安全な借入先と危険な借入先の見分け方を教えてください
安全な借入先と危険な借入先っていうのの見分け方を教えてくださいませんか?
私は東北地方に住むものです。こちらは結構寒いものの夏涼しいというわけではなく、中国地方とか暖かくてあまり雨とか雪が降らない地方が羨ましいです。
そんな事情もありまして、出来れば年内には引っ越しをしたいと考えています。
私の仕事はパソコンとネット回線があれば自宅で出来る仕事ですので、特に住む場所というのは影響しないのです。さすがにネットも繋がらないような山奥だと暮らせませんが…。
東北から九州、もしくは先ほど話した中国地方辺りが住みやすいかなと思い場所探しをしていますが、やはり離れた場所に向かうだけあって、その引っ越し費用というのも馬鹿になりません。
というわけでその費用を確保する為に融資を利用しようと思っているのですが、私は今まで融資に関して勉強した事が無く、闇金とかそういう危ない業者というのは、名前だけしか聞いた事が無く見分け方とかはさっぱりです。
そういうわけですので、最初にも書かせていただいたように、安全に借りられる金融業者と危ない金融業者を見分けるにはどうすればよいか、教えてくださいませんか?
それさえ分かれば、安全で近くにある金融業者にしたいと思います。急ぎではありませんが、どうかよろしくお願いいたします。
とりあえず大手を中心に選んでいけば良いでしょう
東北地方というと、確かに冬場は雪のイメージがありますね。私は東北よりかはやや南に住んでいますが、あまり雪とかには縁がありません。
雪が降らないと雪を見てみたい…なんて思うわけですが、実際に雪が降る地方には色々と問題がありそうで難しいところですね。
引っ越しは距離に関わらず結構な金額がかかるもので、引っ越しの費用を融資で用意するという人はたくさんいらっしゃいます。
そこで安全な借入先を使わないと後々怖いというのは事実ですので、慎重に金融業者は選ぶべきです。
安全な業者と危険な業者の見分け方というのは、実はさほど難しいわけではありませんので、簡単に分けてご説明いたします。
・安全な業者=大手
この一言で片付けるというのもちょっと手抜きに思えるかもしれませんが…安全な金融業者を使うなら大手を選べば良いでしょう。
大手というのは全国に支店を構える銀行やテレビCMも良く流しているような消費者金融ですね。有名な金融業者は当然ながら不正行為はしておりませんし、仮にそんな事をしているとすぐさまニュースに取り上げられて大損害が発生します。
ゆえにきちんとした営業、さらには金利や限度額も高水準で借りる事ができるので安心ですね。
・危険な業者はまずは連絡先を見るべし
さて、危険な金融業者というのは普段目立たないようにしている分判別が難しいのですが…連絡先が一番分かりやすいかもしれません。
というのも、闇金は足がつく事を嫌って良く連絡先には携帯電話番号しか用意していない事が多いのです。
一応固定電話なども用意している事がないわけではありませんが、携帯を強調しているのはまず闇金です。まともな金融業者はまず携帯電話での受付なんてありません。
その他にも闇金を見分ける術はありますが、シンプルに連絡先のみをまず注視し、大手以外には目を向けないようにしていれば問題はほぼ起きませんので参考にしてください。
【参考ページはこちら】
借入業者を見分けるポイントは?
安全な借入先を選ぶなら、やはり銀行が一番
お金を借りるということは、やはり簡単なことではありません。
基本的には、自分自身の収入を超えるような支出が発生する場合には、資金がショートしているということになりますので、よっぽどのことがない限りはお金を借りてはいけないはずなのです。
月の収入に対して家賃の割合が高かったり、生活費が高かったりするのであれば、家賃の安いところに引っ越すなり、外食を減らすなりしてその収入の範囲内の金額に収めるような努力をしていかないと、いつかは必ず破綻してしまいます。
無い袖は振れないとよく言いますが、収入のないところからお金を支出してはいけないのです。
しかし、世の中にはどうしてもそのない袖を振らなければならない機会というものも存在します。その一番大きな例というものが、住宅の購入ではないでしょうか。
住宅の購入には数千万円というお金がかかり、その資金を自分の貯蓄から支出して買うことができる方は非常にまれなケースです。
また、その資金がたまるまで待っていては、もはや住宅購入が必要ないような年齢になってしまうのではないでしょうか。
ですから、この場合に限って言えば、ない袖を振るしかない状態にあるということが言えるのです。
では、それ以外にもそのように収入を超えた支出は必要な段階というものはやってくるのでしょうか。
もちろん人によって状況や環境は異なりますので一概には言えないのですが、もし急に事故を起こしてしまって怪我をし、仕事に行けなくなったうえに医療費がかかるような事態になってしまったとしたならば、おそらくしばらくは貯蓄で生活していうことができるのでしょうけれども、いつかは底をついてしまいます。
そのようなときには最悪のケースとしてお金を借りなければならないこともあるかもしれません。
また、月に何件も結婚式の予定が入った場合などもそうでしょう。さほど親しくない友人であれば断ってもよいのでしょうけれども、学生時代に仲良くしていた友人たちが次々と結婚していく、という機会はいつか必ず来るものであると思われます。
ですから、そのような時には一度にご祝儀としてかなりの金額が支出されることになりますので、そのようなケースもあるでしょう。
