クローバーローンって便利らしいですがどこで借入できるの?
こんにちは、私は今便利な借入方法というのを探しています。
最近初めた副業に失敗してしまい、早期に撤退したものの結構な損害を出してしまって…その穴埋めとして借りたいのです。あ、名前は雅俊(仮名)って言います!
元々この副業はネットで見つけた物なのですが、最初にマニュアルを購入すればその通りに動けばお金を稼げる…そんな甘い話に乗ったのが間違いでした。
マニュアルはそこそこの値段でしたが、その後は仕入れの為のお金もかけないといけないし、そんなに利益も出ないし…。
疑念を抱えていたら、いつしか仕入れた物もさばけなくなってしまい、結局騙された事に気付いた私は撤退を決意しました。
これも社会勉強の一環、その勉強料として自分を納得させましたが…ご覧の有様なので、出来るだけ良い条件の融資を受けたいのです。
そんな良い条件の融資方法として、クローバーローンというのがあると聞きました。
どんな融資方法でどこで受けられるかも分かりませんが、低金利でたくさんのお金を安定して借りられるのだとか。これは非常にありがたい話です。
唯一問題があるとしたら、そのクローバーローンがどんなものか私が分かっていない事ですね…
というわけで、そのクローバーローンはどこで受けられるのか、どんなローンなのかを教えてもらいたく思い、質問させてもらっています。こんな質問ですが、どうかお答えください。
クローバーローンはJAのみでしか使えません
その怪しい副業って、結構ネットを検索すると騙された人も出てきているみたいですね…雅俊さんもマニュアル購入前に調べていたら、助かったかもしれません。
後の祭りではありますが、ネット上にはこうした美味しい話が山ほどあるので今後は注意して下さいね。
で、こんな身も心も、そして財布も打ちのめされた状態では、条件の良い融資こそがある種の救いとなってくれるでしょう。
それでクローバーローンという選択肢にいきついたのは間違いではありません。ただ、使えるかどうかとなるとまた違ってくるでしょう。
クローバーローンというのは、JAにて取り扱われています。
JAというのは農業をしている人からするとおなじみですが、農業をされていない方にとっては何をしているところかも分かりにくいですよね。JAは、こうした融資も担当しているのです。
従ってこのクローバーローンを使うのなら、JAの組合員である必要が第一にあります。
JAに比較的似たような金融機関としては信金などもありますが、そちらも組合員になる事が融資を受ける上で必須です。
口座すら不要な銀行カードローンなどに比べると制限が多いですね。
ただ、その分組合員になっているとこうした低金利融資を受けられますし、その他の利点もあるでしょう。
すでにJAの組合員の人が検討するローンではありますが、風の便りで良い条件だけが広まっていても不思議ではありませんね。
もしもすでにJAの組合員なら、是非とも使いましょう。そうでない場合は組合員になるか、もしくは別途自分により使いやすい銀行カードローンあたりから選ぶべきと言えますね、この場合。
【参考ページはこちら】
その他の会社で借入したい方におすすめ記事
JAクローバーローンの借入パーフェクトガイド
JAクローバーローンの借入を予定している方も大勢いらっしゃるでしょう。どの地域でもJAは住民の身近な存在です。
JAクローバーローンの借入は個人が対象で、生活に必要な一切の資金が使い道として認められています。個人でも事業資金や負債整理資金、営農資金の為の借入はNGです。
負債整理資金とは、要するに既に負っているキャッシングやローンなど他から借りているお金を返済する為の費用と言うことです。
そもそも、複数の金融機関から大金を借りている場合、審査に通りにくくなることは間違いありません。(こちらもご参考に→多数の借入は一本化がおすすめ?)
もしローンを組みたいと言うことであれば、借金一本かするなど多少整理してから申し込んだ方が良さそうです。
JAとしても「他を返してからうちに来て下さい」と思う筈です。
さて、JAクローバーローンを利用する為にはJAの組合員にならなければなりません。
年齢制限は一般的なカードローンやキャッシングローンよりも優しく、満18歳からならOKです。そして最終返済時の満年齢は71歳未満と制限されています。
(⇒借入の年齢制限について教えて!)
