銀行借入の仮審査って何をしているの?

どうも、私は田中(仮名)と言います。最近久々に帰郷した友達と飲みに行ったり、別の友達が結婚するのでご祝儀を包んだりと、急な出費がたくさん発生しております…めでたい事でお金が出て行くっていうのは、何とも言いがたい気分になりますね。

というわけでして、今は最寄りの地銀のカードローンを作ろうかと検討しています。

以前も一度勧められた事はあったのですが、そのときは融資なんて必要無いと突っぱねたものですが、こんな事になるんなら作っておけば良かったですね…反省です。

それでも今からでも遅くはないという事で、急に出て行ってしまった生活費をこれで補おう…そう考えたのですが、一つ質問よろしいでしょうか?

銀行って確か、普通の本審査の前に仮審査を融資ではしているって耳にしました。何だかまどろっこしいですよね。

という事は、今から私がカードローンを作るなら仮審査を受ける事になるというわけなのですが、この銀行借入の仮審査って何をしているのか、教えてくれませんか?

いや、知ったところで別にどうこうしようとか考えてはいないのですが…純粋に気になってしまって。

銀行借入の仮審査について詳しく教えてくださる方、是非ともご協力をよろしくお願いします。あ、忙しくない方だけで構いませんので…。

申込書の内容をざっと確認しています

田中さん、ご質問ありがとうございます。どうやらお友達が多く、さらにその友達みんなに良い知らせがありそうで、大変羨ましいですね。

私の方はずっと友達みんなが地元に居ますから、いつでも会える分特に変化が無いです(笑)。

私の事はさておきまして、今回は銀行融資の仮審査についてですよね?

まず先に一点言うのであれば、銀行でもカードローンで借りる場合、大抵が保証会社と呼ばれるところが審査を担当し、銀行が直接見ている事は少ない、という事です。

保証会社は信販会社や消費者金融が主に担当しています。

こうしたところが審査をしてくれるわけですが、まずはカードローンなら仮審査があるのは本当です。

審査を二段階に分ける事で、よりいっそうの効率化をはかり、即日融資などにも対応しているわけなのです。肝心の内容の説明いきます。

仮審査では、まずこちらが自己申告した申し込み内容の確認をしています。郵送なら申込書、ネット申し込みなら送信した情報から判断します。

この情報というのは年収や今現在の借入総額、さらには仕事の内容などですね。融資において重要な部分だけを先にチェックしています。

こうした重要な部分のみを先に審査して大まかに融資可能か否かを判断して、そこから本審査として人の目による確認があります。

大体の人は仮審査通過後は本審査もすんなり通りますが、嘘を付いていた場合には本審査で見抜かれて落ちる事もあり得ます。

もっと簡単に言えば、仮審査は申し込み内容を点数化して、その点数によってまずは融資の可否を決める、というわけです。仮審査だけなら凄く早く終わりますから、即日融資を希望される場合も夢ではありませんよ。

【参考ページはこちら】
銀行の審査に通りやすくするためには?

銀行の仮審査には通っても借入ができないケース

住宅ローンを組もうと思って申し込みをするときには、まず仮審査を受けるのが普通です。

そして、それで融資可能だと言われても、本審査に通らないこともあります。

審査には2段階あって、それぞれで異なる基準が定められていますから、このようなことがおこります。その違いは様々な面であるのですが、最も大きな影響は個人信用情報です。

信用情報とは、信用力に関する情報を指します。もしもかつて債務整理を行ったことがあれば、それが記録されています。

債務整理や延滞などの情報はネガティブ情報として記録されることになりますから、このような情報があると本審査には通らないことが多いです。

もしもかつて消費者金融から借入をして延滞したことがあったり、あるはクレジットカードの支払いを延滞したことがあれば、影響は大きいです。

信用情報は信用情報機関が取り扱っています。信用情報を専門的に扱う会社だと考えれば良くて、金融機関は審査の段階で信用情報機関に対して問い合わせを行います。
(⇒借入の審査基準はどんな感じ?

信用情報機関はいくつかあります。どの金融機関がどの信用情報機関を使っているのかも異なります。

ですから、ある信用情報機関にネガティブ情報が登録されていたとしても、それ以外の信用情報機関には情報が登録されていないこともあります。

情報が交流されているとも言われていますが、実際にはこのようなこともあるようです。

ネガティブ情報として登録されるのは、債務整理や延滞が主なものですが、申し込み状況についても登録されるという点に注意しておく必要があるでしょう。

消費者金融に申し込みをした場合、その情報も記録されます。そして、それが記録されていることが悪影響を与えて、審査に落ちることがあるのです。

個人信用情報がこのようにして利用されていますが、銀行がどの段階で個人信用情報を利用するのかはそれぞれで異なりますし、どの信用情報機関を利用するのかによっても異なります。

