借入限度額を越しても借りれるカードローンはありませんか?
カードローンっていうのは、どれも限度額が設定されていますよね?それは当たり前の事なのですが…この借入限度額を超しても借りられるようなカードローンってありませんか?
私は私生活の都合もあって、なかなか毎月の使う金額というのが安定しませんし、そもそも個人事業主なので収入自体も安定していません。
そんな生活をしていると必然的にカードローンというのも欲しくなってしまい、欲しい時に欲しいだけ借りられるカードローンとの相性が良いというのは実感できると思います。
ただ、カードローンの限度額というのがここに来て一つの問題となっています。
カードローンの限度額は作る時に希望はできますが、さすがに最初は希望通り借りられるとは思っていません。
そんな時に、カードローンの設定された限度額では足りない…なんて事もありそうです。
でもそんな時に限度額を超えて借りられるような制度とかありませんか?割り増し金利とかでも構いません。
とにかく限度額を超えてお金を借りる術があるのかどうか教えて下さい。そしてあれば解説もしてもらえると嬉しいです。
借入限度額を増やすなどの対策はできますね
収入が安定しない上に出費も安定しないとなると、カードローンの限度額でいくらまで必要になるかというのも確かに分からなくてもしょうが無いかもしれませんね。
そして限度額を超えて融資ができるというサービスは、何だか普通に存在していそうですよね。割り増し料金を請求する事で金融業者側にもメリットがありそうですし。
ですが、やっぱりカードローンの設定された限度額を超えて自動的に借りられるというサービスは、現状見当たりません。
そもそもそうした限界を設定しているのが限度額であり、これを容易に超えられるサービスがあると限度額の意味が無くなります。
また、限度額を超えて融資を受けようとする人は返済能力が低い場合も多く、いくら割り増しなどが出来ても金融業者側にとってリスクが大きすぎて、あまり積極的に展開するとは考えにくいです。
ただ、事前の備えなどをしておく事で、限度額が足りなくなるなんて事を回避できるかもしれません。その対策法について書いていきます。
・増額申請をする
これが一番真っ当かつ実用的な方法です。増額申請をする事で審査を受けて、それで増やす事ができると判断されると、より大きな枠にて借りる事ができます。
入り用になる前にこれを実行しておけば、大抵の用途に対応できます。注意点としては審査に通らないとダメな事、そして審査に落ちてしまうと逆に減る事もあるという点くらいでしょうか。
・一時的な増額をお願いする
上記と似ていますが、こちらは一時と書いてあるように「来月の間だけ10万増やして欲しい」みたいな感じで相談する事ですね。
こちらは対応している金融業者とそうじゃない業者の差が大きいですが、一時的の方が簡単に対応してもらえる場合もある見たいです。
ただあくまでも一時的なので、慢性的な不足の解決には至らないので注意して下さい。
・別のカードローンを作る
今持っているカードローンだけじゃ足りない!という場合は別にもう一枚作るという方法も無いわけではありません。
ただ、この方法だと金利が高く付きやすく、多重債務状態になりやすいのが欠点です。
出来るだけこの方法には頼るべきでは無いですが、死活問題にもなっているのなら最後の手段くらいに覚えておきましょう。
こうしてみると、やはり通常の増額が一番良いと言えますね。
【参考ページはこちら】
借入限度額がいっぱいだと怒られる?
借入限度額を越しても借りれる業者というのはあるのでしょうか
お金を借りる場合には、通常はいくらまで借入ができるものなのでしょうか。
これは、元々は金融機関では設けられておらず、銀行も消費者金融も、決まった借入限度額というのは存在しませんでした。
しかし、2010年施行の改正貸金業法に総量規制が設けられたため、消費者金融では借入限度額が定められるようになりました。
この総量規制では、年収の3分の1に当たる金額が、一応限度額とされています。
この総量規制による限度額は、すべての消費者金融での借入に適用されます。
たとえば、年収900万の人が、消費者金融2社から、それぞれ100万円と150万円の借入を行っていたとします。この場合、その人の借入額の合計は、100万円と150万円で250万円です。
そこへ、もう1社消費者金融を利用した場合は、900万円の3分の1に当たる300万円から、250万円を引いた分の50万円までなら融資してもらえます。
しかし、もしこの場合、100万円の借入をしたいと思っても、消費者金融では総量規制の縛りがありますので、100万円の融資は不可能になります。
このように、借入限度額を越してもお金を借りたい場合は、どうすれば借りれるようになるのでしょう。
まず1つは、総量規制対象外の業者を利用するという方法があります。大手で総量規制外の融資を行っている業者もあります。
それ以外には、銀行を利用するという方法があります。ではなぜ、消費者金融ではだめで銀行ならいいのでしょうか。
銀行の場合は、消費者金融を管理する貸金業法ではなく、銀行法の適用がされるため、総量規制そのものが存在しません。ですから、年収の3分の1に相当する金額を気にすることなく、お金を借りれるわけです。
元々銀行は、消費者金融よりも審査が厳しいのですが、最近では、50万円程度のカードローンであれば、パートタイマーやアルバイトの人でも借りれるため、以前よりもかなり気軽に利用できるようになっています。
また、家族名義でお金を借りる場合にも、総量規制はもちろん適用されます。
たとえば専業主婦が配偶者名義で、消費者金融でお金を借りる場合は、配偶者の同意が必要になります。この場合は、妻が借入をすることにより、夫の限度額がその分少なくなるためです。
しかし、場合によっては夫に内緒で借りたいという人もいるでしょうから、そのような時には、やはり銀行を利用するといいでしょう。
(⇒専業主婦が旦那名義で借入できる?)
