借入金額が少ないと審査も甘いのでしょうか?
どうも初めまして、森崎(仮名)と申します。趣味はサッカーで、社会人になってもサークル活動のような形で良く運動公園に集まって試合をしています。
やっぱり運動をすると仕事にも良い影響を与えますし、継続して続けていきたいと思います。
しかし最近は学生ほど運動ができなくなっているのか、体力の衰えを肌身に感じております…
それを解消する為にフィットネスクラブに通おうかと思っていますが、最近スパイクを買い替えたりして、フィットネスクラブの入会金と最初の月謝を支払うのが厳しいです。
しかし思い立ったらすぐに実行したい性分なので、融資を受けて即座に入会したいと思っています。
入会金や月謝は最初こそ高めの金額ではありますが、それを過ぎれば大した事はありませんし、借り入れると言っても数百万とかではありませんから、返済も難しくないと思います。
それで、借入金額が少ない場合、やっぱり審査も甘くなるのでしょうか?
入会金と最初の月謝のみなのでさほど大金というわけでは無いから簡単に審査にも通ると見越しているのですが、借入金額は関係なく審査は発生しているのでしょうか?
審査が厳しい場合ですと、大企業勤めというわけでもありませんから、多少心配であります。私でも大丈夫そうかを教えていただけませんか?
借入額が少ないと基本甘くなりますね
森崎さんはスポーツマンなんですね。私なんかは学生のうちから運動嫌いで、社会人になってからは体育の授業から解放されたという事で自堕落な日々をずっと送っていました。
おかげで最近、中年太りがリアルに気になる年齢になりましたよ…。
だから森崎さんには継続的に続けて欲しいので、ご質問にもしっかりとお答えしたいと思います。
借入金額が少ないと審査も甘くなるかどうかを一言で言えば、基本的には甘くなります。これは理屈で考えてもじつに分かりやすいです。
金融業者からすると、大金を貸し付けるほど確実に返してもらわないと困ります。
例え小額でも返済してもらえないのはNGですが、千円足りないのと百万足りないのでは、会社へのダメージも全く違います。
ゆえに大金を希望する人には慎重審査を実行していると見るべきでしょう。
なので、例えば多くのカードローンで最低限度額として設定されている10万のみを希望するのなら、その審査というのは厳しくはありません。
はっきり言えば、簡単と言い切ってしまって間違いないでしょう。収入があれば借りられる、そんなレベルですね。
ただし、物事には例外もあります。過去に返済に遅れたりしている事実があれば、審査では例え小額でも厳しいものとなります。
また、収入があれば大体は借りられると言っても、年収が十万満たないようなレベルでもお話になりません。自分の立場というのも審査にダイレクトに影響します。
質問者さんはおそらく社会人として普通の給与を受けていると思いますので、最低限の金額ならまず問題は無いと思います。高額を希望すると難しくなるので、欲張らないのが今回は良いでしょう。
【参考ページはこちら】
借入審査を受けることのデメリットは?
審査の甘い消費者金融は借入金額に制限がある
できるだけたくさんお金を借りたいと思うなら、銀行から融資を受けるのが一番です。
なぜなら、銀行は銀行法によって監督された金融機関ですから、貸金業法に基づく総量規制の対象にならないからです。
その前に、総量規制についてはどのぐらいご存じでしょうか?
総量規制というのは、すでに述べたとおり貸金業法に基づく規制なのですが、この規制の対象になる貸金業者においては、申込者の年収の3分の1以上を貸し付けてはならないと規制したものです。
この規制は総量規制と呼ばれますが、総量規制の対象になるのは、貸金業法によって監督された貸金業者だけです。
銀行は銀行法に監督された金融機関であり、貸金業法の制約を受けませんから、自動的に総量規制の対象外とされるのです。
そして総量規制の対象外になるということは、借入制限を受けないということになるのです。
このようなわけで、できるだけ一度にたくさんお金を借りたいと思うなら、借入金額の制限を受けない銀行が有利だといえます。
ただし、銀行でお金を借りることには、デメリットもついてくることを忘れてはなりません。
例えば、消費者金融と比べて銀行の審査はとても厳しく設定されています。
審査される項目はどこも大差ありませんが、良否を判断するその基準が銀行の場合はとても厳しいのです。
したがって、銀行でお金を借りようと思うなら、この厳しい審査をクリアしなければなりません。
でも、この銀行審査はそうそう簡単に通過できるものではありません。
収入はもちろん多くて、しかも安定している必要がありますし、雇用形態は正社員が当たり前で、パートやバイトなど非正規では借入れが難しいと思わなければなりません。
居住形態はできればマイホームに住んでること、他社からの借入れ状況はゼロがベスト、許容範囲を超えているなら即アウト、過去の金融事故履歴については、まっさらであることが必須条件です。
銀行は確かに借入れ制限を受けないメリットがありますが、審査基準がとても厳しいので、そもそも融資を受けられる人間が限られているというデメリットも知っておきましょう。
もし、属性が基準に満たないと思ってる方は、まず自らの属性を高めてから審査を受けるようにしましょう。
中途半端な属性で審査を受けてそれで落ちてしまったら、信用情報機関に登録されてしまうのでこの点は注意が必要です。
さて、人によっては、借入金額にこだわりがないという人もいます。
つまり、それほど高額融資を希望するわけじゃないから、とにかく少額をスピーディーに貸してくれるところがいいという人たちです。
こうした人たちにとって便利なところは、銀行ではなくむしろ消費者金融でしょう。
なぜなら、消費者金融の審査基準は銀行に比べて甘いからです。
審査基準が甘いということは何を意味するでしょうか?
