派遣ブラック借入って審査に通る可能性はあるか
派遣ブラック借入…こういう状況というのはあまり良くない、むしろ最悪に近いというのは理解できるんですけれども、借入自体はしたいというのは私を含め多くの人が同じように考えているのではないかと思います。
で、派遣ブラック借入というのはできるのでしょうか。
派遣社員として働いているということだけでも、結構借入にはマイナスの評価を受けるかなというのはわかります。
それに加えてブラックというのも問題が大きいというように思いますが、このような状況でも貸してくれるところはあるのですか?
派遣ブラック借入でも借りられる業者は少なからずある
派遣社員で更にブラックの状況、かなり厳しいですね…と言いたいところですが、借りられないということでもないのでそこまで気にし過ぎることもないかなと思います。
日本の消費者金融業界というのは度の国よりも借りやすいようになっている、といえるんじゃないかと思っています。
まずは派遣ブラック借入をしたいというのはわかるのですが、今の自分自身の状況というのを見たほうがいいでしょう。
派遣社員であるということでひとつのマイナス、安定していないということで業者からはあまり好まれないでしょう。
もう一つのブラックで2つ目のマイナスで、どちらかと言うと此方のほうが大きくマイナスです。
ブラックでなければ使えたであろう消費者金融及び銀行系カードローンは多かったと思います。
最近は派遣社員でも気にせず貸出をしてくれるところは多いですから。
派遣社員がすぐに正社員に変わるということはなかなか期待できないでしょうから、まずはブラックのほうがどうにかならないか?
今どういう常態化というのを見てみましょう。
信用情報を取り寄せて、ブラックになった理由や今どのくらい時間が経過したかを確認します。
そうすると信用情報というので自分のブラック状況がある程度わかり、ブラックから抜け出せる時期というのもある程度わかるでしょう。
任意整理なら5年程度、自己破産でも長くて10年と言われていますから、それまでの間に使う業者を考えることになるのです。
となれば短い期間なら少ない金額の借入でもなんとかなる場合が多いでしょうから、それなら借入をしやすいし中小の業者を使うということもアリだと思います。
特に中小の業者でブラックOKのところは幾つもありますから、そこを最初は使っておくといいでしょう。
ブラックOKと言われている小さめの業者については、一般的にはあまり好まれないかもしれないですが、派遣ブラック借入をしたい人にはぴったりだと思います。
特にブラックでも貸してくれるのですが、派遣社員だからとか非正規社員だからということで貸してくらいないということがないのは大きいでしょう。
派遣ブラック借り入れは出来るなら使わないというのもひとつの手ではありますが、使えないということはないですし、貸してくれるところがヤミ金ばかりだからやめておけということもありません。
あくまで借入は可能ですが、抜け出すまでの間と割りきっておきましょう。
【参考ページはこちら】
ブラックでも担保があれば借入できる?
意外に緩い借り入れ審査。派遣ブラック借入も可能
借り入れと一言でいっても借り入れを行える業者は非常に数があるうえに借り入れ額も個人によって変わります。
これらは当然借り入れを行えるかどうか密接に関わってくるものであり、当たり前ですが審査の厳しい業者での借り入れは難しく、融資額も大きくなれば大きくなるほど審査に落ちる確率が増します。
審査が緩い業者でのある程度の額までの借り入れであれば例え派遣ブラック借入でも可能です。(こちらもご参考に→審査が緩い借入業者を教えて!)
ブラックというのは俗語であり、金融業界では主に信用情報に難がある人のことを指します。
正確にいうと信用情報機関の事故情報に登録されている人のことであり、事故情報はブラックリストとも呼ばれています。
信用情報機関とは現在日本に3種類ある個人の信用を管理する業者であり、現在日本には日本信用情報機構のほかにJICCと呼ばれる全国銀行個人信用情報センター、そしてCICの3種類が存在します。
例えば消費者金融に借り入れを行った際に期日までに返還することができず、そのまま一定の期間が過ぎることを事故といい、信用情報機関の事故情報に登録されてしまいます。
この事故情報は借り入れ先に関わらず審査の際に必ず参照される情報で、審査結果に大きな影響を及ぼします。
なお、信用情報機関に三つありますが、それぞれCRINのというネットワークを利用して情報の共有を行っているので、どれか一つにでも登録されてしまうと必ず情報は参照されてしまうことになります。
ただし、ブラックと一言でいっても登録される理由には4種類あり、審査にさほど大きな影響を与えないものもあれば、審査に通るのが絶望的なものまであります。
まず最も多くの人が事故情報に登録される理由として多いのが延滞です。
これはその名の通りローンなどの期日までに返さなければならないものを返さなかった場合に登録されるもので、多くの場合は2か月以上返済が遅れてしまうことで登録されます。
消費者金融や銀行からの借り入れはもちろんですが、その他にも住宅ローンや携帯電話利用金の未払い、最近では奨学金の返済においても登録される場合があります。
このため、意外に当事者が知らないうちにブラックリストに延滞の名目で登録されていることも多いです。
ただし、延滞は事故情報の中で最も軽微な理由なので、審査の緩めの金融機関での借り入れではさほど大きな弊害にはなりません。