いずれにせよ、毎月の当たり前の生活でショートしてしまうのではなく、不測の事態があるからこそその資金のショートが起きてしまうのです。
では、それらの支出が多くなってしまった時には、どのような方法でお金を借りることになるのでしょうか。
誰か頼れる人がいるのであればその方に頼んでもよいのでしょうけれども、お金の貸し借りは人間関係を悪化させてしまう原因にもなったりしますので、できれば避けたいところなのではないでしょうか。
それであれば、頼れる先は金融機関しかありません。もし住宅の購入であれば相談先は簡単です。住宅ローンを取り扱っている金融機関、主に銀行になるのでしょうけれども、そこで融資の申し込みを行うことしか道はないからです。
住宅ローンは住宅の購入を専門に融資を行う制度ですので、これを使用することによって数千万単位のお金を借りることができます。
その大きな金額を借りたからには、長年にわたって返済していかなければなりません。期間設定は申し込み時に行うことができますが、最長で35年間、月数に直すと420月の返済を行い、その膨大な金額を少しずつ返していくのです。
簡単なことではありませんが、それを行わなければ住宅の購入は夢のまた夢となってしまうでしょうから、必要な借入ということになるでしょう。
それ以外のケースではいかがでしょうか。たとえば医療費がかさんでしまった場合については、それ専門の融資というものは存在しません。
ですから、使途の決まっていない資金を借りなければならないわけなのですが、銀行の商品では意外とそれらのものは少ないのです。
先に挙げた住宅ローンは住宅購入専用ですし、マイカーローンであれば自動車の購入専門です、学資ローンであれば入学金や授業料に、ブライダルローンは結婚式の費用に充てられるものです。
いずれも使途が決まっていますので、それ以外の用途には使うことができないのです。ですから、それ以外のローン制度を利用することになるのですが、その商品展開はあまり多くありません。
フリーローンという使途の決まっていない融資を行うこともありますが、これもフリーとはいっても先に挙げた例のようなもの以外の高額商品を買う場合に利用するということが原則ですので、医療費などには使えない場合が多いでしょう。
ですから、取りえる手段はカードローンのみということになります。
カードローンの場合は、あらかじめその枠を作っておけばいつでも借入と返済をATMで行うことができる便利なローン商品です。
通常のローンの場合は一度にまとまった融資を行い、そしてその返済を後日行うという仕組みになっていると思いますが、このカードローンの場合だけは異なります。
個人向け融資でこのような仕組みをとっているものは、このカードローン以外にはほとんどないでしょう。
ちなみに、その限度額のことを極度といいまして、極度を設定する融資はこのカードローンのほかに、企業向けの融資としてまれに設定されているものがあります。しかし、いずれにしてもあまりメジャーなものではありません。
また、結婚式のご祝儀代がかかってしまったケースにおいても、もちろん同様にこのカードローンしか調達の方法はないでしょう。
基本的にはこれも使途の決まっていない融資でしか賄うことができない性質のお金です。ですから、銀行の商品であれば、このカードローンを使う以外に道はありません。
ですが、これらの銀行の融資というものは、審査の回答に時間がかかることが多いのです。
カードローンの場合は審査結果が出た後に初めてカードの発行作業を開始することになりますので、手元に届いて使用可能になるまでには3週間程度の時間がかかってしまうことでしょう。
ですから、あらかじめわかっていた場合はよいのですが、突発的な事態に対応できるものではないのです。
本当に突発的な不測の事態に対処するためには、銀行以外の金融機関を利用するしかありません。
具体的にはキャッシングや消費者金融などが該当しますが、これらの利点は少額の融資しか行うことができない代わりに、審査の回答がかなり早いことなのです。
即日融資可能であると謳っているところもありますので、これを利用することによってその危機を乗り越えることができるでしょう。(こちらもご参考に→即現金を借りる方法を教えて!)
しかし、これらの金融機関からの借り入れには、抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
これらの金融機関も、もちろんきちんと許可をとって営業している会社ですので、安全であることは確かなのです。
しかし、あまりに銀行という金融機関の安心度が高いために、相対評価をしてしまうとどうしても不安な面も残ってしまうことでしょう。
ですから、本当に安全な借入先からしか借りたくないという方であれば、あらかじめカードローンの申し込みをしておき、不測の事態に備えておくとよいのではないでしょうか。また、それ以外の金融機関も十分安全です。
設定金利が利息制限法の基準値よりも低い金利を設定している金融機関であれば、きちんと営業を行っている金融機関です。
もし、その利息制限法以上の金利を設定しているところがありましたら、それはおそらく危険で違法な金融機関ですので、そこからだけは融資を受けることはやめましょう。
安全な借入先というものは、世の中にはたくさんあるのです。
しかし、自分自身で収入と支出をよく把握しておいて、きちんとした資金管理をおこなってできる限り自分の収入内で収めるようにできる努力をすることが、一番大事なことなのではないでしょうか。
借りずに済むのであれば、それが本当に一番安全な状態ということが言えるのです。