貯金なしなのですが冠婚葬祭の為の借入金は受けられますか?
先日、父が急死しました。母が亡くなってからというものの一人暮らしで尚且つ高血圧だった事もあって不安でしたが、それが的中してしまった感じです。
悲しいというよりも、本当にいきなりの事でちょっと混乱している感じです。私は就職と同時に家を出ましたので、今は一人暮らしです。
私は一人息子でして、喪主なども勤めないといけないと言われてしまい、不謹慎かもしれませんが結構面倒です。
また、葬式代に関しても他に身内が居ないという事もあって出さなくてはならず、実はこれが一番の問題だったりします。
私は恥ずかしながら、貯金らしいものがありません。一応口座に自由になるお金が一万円ありますが、こんなのさすがに貯金とは言えません。
いつ無くなるかも分かりませんし…というか、一万では葬式代にもなりません。
迷った結果、借入金を受けての葬式しか無いと思うのですが…ふと気になったのですが、冠婚葬祭の為の借入金って、貯金無しの人間にも融資をしてくれるのでしょうか?
貯金無しだと計画性無しとして拒否されたりしませんかね…計画性無しは否定できませんが。
ただ、貯金こそ無いものの、正社員として毎月安定した給与はあります。これで何とかなりませんか?
貯金は出来ていませんが、返済くらいはしっかりしていくつもりなのでよろしくお願いします。
貯金無しはさほど関係ないかもしれません
お父上が無くなったという事で悲しい…というよりも、お金という現実的な問題が浮上すると、悲しんでばかりもいられませんよね。
特に葬式というのは規模にもよりますが、結構なお金がかかってしまいます。仮に葬式無しの直葬でも費用が馬鹿になりませんから、現状は融資が必須と言えるでしょう。
融資において貯金の有無というのは、借りる側からすると気になる点と言えます。
貯金があればもしも急に収入が無くなってもそちらで返済を補えますし、貯金が十分なら融資を受ける必要性すらありません。
それが0となりますと、融資も受けられないと不安になるでしょうね。
しかし、貯金というのは融資を受ける上で、さほど重要ではないと言えます。もちろん住宅ローンなど大きめのローンなら無関係ではありません。
しかし、冠婚葬祭でのローンとなると、そもそも預貯金の申告が不要な場合も少なくありません。それは、預金が重要ではないという事を物語っています。
さらに言えば、貯金があるかどうかよりも、今現在安定した仕事と収入があるかどうかが大切です。
貯金があっても収入と仕事無しではお金は目減りしていく一方ですが、仕事があれば貯金を始める事はできますし、減る一方とは考えにくいです。
何より、継続的な収入があれば、継続的な返済をしていく事も可能となっております。その点を考えるに、質問者さんは冠婚葬祭ローンは十分希望があると言えるでしょう。
また、冠婚葬祭ローンは比較的低金利で返しやすい為に、借りたとしても負担はさほど大きく無いと思いますよ。
【参考ページはこちら】
借入に関するおすすめQ&A
貯金なしの人は、借入金で冠婚葬祭に対応しよう
日本はバブルが崩壊してから、数十年にわたって低金利の時代が続いています。
銀行に何年も何十年も貯金をしても、ほとんど元のお金が殖えないので、通帳を見る度にため息をついている人もいるでしょう。
バブル時代には、10年も貯金をしていれば、元金が二倍にも増えたものですが、これからの時代にそのような高金利が再び実現する可能性は極めて低いです。
ですから、最初から貯金をすることをすっかり諦めて、お金は貯めるものではなく使うものだと割り切っている人もいます。
特にここ数年はデフレが続いているので、現金の価値は年々高くなっています。こうした状態が続いていると、ますます貯金をするメリットが感じられなくなってしまいます。
貯金をするのも現金を持っているのも同じことならば、銀行にお金を預けるメリットはほとんどありませんし、お金を使うことで、美味しい物を食べたり、好きなことをして人生を楽しむこともできます。
とりわけ、いろいろな経験を積むことは、お金では得られない貴重な財産となります。
日本を離れて色々な国を旅行して見聞を広めることや、高級なレストランで一流の料理を楽しむこと、高級ブランド品を購入して素材の良さを見極めることなどは、どれも他では得難いものです。
貯金をため込んでいても、金銭的なゆとりは生まれても人間的な豊かさを得ることはできません。
しかし、お金を上手に使えば、人間として大きく成長し、お金以外の財産を手にすることが可能なのです。
特に、最近の若者にはこのような考えに基づいて行動する人が増えています。
彼らの親世代は、バブル時代に青春時代を過ごして、未だに財テクに血ナマコになっているような人が多いですが、その子どもの世代になると、親がお金に踊らされて翻弄される姿をいやというほど目にしているので、自分はそのような人生は送りたくないと考えているのです。
彼らは、お金が決して人生を豊かにしてくれるものではないと気付いているので、金銭に対する執着心が非常に薄いです。
仕事につく場合でも、一流企業に入ることや、高給を得ることへのこだわりはあまり感じられません。
それよりも、自分の好きなことができたり、やりがいのある仕事であれば、多少給料が少なくても、満足して暮らすことができるのです。