次にブラックリストに登録されるものとして代位弁済があります。
これは債務者ではなく債権者が契約している保証会社に代わって返済をしてもらうものであり、代位弁済をした場合に債務者は元々の債権者ではなくこの保証会社への返済義務が生じます。
一般的に長期間にわたって延滞してしまった場合に代位弁済は行われ、この理由でのブラックリストは延滞よりも審査結果に大きく影響してしまいます。
ただし、保証人をつけていないキャッシングやクレジットカード会社では代位弁済を行われません。
他にも当然、自己破産を始めとする債務整理や強制解約があります。強制解約とは融資を行っていた会社側が強制的に契約を解除することです。
これらの理由でのブラックリストに登録されている場合には審査に通るのが困難になります。
とはいえ事故情報は一生本人についてまわるものではなく、一定の期間を経ることで、登録は抹消されます。
ただし、この一定期間が経たない前に記録を抹消することはほぼ不可能であり、例えば事実とは異なる場合で登録されていた場合などを除いては如何なる方法を用いても不可能です。
特に自己破産などを行った場合には官報と呼ばれる国の機関紙で個人情報が流れますので、それに目を付けた悪徳業者がブラックリストの記録を抹消する方法を教えると近づいてくる場合がありますが、ほぼ確実に詐欺ですので決して利用してはいけません。
同様に自己破産など重篤な理由でブラックリストに掲載された場合にはこの官報を用いて債務整理を行った人に近づいて審査なしで借り入れするなどのうまい話を持ちかける業者もありますが、ほぼ確実にヤミ金です。
ヤミ金とは貸金業法の法律などに則っていない悪徳業者のことであり、例えば借り入れを行う債務者が金融知識に疎いことなどを利用して言葉巧みに契約させ、後から法外な利息などを吹っ掛けてきます。
元々怪しい業者は利用しないようにすることが一番大切ですが、万が一利用してしまった場合には速やかに弁護士などの専門家に相談することが重要です。
現在ではヤミ金に借り入れしたお金は利息はもちろん、元金すら返す義務はありません。
ブラックリストから情報が抹消されるまでの機関ですが、これは登録された内容や登録される信用情報機関によって期間が異なります。
多くの場合一つの金融機関と一つの信用情報機関が契約を行って情報を参照していますが、中にはクレジットカード会社など、複数の信用情報機関と契約を行っている企業も多数あります。
(⇒借入可能な会社を教えて!)
まずKSCと呼ばれる全国銀行個人信用情報センターの場合、自己破産のみ10年で、それ以外のすべてにおいて5年で記録は抹消されます。
KSCとはその名の通り全国銀行協会が設置している情報機関です。
次にクレジットカード系の信用情報機関として有名なCICでは延滞と任意整理が5年、自己破産のみ7年となります。
そして肝心のキャッシング系の信用情報機関であるJICCでは延滞が1年という大変短い期間になっており、その他の理由では5年で抹消されます。
注意点としてこれらの期間はブラックリストに登録された理由を解消してからの期間になります。
つまり延滞の場合は延滞開始から数えるわけではなく、定められたお金を払って解消してから数えます。
事故情報の特に延滞においては本人が知らないうちに登録されている自体も度々あります。
自分がなぜ審査に落ちるのかわからない場合にはまずブラックリストに掲載されていないかを疑う必要があります。
ブラックリストに記録されているか確認するためには、登録されている信用情報機関によって異なりますが、基本的に、インターネット確認が可能ですし、他にも来社や郵送などの方法が存在します。
しかしながら事故情報は個人情報に密接に関わるものなので本人確認は厳重に行われます。
具体的な方法については信用情報機関のWebページを開くことで調べることができます。
とはいえ延滞で登録されていた場合にはさほど気にする必要はなく、審査の緩い金融機関に申し込むことで大抵の場合借り入れを行うことができます。
多くの場合個人が金融機関から借り入れをする場合には銀行か消費者金融が選択されますが、ブラック入りしている人にお勧めなのが消費者金融です。
銀行より消費者金融が優れているというわけではなく、それぞれメリット・デメリットが存在します。
無論、銀行も消費者金融も全国各地に多くの数が点在しているので一口に言うことはできませんが、多くの場合は銀行のほうが金利が安い代わりに、審査が厳しく融資までの期間が長くなります。
消費者金融ではその逆のことがいえ、特に融資までの期間は即日融資などのサービスも多くあります。
即日融資とは申し込んだその日に融資を受けることができるサービスであり、仮に審査に落ちた場合においてもすぐに他の行動に移ることができます。
派遣か正社員かという点においては審査にほとんど影響を与えません。
金融機関での審査で最も重要視されるのは安定した収入を得ているかどうかという点であり、収入の高さはさほど重点的に見られないからです。
従来サラリーマン金融を略した形でサラ金と呼ばれていた消費者金融も最近では派遣どころか学生や主婦のアルバイトやパートで収入を得ている人たちの利用も爆発的に伸びてきています。(こちらもご参考に→主婦におすすめ借入情報)
ただし、借り入れ額にだけは注意が必要で、2010年の6月18日に施行された総量規制において貸金業者で年収の1/3を超える額の貸付が禁止されました。
このため、借り入れ額を提示する際には必ず年収の1/3以下にする必要があります。