフステージが上昇し続けるたびにかなりのまとまったお金の必要性に直面します。
というのも、自分のライフスタイルに見合った自動車を購入する上でも様々な車種を乗り換えることとなりますし、さらに家族が増えると手狭になった住居スペースをどうにかするために引っ越し、あるいは新居の購入などを行う関係上、数百万から数千万のお金が必要となる場合もあります。
もちろん、こういったお金は自分のポケットマネーで取り出せるものではありませんし、定期預金を切り崩すなどしても捻出できる額はある程度限られてしまいます。
それでは諸々のタイミングでどうしてもお金が不足してしまった時、人々にはどのようにしてそれらを乗り越える手段が残されているのでしょうか。ひとつには親や親戚や友人から借りるという方法があるでしょう。
しかしこの経済不況下においてはどこもお金のやりくりに大変ですから、そのような出費の部分で近しい人に負担をかけてしまうのはとても心苦しいもの。
その点、金融機関や金融会社であれば簡単な利用手続きのもとでお金を融資してもらえる場合があります。
こういった代表的な借入方法としてはカードローンやキャッシングがあります。
前者は一枚の個人カードを発行し、お金の不足時にそれをATMで使用することで簡単に融資金が引き出せるというものです。
後者はお金が必要になるごとに申し込みを行い、その希望融資額が預金口座に一括振り込みされるというものです。
どちらもそれぞれの利便性があることから、利用者が自分の借入条件をよく考えた上でどちらを選択するのか決断を下すのがよいでしょう。
ただし、この時、銀行と消費者金融とではかなり大きな差が生まれてきます。
もっとも典型的なところで言うと、両者はそれぞれに別の法律によって規制されており、前者は銀行法、そして後者は貸金業法にのっとってサービス運営されています。
とりわけ貸金業法には総量規制という融資限度額を設定するやり方が根付いており、これに基づくと消費者金融では利用者への融資限度額を年収の3分の1までと設定しています。
もしもこれを超える金額を融資していることが分かると、その消費者金融には罰則が下ってしまうのです。
これはもちろん利用者が自分の経済力を超過した借入を行って破滅してしまわないように防止するためのものであり、それによって消費者金融側がデメリットを被ることのないように設定されてあるという面もあるでしょう。
逆に銀行であればこの規制はありませんので、審査担当者が認めさえすれば際限なく希望する金額を借りることができます。
とりわけ住宅ローンや自動車ローンなどは最も利用者の多いところであり、長年のマイカーやマイホームの夢を叶えるために申請している人はかなり多くいるものです。
これらの人々に審査結果がもたらされるまでには一週間から二週間ほどの期間がかかる場合もありますが、もしも審査通過して融資金を得られたなら随分と経済的な負担が軽くなることでしょう。
また一方で銀行ではカードローンにしてもキャッシングにしても、利息の面で消費者金融よりも幾分抑えたものになっているというメリットがあります。これは金融機関としての強みと言えるでしょう。
しかしながらその分、多くの人のお金を預かる存在であり、なおかつそれらを巧みに運用する役割を得ている以上、できるだけ損失を生まない形で運営していく責務があります。
そのためこれらの借入では消費者金融にも増して利用審査が厳しく行われるという性質があります。
それでは利用申込を行う際にはどのような手続きが必要なのでしょうか。まずはパソコンやスマートフォンなどのインターネットを使った申し込みを行う一方、電話などでも申請可能なものもあります。
または店舗窓口にてお客様相談や融資受付の窓口が開設されているものもありますし、さらに郵送で申し込むやりかたもあります。
そしてこれはカードローン独自のやり方ですが、ATMに併置するかたちで自動契約機が設置されてあるのをよく見かけます。
これはその内部にてモニター画面やテレビ電話機能を使って申込作業を進めていくことが可能です。
申込にあたってはまず申請フォームに氏名、生年月日、職業、勤務先、年収などを書き込んでいき、希望融資額や家族構成、他社からの借入金の有無などを任意記入する項目もあります。
こうした内容を受けて担当者による審査がスタートするわけですが、最初にまずチェックされるのは希望融資額が職業や年収に見合っているかといったところでしょう。
もしもこの時点で利用者の経済力や返済能力に見合っていないと判断されたなら、この融資は審査落ちとなります。
これに引き続いて信用機関への照会を通じたチェックが行われます。
もしも利用者が過去に何らかの借金を行っていたならばこの信用機関に情報登録されていることとなり、さらに過去に返済不能に陥ったり法的手続きをとるなどの履歴が確認されるとそれらはブラック情報として取り扱われます。
(⇒ブラックでも借入できるところはある?)
なおかつ短期間のうちに複数の借金申し込みなどを行うと申し込みブラックとしてこれもまた危険視されることとなります。
こうやって信用機関チェックを終えると今度は勤務先への在籍確認が行われて、これできちんと勤務先での勤務実積が確認されたならいよいよ融資が可能ということになります。
キャッシングならば預金口座に融資金が振り込まれ、カードローンならばすぐに店舗窓口や自動契約機などで新規カードを発行できる状態となるのです。
これに加えて、もしも借金申込した銀行にすでに預金口座を開設している状態であれば手続きはもっと簡単になります。
というのも、口座開設の時点ですでに本人確認は完了していますし、その中身としてどのくらいの預金が行われているのかが担保となって申請者に対する信用度を上昇させることが可能となるからです。
もしも審査担当者が納得するだけの金額が預金されていて、定期的な利用が続けられているようであれば多くの場合、突発的なキャッシングであってもすぐに対応してもらえることでしょう。
しかしながら、これらはカードローンやキャッシングに留まる話であり、もしも自動車ローンや住宅ローンなどのさらに大きな金額の取り引きとなると、もちろん十分すぎるほどの慎重な審査が必要となります。
購入する不動産や自動車、建築内容の図面や契約書などの決められた書類の写しを提出することも求められ、必要に応じて審査担当者が建築予定の現地に出向いて確認作業を行うこともありますので、この場合にはカードローンやキャッシングのような即日融資の原則を忘れた上で、丁寧かつ慎重に手続きを進めていきたいものです。