ですから、住宅ローンを申し込んで落ちたことがあったとしても、別のところに申し込めば通ると言ったこともあります。

仮審査についてですが、この段階で個人信用情報を調査する場合もあれば、しない場合もあります。

調査しない場合には、収入や雇用形態、年齢などの、個人に関する情報を元にして審査が行われ、それによって通ることもあります。

しかし、ネガティブ情報が登録されている人の場合、本審査の段階で落ちることになります。これが良くあるケースです。

もう一つは、保証会社を利用するケースです。住宅ローンを利用するためには保証会社の保証を受けなければならないのが一般的です。保証会社は、保証人になってくれる会社だと考えれば良いでしょう。

そのために保証料を支払います。もしも返済ができなければ、保証会社は借りた人の代わりになって返済してくれます。借りた人はその後は保証会社と交渉していくことになります。

保証会社は、もちろんですが借りた人が返済できなくなると困りますから、返済できるかどうかを判断するために審査を行います。この段階でも個人信用情報を調査することが多いのです。

住宅ローンの申し込み条件の中に、保証会社の保証を受けることができると書かれていることが多いですが、この場合には保証会社の審査を受けなければならないと考えておきましょう。

信用情報機関はいくつかあることは先述しましたが、金融機関によって利用するものが異なります。

銀行が仮審査の段階である信用情報機関を利用し、そして仮審査に通したとしましょう。

その後は本審査が行われるのですが、本審査では保証会社が審査をするケースが多いです。

保証会社は別の信用情報機関を用いていて、そしてそこにネガティブ情報が登録されていると、審査落ちになります。

個人信用情報と言っても、いろいろなものがありますから、本審査では落ちることもあるのです。

これは住宅ローンに限ったものではありません。最近ではカードローンなどでも同じように2段階で審査が行われるケースがありますが、この場合にも同じような現象が起こることがあります。

最近のカードローンは、ウェブサイト上で借りることができるのかどうか、すぐに分かるようになっているものが多いです。

そして、ウェブサイト上で借りることができると表示されても、実際に申し込みをしてみると借りることができなかったというケースもあります。

これも全く同じ現象だと考えておくのが良いでしょう。

ウェブサイトで申し込みをするときには、住所や会社の情報、年収などを入力することが多いです。

もちろんですが、これらの情報を元にして審査を行った結果、すぐに借りることができないと表示されるケースもあります。

しかし、そうではなくて、ウェブサイト上では借りることができると表示されるケースもあるのです。

ウェブサイトでは、入力された情報を元にして審査を行います。

そして、それらの情報のみに基づいて審査結果が表示されるのですが、このときには個人信用情報の調査までは行われないことが多いです。

そして、正式に申し込みをした段階で審査が行われます。このときには個人信用情報の調査が行われるケースが多いです。

審査落ちになる理由はほかにもありますから、個人信用情報がすべてにおいて問題であるとは言えません。

たとえば、在籍確認が原因となることもあります。申し込みをするときには会社の情報を記入します。

そして、その会社で本当に働いているのかどうかが調査されます。調査と言っても電話をかけるだけで終わることが多いですから、本当にそこで働いているのなら問題はありません。

在籍確認が行われ、そして本人がそこで働いていることを確認できなかった場合には、それが理由で審査に落とされることもあります。

このようなこともありますから、すべてが個人信用情報が原因ではないと言うことも頭には入れておきましょう。

銀行のカードローンなどの場合には、たいていは保証会社を利用しています。ですから、申し込みをすれば、独自の審査とは別に保証会社も審査を行います。

この保証会社の審査の時に、個人信用情報の調査が行われることになり、それによって落ちることもあるのです。ですから、銀行で借りられると言われても落ちることもあるのです。

住宅ローンにしてもカードローンにしても、あるいはほかのローンにしても、このようにして審査が行われます。金融機関によって利用する金融機関は異なります。

たとえば、メガバンクであれば、いくつかの信用情報機関を利用することもあります。ですから、過去の借入が影響する可能性は高いと考えておいた方が良いです。

また、メガバンクの場合には、メガバンク自身が信用情報機関で調査を行うとともに、保証会社も信用情報機関での調査を行うケースもあり、2段階で調査が行われることになります。

そうなると落ちる可能性は高くなるのは当然のことだと言えるでしょう。メガバンクは審査が厳しいと言われるのは、このような点も影響しています。

地銀の場合には、一つの信用情報機関しか利用しないことも多いですから、過去の借入が影響する可能性は、メガバンクに比べれば低いと考えられます。

ほかの審査基準もメガバンクよりも低く設定されていることが多いですから、どちらかというと地銀は借りやすいと考えられます。

ほかにも信用金庫やその他の金融機関もありますが、これらも地銀と同じくらいだと考えておいて問題はありません。

仮審査に通っても銀行から借入ができないというケースは、主にこれが影響していると考えられます。

ですから、過去に借入のある人は気をつけておかなければなりません。

このように審査は厳しく行われるのですが、過去にお金を借りたことがなく、クレジットカードも滞納をしたことがない人の場合には、ここまで細かく気にする必要はありませんから、どこに申し込みをしても問題はないです。

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