消費者金融で限度額を定めるようになったのは、借り過ぎや多重債務による返済不能、及びそれに伴う債務整理の増加を防ぐのが目的です。
また、それ以外に、いわゆるグレーゾーン金利も理由のひとつといわれています。
このグレーゾーン金利とは、元々あった法定金利と、罰則規定の対象になる金利の間に位置する金利のことです。
本来、消費者金融の法定金利は、今と同じ20パーセントでしたが、29.2パーセントまでなら、法定金利を越しても処罰されなかったのです。結果これが、返済のたびに利用者には重荷になっていました。
しかしこの金利は、2006年の最高裁判決で問題視されるようになり、また、払い過ぎた金利を返してほしいと、かつての利用者からいわゆる過払い請求の声が上がるようになりました。
このため、貸金業法そのものも見直しを迫られ、金利は20パーセントまでとして、それに違反した業者は処罰されるようになり、それまでの、いわばダブル・スタンダードであるグレーゾーン金利からは解放され、より利用や返済がやりやすくなったわけです。
以上、消費者金融の借入限度額について書いてまいりましたが、限度額というのは、すべての借入において存在します。それはなぜかといえば、その人の返済能力というのがあるからです。
通常、個人レベルの少額の借入では、担保物件や保証人というのは必要ありません。
その代わり、その人にきちんと収入があって、月々の返済ができるかどうかが、審査で重要視されるわけで、いくらまでというはっきりした数字は存在せず、いわばケースバイケースになるわけです。
今度もやはり年収900万円の人がいたとします。そして、本人は既に銀行から300万円の借金があり、さらに200万円を借りようとした場合は、ちょっと融資が難しくなります。
やはり借金というものは、せめて本人の収入の半分までが限度で、それ以上の借入を行うと、借金で借金を返済する、自転車操業状態になりがちです。
あくまでも収入から、月々の経費を差し引いたうえで、なおかつ返済できる余裕がないと、生活が立ち行かなくなってしまいます。
ですから、消費者金融のみならず銀行であっても、本人の借入件数や借入額があまり多いと、返済能力に疑問を持たれるため、新規の融資をしてもらえないこともあります。
特に、借入件数が多い場合はネックになることが多いです。ちょっと考えてみましょう。
同じ50万円を借りている場合、5社から10万円ずつ借りているのと、1社から50万円ずつ借りているのとでは、どちらが信用できるとみなされるでしょうか。
もちろんこの場合は、後者の方です。1社から多くのお金を借りているということは、それだけの利用実績があるからです。
この場合の利用実績というのは、きちんと利用してきちんと返済するということです。
お金を借りたことのある人ならご存知でしょうが、返済日を守っていると、徐々に借入可能な額を増やしてくれるようになります。
つまり、きちんと返済してくれる人という認識を持たれて、より多くのお金を借りることが出来るわけです。
しかし、多くの業者から細々と借金をしていて、それでもさらにお金を借りたい場合は、中小の消費者金融が便利です。
中小の消費者金融は、ブラックでも借りれる所があるほどですので、大手で多少限度額を越しても、少額であれば融資をしてくれます。
ただ、中小の消費者金融を装った闇金には注意するようにしてください。違法の業者ですので、文字通り法外な金利でお金を貸し付け、返済できない時は、家や職場にまで来て取立てを行います。
闇金の場合、ブラックでも大丈夫とか、他ですべて断られても大丈夫といった、お金に困っている人を惹きつけるような謳い文句を掲げていることが多いですが、実際借りてしまうと、後で困ることになります。
特に闇金の中には、10日で30パーセントという金利で貸し付けることもあります。
つまり、10万円を10日間借りるだけで3万円の金利がつくわけですかた、消費者金融のひと月につき20パーセントというのとは、かなりの隔たりがあります。
あまり聞き慣れない名前の業者の場合は、闇金のデータを集めたサイトがありますので、そこにアクセスして調べてみるといいでしょう。
もし闇金から借りてしまった場合は、すぐに弁護士や司法書士に相談して、介入通知を出してもらうようにしてください。
また、金利が不法に高いとか、連絡先が携帯しかない、あるいは、白紙委任状を提出させる業者での借入は行わないようにしてください。
おさらいをしておくと、現在はっきりした形で借入限度額を定めているのは、消費者金融のみです。銀行の場合は、借入金額や借入件数によって決まります。
どんな借入でも、無限にお金を借りることはできませんので、自分の返済能力や収入、借入件数などとよく相談したうえで決めるのがいいでしょう。
場当たり的にお金を借りてしまうと、結局は返済が不可能になり、債務整理をしなければならなくなることもあります。
また、限度を越してもどうしても借りたい場合には、消費者金融の場合は銀行があります。
逆に、銀行で多くのお金を借りて、これ以上は無理という場合でも、中小の消費者金融なら借りれることもあります。
ただし、消費者金融を装った闇金は要注意です。法外な金利と容赦無い取立てで有名ですので、それでも借入をしたい場合は、社会福祉協議会で申し込むか、家族に頼むという方法もあるでしょう。