満18歳以上のJA組合員なら誰でも借入できるわけではなく、特に20歳未満の会員の方は農業に携わっているか、企業などに勤め給与所得を貰っている人間に限定されています。
20歳以上の場合は保証人は必要なく、JA指定の保証機関の保証を利用することができます。
ただし20歳未満の契約者に対して、JA指定の法定代理人を連帯保証人にしなければなりませんし、法定代理人の同意書を提出する必要があります。
しかも、融資契約時に保証料を一括して払うこともルールの1つです。
融資機関が1年なら4,777円、3年なら14,615円、5年の場合、24,888円が保証料です。
ちなみに、年齢に関わらず年収制限もあります。
一般的な学生ローンや主婦向けローンなどではアルバイトやあまり収入がない方でも融資して貰えるようですが、JAの審査ラインは最低でも150万円以上です。
年収も正規組合員なら150万円以上、その他の方は原則200万円以上、契約の前年度に税の分も加算した年収を得ていなければなりません。
農業にしても会社勤めにしても、働いてから1年未満の方もお金を借り入れるのは厳しく、住まいに関しても調べられます。
審査に通るのは、家族名義でも構いませんが自己住宅に住んでいる方、もし貸家でも本拠が定まっていてエリア内に1年以上住んでいる実績があれば大丈夫です。
気になる借入総額は、1組合員あたり上限は300万円です。
重要なのは、組合員一人につき300万円までの融資を受けられる可能性があると言うことで、家族全員で300万円までの貸付ルールではないと言うことです。
条件次第でどれぐらいのお金を貸して貰えるかは違いますが、融資機関は1年以上5年以内と消費者金融などと比べると少々短い印象があります。
利率は固定金利型と変動金利型の2種類から選ぶことができますが、それぞれメリット、デメリットは違うのでじっくり考えて決める必要があります。
特に借りる金額が大きい場合、利率や返済方法によってトータルの返済費用に差が生じますから、そのあたりの知識も必要不可欠です。
ご参考までに簡単に固定金利型と変動金利型の違いを説明しておきましょう。まず固定金利型は、契約時から完済まで一切利率が変わらないルールの利率です。
一定期間金利を固定することになる固定金利型は、住宅ローンでもお馴染みの利率タイプです。
金融機関が定める一定期間から金利を固定する年数を選べることも多く、契約時点では自由性が高いものの、契約後、途中で変動金利に変更することはできません。
JAクローバーローンは最低1年最長5年の契約になりますが、いずれにしても最初の契約時点でどちらの利率で契約するのか決断しなければなりません。
返済期間が30年以上あることが多い住宅ローンでは、2年、3年、5年、7年、10年など、節目節目で契約変更の融通がきくことがありますが、JAの場合最長5年と短いので最後まで固定を選んだら固定金利利率でいきます。
契約期間中、金利がどう動くかによって固定金利で損をするか得をするのか決まりますが、現金融資の場合ご自身が追加融資を受けない限り利率もそう変動しないので最初から固定を選んでおくのも悪くない選択肢です。
一方変動金利型は、毎月10日の基準日の基準金利によって、毎月1回金利の見直しが行われます。
JAの店頭でも金利が提示されていますが、融資窓口でもこういった情報を組合員さんに伝えるのでご安心下さい。
具体的な数字が分からないまま上がったり下がったりすることはありません。
変動金利は固定金利よりも仕組みがかなり複雑になっていて、固定金利同様メリットもデメリットもあるので最終的な判断は組合員さんごとによって変わる筈です。
一般的には契約後金利が下がることもある変動金利は、もしかすると金利が全体的に安く済むかも知れない、と言う期待に支えられています。
変動金利は文字通り金利が変動するタイプの金利タイプで、JAの場合は毎月1回ですが、定期的に金利の適用利率が変わっていきます。
返済額を一定に保つことができる点は変動金利のメリットですが、お金を借りている以上できるだけ早く完済したいものです。
そういう意味では、返済額が一定だと元金に充当される金額も減ってしまうわけで、月々で考えてみると得をしているようでも、長期スパン、トータルで考えてみるとあまり借金が減っていない・・・と言うことになります。
金利が減る可能性に着目すれば大きなメリットがありますが、万が一高くなる可能性もあるので、その場合は「失敗した、固定金利にしておけば良かった」なんて呟くことになるかも知れません。
もし悩んだら、素直にJAの担当者に教えて貰うのも手です。
JAの窓口担当の人間は、利益だけを追求する悪徳業者ではありませんから、過去、現在のデータを踏まえ、それぞれの利率タイプのメリット、デメリットをもっと詳しく教えてくれる筈です。
金融商品、しかも利率が変動する可能性があるものだと「絶対」ということはありません。
けれど、大体の傾向を教えて貰うとご自身にはどちらの利率タイプが向いているのか、うっすら見えてくるのではないでしょうか。
一方返済方法に関しては選択の自由はなく、元利均等返済方法が指定されています。
元利均等返済方法とは、毎月元金と利息で抗生される返済金額が一定になる返済方法です。
ただし、この元利均等返済方法にも毎月返済方式と特定月増額返済方式の2種類あり、どちらか都合の良い方を選ぶことができます。
特定月増額返済方法とは、毎月返済方式に加えて半年ごとの特定の月に、返済金額を増やすことができる返済方法です。
例えば思わぬ臨時収入が入った時、思い切り遊んだり買い物したい気持ちもありますが、やはり借りているお金の返済に回したいと思いますよね。
完全に元利均等返済方法だと返済金額の増額は認められませんが、特定月増額返済方式を選んでおけば積極的にお金を返すことができるので、完済までの日が短くなります。
勤めていて定期的にボーナスが見込める方、年に2回売上が伸びる現金が調達できる時期が分かっている場合、こういった返済方法を選択しておくと早い時期にローンから解放されるでしょう。
JAクローバーローンはいわゆる目的を特定しない生活費を工面する為などに使うことができる自由なお金ですが、もし特定の目的があるなら目的ローンもオススメです。
JAでは教育ローンや購買ローン、マイカーローン、賃貸住宅ローン、リフォームローンなど需要に応じて様々な目的別ローンも組んでいます。
ちょっと聞きなれないのが購買ローンですが、こちらの使い道は生活費ではなく、自動車や車検の費用、家電製品や寝具、家具、呉服等など。購入先はJAで、なんでもOKというわけではありません。