最近では低価格のファストフードやレストランもたくさんありますし、衣料品は格安のチェーン店で購入すれば十分なので、お金の使い道もほとんどありません。
少ない給料の中で、少ない出費に抑えて身の丈にあった暮らしをすることが、今の人々にとっての典型的なライフスタイルなのです。しかし、その中でもどうしても避けられない出費があります。
その最たるものが、冠婚葬祭に関する費用です。
今では、生活のあらゆる場面において、価格競争が進んでいるにもかかわらず、なぜか葬式や結婚式などに関する業界は、価格競争が進まずに、今も昔も非常にお金がかかっています。
その中でも、結婚式は6月や10月などの繁忙期に挙式が集中するので、場合によっては、その期間は毎週結婚式に出席しなければならない、ということもあります。
一回の結婚式でのご祝儀でもかなりの金額がかかるのに、それが連続して数件も続けば、家計のやりくりが非常に苦しくなります。
かといって、欠席するのは親族や友人に対して非礼にあたりますし、今後のお付き合いにも支障が出るので、きちんと出席して、それなりのお祝いをしなければなりません。また、お祝い金を相場より少なくしてしまうのもマナー違反です。
主催者側では、出席者のご祝儀の金額を一人ずつきちんと把握していますから、その中で他の人よりも少ない金額の人がいれば、非常に目立ちますし、みっともないものです。
一度でも、あの人はケチな人だ、という噂が広まってしまえば、そのことは一生つきまとってしまいます。
そのような恥ずかしい思いをしないためには、その地域の相場に合わせた金額を用意しなければなりません。
どうしても都合がつかずに式を欠席する場合でも、祝いの品は送る必要があるので、招待状を受け取った時点で、必ず何らかの出費は覚悟しなければならないのです。
このような話を聞くと、結婚式などには招待されない方がありがたい、と考える人がいるかもしれませんが、おめでたいお祝いの席に招かれるのは、とても光栄なことです。
それだけ自分のことを慕っている人が多いということの表れですから、喜んで参加しましょう。
人間関係が豊かになると、人生そのものがとても充実して豊かなものになりますから、このようなお祝い事は大切にしたいものです。
結婚式の招待状は、通常は二カ月から三カ月前には届きますから、前もってお祝い金を準備しておけば良いでしょう。
しかし、貯金なしの人には、どうしてもお金の都合がつかないということもあるかもしれません。
特に、式が立て続けにあるような場合は、いくら生活費を切りつめてもとても対応できないでしょう。
そのような場合には、一時的に借入金を利用すれば、生活の心配なく、結婚式に出席することができます。
借り入れと聞くと、何百万円もの多額のお金をイメージする人がいるでしょうが、実は銀行や貸金業者では、一回あたり五万円程度の少額の貸し付けも行っているのです。
ですから、普段は余裕資金は全て定期預金にしておいて、急にお金が必要になった時だけ、少額の貸付制度を利用しているという人は大勢います。
そのような人は、お金が手元にあると、その分だけ使ってしまうので、強制的に全て定期預金にして自由には引き出せないようにしているのです。
ある意味で、貯金をしてお金を貯めるには、これくらい強制的な手段をとらなければならない、ということがわかるでしょう。
このような借り入れは、いわば普通預金や財布代わりに、気軽に現金をやり取りするものだと考えることができます。
急にお金が必要になった時には、いつでも必要なお金を用立てることができるので、貯金がない人でもお金の心配をする必要がありません。
とりわけ、急にお金が必要になる場合の代表例は、お葬式です。残念なことに、人はいつその人生を終えるかわかりません。
昨日まで元気だった人が、今日突然亡くなってしまったという話はよく耳にします。
例えは悪いですが、結婚式は何カ月も前から予定が決まっていて、それに合わせて準備することができますが、お葬式はいつ行われるかわかりません。
重病患者で長期間入院しているような人ならば、いつ亡くなっても不思議はないので、ある程度の心構えをすることはできますが、それでも大抵の場合、不幸な話は突然耳に飛び込んでくるものです。
また、不思議なことに身内の不幸は立て続けに起こることが多いです。
先日親戚のある人が亡くなったばかりなのに、今度は別の親戚で不幸があった、という話はよくあります。なぜか、不幸の連鎖反応ということは確実に存在するのです。
このような場合には、全く突然のことなので、香典を準備することもできない、という人もいるでしょう。
そのような場合でも、借入金を利用すれば、急場をしのぐことができます。
多くの金融機関では、申し込んでからすぐ融資を受けられる制度を設けているので、今日借り入れの申し込みをして、明日お金を振り込んでもらうこともできます。
例えば、今日親戚が亡くなったという連絡を受けたならば、すぐに金融業者に借り入れの申し込みをすればよいのです。
すると、翌日には必要なお金が銀行口座に振り込まれますから、お金を引きだしたら、喪服に着替えてお葬式に参列することができます。
このように、人生には予測不能な出来事が次々に起こり得るものですから、そのような場合に速やかにお金を用立てる手段を知っておくことはとても大切です。
人生のリスク管理と生活防衛の観点から、金融業者を上手に味方につける方法を身につけておきましょう。
(⇒借入はどんな理由でも利用できるの?)