借入時の年収って誤魔化したら後でバレます?その場合どうなる?
年齢は36歳、名前は藤原(仮名)と申します。仕事は園芸関係、趣味も庭いじりです。
趣味と実益を兼ねられた仕事に満足しておりますが、困った事にあまり収入がよろしくありません。
同僚も高齢の方ばかりですし、この調子で仕事もすたれていくと考えると切ないですね…。
そういうわけで、同年代と比較しても年収に自身がありません。年収が少ないとなると、今検討している借入の審査に通過する事もどうしても難しくなりますよね?
実は庭いじりの一環として池を作って鯉を泳がせたいのですが、金銭的な問題が発生して頓挫しています。
他に趣味も無いので借入を使ってでも実現したいのですが、年収が年収だけありまして、借りられない可能性が高そうです。
一応園芸も仕事の数によって多少報酬も変わってきますから、結構多めに年収を申告すれば、審査に通過しやすくはなりませんかね?
審査だけと言わず、年収関係で誤摩化したりするのは良くはないと分かっています。
ただ、返済は出来るのに年収が低くて借りられないというのは、どうしても腑に落ちないというか…返済出来る公算はあります。だからこそ借りたいんです。
年収を誤摩化したら、後でバレてしまうものですか?そして仮に誤摩化して申し込んだとしてバレてしまえば、そのときはどうなりますか?ご返答次第で今後の事も考えたいと思います。よろしくお願いします。
収入証明提出などでバレる事になりますね
園芸関係の仕事というと、確かに年齢層は高めに感じますね。やっぱり新規で募集する事が少ない業界かもしれませんし、待遇もイマイチなら希望する人が少ないのは仕方が無い事かもしれません。だけど自分が合っているのなら、頑張る価値はありますよね。
年収が少ないと融資審査で不利になるのは、やはり返済という事が待ち構えているとなると当然そうなりますよね。
(⇒借入の時、年収はどのくらい重要?)
だから実際に申し込みの時、ちょっとくらいは…と年収を多めに書いて申告する人が意外にも多いです。
多いのなら大丈夫…なんて事はありません。正確な内容を記入する事を金融業者が望んでいるように、そうした誤摩化しも当然良くはありません。
例えば年収が100万なのに大金が欲しいからと1000万と記入し、それで審査に通って貸し付けると後が大変です。
そうした事もあって、金融業者は一定額以上の希望限度額の場合、収入証明の為の書類提出が必須になります。
収入証明が必須という事は、仮に年収を誤摩化していてもバレてしまいますから、年収は一万ちょっととかそれくらいでない限り、正確に記入しておきましょう。
また、嘘がバレた場合ですが…当然審査には落ちます。仮に審査に通って融資を受けた後に発覚したとしたら、利用停止にされたり、一括返済を求められたりします。
理不尽ではありません。最初に嘘をついてしまった自分が悪いのです。
厳しいかもしれませんが、これが融資の現実です。ただ、最近は年収が少なくても貸してくれる金融業者が結構多いので、金額も含めて金融業者に相談してみてはいかがでしょうか?
【参考ページはこちら】
収入が減ってる時に借入しない方がいい?
借入時の年収って誤魔化したらどうなるのか
銀行や消費者金融などの業者からお金を借りる場合は、誰でも緊張するものです。
通常、客としてお店に行く時には、お金を出して商品やサービスを購入するわけですから、店員は客に対して低姿勢で接しますし、客の方は、店員に対して堂々とふるまうことができます。
それに対して、金融業者のお店に行く場合には、客が店側に頼み込んでお金を貸してもらうわけですから、他の店に行く場合のように、堂々としていることは、なかなかできることではありません。
中には、店のスタッフに対して、必要以上にへりくだってしまい、後になってから自己嫌悪に襲われてしまう人もいるほどです。
では、なぜ銀行や貸金業者の店舗に行く場合には、このように緊張してしまうのでしょうか。
それは、このような店舗ではどのようにふるまうか、必要書類にはどう記入すれば借入審査に通りやすいか、ということを誰も正確には知らないからです。
もし、この場合にはこう答える、というような質疑応答が記載されたマニュアルがあれば、誰でも自信を持って行動することができるでしょう。
例えば、大学などの試験を受ける場合には、受験生は前もってその学校の過去の試験問題集などを学習して、傾向と対策を万全に準備しておきます。
問題集を繰り返せば、その学校の出題形式のパターンがわかりますので、こういう問題が出題された時にはこのように答える、という知識を身につけることができるのです。
金融機関の借り入れについても、これと同じように考えることができます。
借入れを申し込んだ時に、お店のスタッフから聞かれる項目は決まっていますから、あらかじめそれに対する回答を用意しておけばよいのです。
おそらく、こうした質疑応答のパターンを知らないために、多くの人は店のスタッフとのやり取りに、不必要な緊張を強いられているのではないでしょうか。
こうした不快な経験をしないためにも、審査の場合の対応について、あらかじめ自分でシミュレーションをしておくことをお勧めします。
事前に予想質問を準備しておいて、それに対する回答を考えておけばよいのです。申込書類の書き方についても、あらかじめ研究しておくとよいでしょう。
申込書類で特に重要なのは、本人確認をするために必要な項目です。
