借入の時に見かけるユーザンス金利とは一体何か?
最近、金利が安い銀行系カードローンも出てきているということもあって、さらに金利でいいものを探そうかなと思っていくつか見ていたんですけれども、聞きなれないものがあったのです。それがユーザンス金利というものなのです。
ユーザンス金利というのは一体何なのかよくわからないのですが、そもそも金利というのはそんなにいろいろな種類があるものなのでしょうか?
初めてのことでよくわからないで戸惑っていますが、ユーザンス金利と言うものについて教えてもらえないでしょうか。
ユーザンス金利は輸出入の時に使う銀行金利のこと
たぶん、ここでは消費者金融や銀行系カードローンの話をしていると思うので、基本的にユーザンス金利というのはあまり関係のないものということをまず知っておいたほうがいいでしょう。
ユーザンス金利とは輸出入の時に使われている銀行の金利のことです。
まず金利にはいろいろな種類があるということですが、これは間違いありません。
消費者金融も銀行系カードローンなどのフリーローン金利もあれば住宅ローン金利もあります。
自動車ローン金利もあればその他の事業向けの金利などもあるのはご存知のとおりです。
だから金利というのは複数あるということであり、ユーザンス金利もその一つなのです。
複数ある一つの金利ということですが、ユーザンス金利というのは詳しく言うと銀行が輸出業者に支払うためのお金を輸入業者に貸出しするときの金利のことなのです。
輸出入をするときに最近では飛行機も増えましたし、あまり時間的なロスはなくなりましたが、例えばタンカーなどで大きなものを運ぶときにはまだまだ1ヶ月2ヶ月と時間がかかります。
商品が来るまでの間にも輸入すると決めたならば業者に支払いはしなければなりません。
本来到着した時にその商品を売りさばくことで売り上げを得て、それを使って支払いができればいいのですが、そこまでの時間がないのです。
なので、なので資金が足りなくなるおそれが出てくるでしょう。その分の資金を銀行が貸してくれるのです。
そこで使われるのがユーザンス金利と言われるものなのです。ユーザンス金利は当然のように低い金利を提供してくれますが、返済は一気に行われることも多いようです。
今の時代、ユーザンス金利を使う企業ハ大きな企業が中心になっているようですが。
生活費や旅行のお金などにフリーローンを使うということを考えている人にとって見れば、金利についてのことを知りたいでしょうが、ユーザンス金利というのはほとんど何の役にも立たないというのがわかるかと思います。
なのでユーザンス金利については知らなくても大丈夫です。
ユーザンス金利についてのことを知っているだけでも、かなり勉強しているなと思います。
それだけ勉強していれば、きっと消費者金融や銀行系カードローンの中で、有利な金利の業者を探すのも出来るでしょう。他の業者の金利についても同じように調べてみましょう。
【参考ページはこちら】
借入の利息についてもっと詳しく
金融機関からの借入にかかるユーザンスについて
銀行などではみなさんが何か高額なものを買いたいと考えたときや、生活費が少し足りないと感じてしまったときなどに、お金を貸し出してもらうことができます。
(⇒借入に関するおすすめQ&A)
このお金を貸すという行為は、数ある会社の中でも金融機関にしかできない特別なことであるということが言えるでしょう。
何かの機器のレンタルなどであれば、リース会社から借りたりすることができるわけですが、お金というものになるとそうはいきません。
モノではなくお金を商品として取り扱うためには、金融機関としての登録を事前に行っておく必要があるのです。
ですから、お金を借りたいといった場合には、金融機関に相談に行くほかはないのです。
それらの金融機関の融資に関して、最もメジャーな借入先はやはり銀行でしょう。銀行では各種の個人ローンを取り扱っており、用途に応じて使い分けることができます。
また、数千万円かかるような住宅購入などにおいては、そもそもこの銀行の住宅ローンを使う以外に融資を行ってくれる金融機関は存在しません。
ですから、新居の購入の際にはほぼ全員の方が、銀行のお世話になるのです。
その融資を受ける金額は人によってさまざまですが、多ければ億単位の融資になることもあります。また、その返済期間も大変長いものになっており、最長で35年間、420回の返済期間までが設定できます。
ですから、例えば30歳で住宅ローンを借りたとしたならば完済年齢は65歳、もうすでに仕事も引退した後ということになるのです。それだけ大きな金額の融資を受けることができるのが、この住宅ローンという商品です。
金融機関から受けることのできる融資はこれだけではありません。もっと少額の融資もたくさんあるのです。
車を購入する際に使用するのはマイカーローンですし、入学金や授業料には学資ローンが使えます。
奨学金もローン商品の一種といえるでしょう。そのほかにもカードローンなども銀行の融資商品です。
そして、銀行という枠から離れると、消費者金融なども融資を行う金融機関です。消費者金融の場合は個人向けの融資を行う金融機関ですがその融資金額は少額です。
住宅ローンのような数千万円といった融資を行うことはできません。そのかわり、消費者金融の場合は資金の使途が決まっていないのです。