そうです、一つは誰でも審査に通りやすいということ、もう一つは契約成立までがスピーディーになることです。
このどちらも大きなメリットであるといえます。
まず、審査に通りやすいというのは、雇用形態をそれほど気にしなくてもいいということです。
銀行の場合は審査が厳しいため、雇用形態が正規であるか非正規であるかを気にする必要がありましたが、消費者金融の場合はこの点でさほど気にする必要はありません。
パートでも、バイトでも、拝見社員でも、安定した収入と返済能力さえあれば、審査に通過して融資を受けることができるのです。
ここが一つ消費者金融の大きな利点になっているところです。
もう一つは、審査が甘いことで契約成立までが早くなるということです。
これも大きなメリットの一つになりますが、これは具体的にどんなメリットなのでしょうか?
それは端的にいって、即日融資ができるということです。
即日融資というのは、申込みをしたその日に融資が受けられるというサービスですが、これができるためには、審査がスピーディーに行われる必要があります。
そして審査がスピーディーに行われるためには、審査が優し目に設定されている必要があります。
消費者金融はまさに審査が優し目に設定されていますから、結果として即日融資が可能なのです。
融資額よりも速さを重視している方もいらっしゃいますが、そういう方にとっては、審査に長く時間がかかる銀行より、消費者金融のほうがよほど利便性が高いといえるでしょう。
少額でいいから今すぐ借りたいと思う方は、消費者金融を利用することができるでしょう。
ただし、消費者金融にもやはりデメリットはあります。
例えば、消費者金融は金利が高めに設定されていることです。
金利といえば返済負担を考えるうえでとても大きなウエートを占めるものです。
それが大きいか小さいかで返済負担の重さが変わりますし、特に借入れ期間が長い場合は、金利計算を事前に綿密に行っておかなければ、後で大変なことになってしまう可能性もあります。
そういう金利が高く設定されているということ、これが消費者金融のデメリットの一つです。
もちろん、高金利については対処する方法はあります。
例えば、全体の返済計画を十分に考えておくこと、シミュレーションを利用して返済可能な計画を立てること、金利計算を細かく行っておくことができます。
このようにしておけば、金利によるリスクを回避することができます。
消費者金融でお金を借りる人は、必ず計画性を持って借りるようにしましょう。
さて、消費者金融での借入で注意しなければならない他の点は、借入制限があるということです。
つまり、希望通りの額を融資してもらえるわけじゃないということです。
これもまた一つ、消費者金融のデメリットになっているものです。
というのも、消費者金融は貸金業法に基づく総量規制の対象になっているので、借入れは年収の3分の1までしか行えないのです。
これを超える借入れを消費者金融で行うことはできず、もしそれを超える借入れを行うなら、それは違法となります。
どうしても高額融資を受けたいと思う方は、消費者金融ではなく、借入制限のない銀行に依頼しなければなりません。
銀行なら総量規制の対象外になるので、借入制限を受けずに融資を受けることができます。
もちろん、その分銀行は審査が厳しいことはいうまでもありません。
ところで、最近はインターネットからも融資の申し込みができるようになりました。
これは特に消費者金融の世界ではサービスが発達していますが、パソコンやスマートフォン、携帯電話などを用いて、自宅に居ながらネットで融資の申し込みが楽々とできるのです。
これはもちろん、利便性が良いということになります。
その点でメリットであるともいえますが、しかし注意も必要です。
どんな注意かといえば、利便性が良くて気軽に申込ができることから、ついつい余分に借り過ぎてしまうということです。
インターネットから融資を申込むということになれば、人と対面する必要がないので、その点でお金を借りるということに対してリアリティーが失われてしまいます。
このことは対人恐怖症の方にとっては利点があるのですが、それ以外の方にとっては、注意しなければただ気持ちをルーズにさせてしまうだけで、利便性から得られるメリット以上に、余分な負担を自分に加えてしまう危険を冒してしまいかねません。
よって、インターネットを利用して融資の申込を行うときは、ちゃんと理性を働かせて、なおかつ計画的に無理のない範囲でお金を借りるようにしましょう。
決して利便性の良さに気持ちを油断させることなく、必要以上にお金を借りてしまうことがないようにしなければなりません。
さて、いったん融資を受けた後で、融資限度額を上げてもらいたいと思うようになるかもしれません。
もしそう思った場合は、増額審査に通るように努力しなければなりません。
増額審査とは、増額の許可を与えてもいいかどうかをチェックするための審査のことです。
これまでとなんら変わらない属性なら審査に通ることはできませんが、以前より属性を高めることができれば、増額してもらうことができます。
こうした点もよく覚えておくようにしましょう。