金融機関では、来店者と借入金の申込者が同一人物であるかを厳しくチェックしますので、万が一にも別人と疑われることのないように、間違えずに正確に事実を記載するようにしましょう。
特に気をつけなければならないのは、勤務先や年収に関する項目です。
この項目は、就業の有無や年収の多寡にかかわらず、事実をありのままに申告しなければなりませんが、実は申込書類の中で、最も記載の誤りが多いのがこの項目なのです。
しかも、うっかりして書き間違えてしまった、という程度のミスではなく、明らかに故意に事実に反する事項を書いてしまう人が多いのです。
では、なぜそのような小細工をしてしまうのでしょうか。事実をありのままに書いてしまうと、何か問題があるのでしょうか。
実は、こうした事が起こる背景には、借入金を要望する人の切実な事情があります。
金融機関にお金を借りに来る人の多くは、預貯金も底をつき、家族や親類、知人など身の回りにいる人の援助も期待できない状態です。
しかも、近日中にローンや生活費などの支払いが迫っており、緊急にまとまったお金が手に入らないと、生活が破綻してしまう可能性のある人もいます。
このような事情を抱えた人にとっては、お金を貸してもらえないということになれば、死活問題となってしまいます。
ですから、お金を貸してもらえない事態に陥る可能性を排除するために、あえて虚偽の記載をして、借入の審査を突破しようと涙ぐましい努力をしてしまうのです。
こうした場合に、よくあるのが、本当は定職についていないにも関わらず、架空の勤め先を記入してしまうようなパターンです。
確かに、仕事に就いていない人に比べれば、定職のある人の方が、毎月給与収入が得られるので、金融機関の心証が良くなることは間違いありません。
(⇒借入ができる職業とは?)
仕事のある人は、それによって得た収入を毎月の返済に充てることができるので、金融業者としては優良顧客として位置づけられるのです。
それに対して、仕事に就いていない人の場合は、何をもって月々の返済に充てることができるのか、判断がつきません。
今現在、お金がなくて困っているのに、仕事もないのなら、この先収入が得られる見込みは少ないです。
これから仕事を見つけて収入が得られる可能性はもちろんありますが、確実に仕事が得られるという保障はどこにもありません。
また、宝くじや競馬などで一攫千金を狙える可能性も全くないとは言いきれませんが、あまりにも非現実的な考えでしょう。
ですから、金融機関の心証を良くするために、つい思いついた会社名を記入してしまう、という人は少なくないのです。
では、実際に定職についている人の場合には、あえて事実でない事項を記入してしまうことはないのでしょうか。
実は、正社員の人であっても、年収を現実よりも高く設定してしまうことがあるのです。
借入時の年収って誤魔化したらどうなるのか、と考える人はいるでしょうか、こうした事は、案外簡単に真実がわかってしまうものです。
金融機関は、お金のプロですから、申込者の抱える事情など、簡単に見破ってしまうのです。
例えば、架空の勤務先を記入した場合には、そこに書いてある電話番号に連絡をすれば、すぐに実際にはそこに勤めていないことがわかってしまいます。
では、年収についてはどのように調べるのでしょうか。
実は、大抵の金融機関は、業種や職種別のおおまかな賃金水準を把握しています。
同じ業種であっても、本社の所在地や資本金の額、従業員の数によって社員の平均給与額は変わってきますが、プロの金融マンならば、借入申込書の記載事項から、簡単におおよその年収を推測することができるのです。
このように、年収をごまかすことは、あまり賢いやり方とはいえません。
さんざん知恵を絞って、申込書の書き方を工夫しても、金融業者にすぐ真実を見極められてしまったら、せっかくの苦労も水の泡になってしまいます。
このような無駄な苦労をしないためにも、事実をありのままに書くことが、最も賢明なやり方なのです。
また、申込書の記載事項が正確性に欠けると、金融業者の心証が悪くなってしまうので、不必要に借入審査が厳しくなってしまうことがあります。
事実をありのままに書いていれば融資が受けられたのに、間違って書いてしまったために断られてしまった、というケースは実際に多々見受けられるのです。
こうした不幸な事態を避けるためには、仕事がなかろうが年収が少なかろうが、気にせずに事実をありのままに書くことが一番です。
素人考えで、こう書けば審査に通りやすいだろう、と勝手に判断することは絶対に禁物です。
プロの金融業者の審査ポイントは、実は一般の人々が想像するほど、厳しいものではありません。
仕事がないからという理由や、収入が少ないから、というだけの理由で、融資を断ることは現実にはあまりないのです。
反対に、こうした単純な理由だけで融資を断るような業者は、プロとして失格であるといえるでしょう。
本当に顧客の立場に立って考える業者ならば、申込者の個々の事情に応じて、借入金を用立ててくれるものです。
定職のない人であれば、単発の仕事や短期の仕事でも返済がしやすいように、少額の借入金を融資してくれます。
また、年収の少ない人に対しても、毎月の返済額が少なくて済むようなローンを組んでくれるのです。
このように、月々の借入額と返済額はプロに任せて計画を組み立ててもらうと、資金管理が容易になり、毎月の生活を安定させることができるようになります。
まずは実際の自分の就業状態を正確に報告することから始めましょう。