そのため、生活費の補てんを行うといった場合には、この消費者金融を利用することになるでしょう。
消費者金融からの融資は、数万円という小さな金額から可能です。
また、少額の融資のため、その審査の回答が大変早いのも特徴で、早ければ即日回答が出てその日のうちに現金を手にできてしまいます。
ですから、急きょお金が必要な際には大変便利な制度なのですが、一方で気軽に借りてしまう原因となっている部分があることも確かです。借金というものは、借りた以上もちろん返済しなければなりません。
ですが、簡単にお金を他にすることができてしまうからこそ、その借金を借金で返すという自転車操業のようなことも何回かはできてしまうのです。
例えば5万円借りたのだが返済日までにお金を用意できなかった、だから別のところから今度は8万円の借金をして、それでもともとの5万円プラス利子を返済する、すると今度は10万円を借りて8万円プラス利子を返済する、ということが可能になってしまうわけです。
これは大変危険なことで、これを繰り返していくといつかは借入金額が自分の借りることのできる限度額を超えてしまい、融資が受けられなくなって返済が不可能になるという事態に陥ります。
ですから、借りやすいからと言って簡単に利用してはいけないということになるでしょう。
そもそも、返済ができないくらい借りてしまうことは、自分の生活スタイルがその収入に見合ったものでないということを意味します。
毎月の給与の額をよく考えて、そこから家賃などの固定費を引き、その残りのいわゆる可処分所得で生活を行わなければなりません。
それを超えた支出は、いつか必ず破綻してしまう日がきますので、よく考えなければならないことなのです。
借金の返済が滞ってしまう場合には、次回の支払いまでには必ず入金してくださいという連絡が来ます。
いわゆる猶予を与えられている状態なのですが、これを金融用語でいうとユーザンスといいます。
おそらく借りた本人にユーザンスという言葉を使っても意味が伝わらないでしょうから、もっと噛み砕いたわかりやすい言葉で説明を行うはずですが、この猶予期間を与えられるということは、少なからず問題があるということです。
ですから、この返済の督促を行う連絡が皆さんのところに来る前に、必ず期日までに返済を行いましょう。
もしどうしてもその返済ができないということであれば、必ず金融機関に事情を相談しに行きましょう。
金融機関にとっても借金が返済されないということは大損になってしまう事態を意味します。
ですから、その返済を先ほどのユーザンスなどを設定して緩和してもらったり、または返済金額を少し負担の少ないものにしてくれたりすることで、皆さんの返済を少しでも先に進めようと努力してくれるはずです。
ですが、もしそれでも返済ができないということになってしまった場合には、弁護士などに相談しに行くことが重要です。
弁護士は、金融事故に関しては専門知識を持つプロです。最近はテレビコマーシャルなどでもよく見かけるようになりましたが、借金問題は弁護士事務所にというフレーズを聞いたこともあるのではないでしょうか。
また、過払い金の請求に関しても弁護士事務所に、というフレーズもまたきいたことがあるかもしれませんが、この過払い金というものは法律で定められた以上の金利が設定された融資の返済をしていた場合に行うことができる手続きです。
本来の上限金利との差額分の支払い済みの利子を、5年間さかのぼって返還することができる制度ですので、もし自分の借金がその過払い金の請求ができるものであったならば、こちらも相談しましょう。
なお、上限金利は10万円までの借金で20パーセント、10万円から100万円までであれば18パーセント、100万円以上の場合は15パーセントになっています。
話が少しそれてしまいましたが、返済が不可能になって弁護士のところに相談に行った場合には、債務整理の手続きを行うことになるでしょう。
債務整理にもいくつかの種類があり、個人整理、民事再生、そして自己破産といった手段があります。
それらの債務整理の手続きを行うことによって、金融機関に相談に行くよりもさらに条件を緩和した状態で返済を続けることができたり、自己破産の場合はすべての資産を失う代わりに借金もゼロになるという状態から再出発できるようになります。
もちろんデメリットもあり、金融事故歴が残ってしまうためにその後数年間にわたって新しい借り入れはできなくなります。また、それらの手続きは、弁護士に相談の上に、裁判所に対して行います。
お金の問題は総じて大事になりがちです。人間関係が壊れる原因になるのも、このお金の問題が多いのではないでしょうか。
やはり大事なことは借りたら返すということをきちんとおこなうこと、これにつきます。
当たり前のことなのですが、借金をしたのであればまず考えなければならないのがその返済のこと、それを行ったうえで生活費を計算していきましょう。
その返済をうまく行っていくことができれば、融資というものは大変便利な制度です。
通常では買うことができないような高額の商品を買うことができますし、日々の生活における不測の事態から救ってくれることもあるでしょう。
そのように、融資制度を使って便利で豊かな生活を送ることができるのですが、その使い方だけは十分気を付けるようにしてください。
便利に融資を使って、きれいに返済し、また必要になった時には借り入れる、この繰り返しを徹底しましょう。