銀行借入を受けた場合の賢い付き合い方を教えて下さい!
高校生の時からアルバイトを開始し、もちろん大学生になってもアルバイト、そしてつい先日社会人デビューしました!
高校、大学ともにバイト代をちょこちょこ貯めていまして、このお金は社会人になった時にパッと使う予定でそれを実行しました!
今まで育ててくれて大学まで行かせてくれた両親にせめてものお返しとして、一週間の温泉旅行をプレゼントいたしました!
今までバイトしていたのは知っていたのですが、まさか自分たちの為に貯めていたなんて考えていなかった両親たちは唖然とした後に泣き出しました。
結構お高い宿に一週間という事で貯めたお金の大部分は無くなったわけですが、社会人になった以上はまた最初から貯めれば良い話ですからね!
さて今から頑張るぞ!…と意気込みは良かったのですが、いきなりの前途多難が…。
社会人になった直後は色々と付き合いで飲み会も多いとは聞きましたが、社会人になった直後からあんなに連続して行われるなんて思わなかったんです…
その結果として、初任給までいきなりの生活がピンチです。しかも貯金は書いたように使い果たしてしまったし…。
そこで社会人になれば作れると言われている、銀行カードローンを作っての借入を考えています。
親に泣きつくとせっかくの感動が台無しなので、自分で何とかしたくてですね…銀行の借入なら安心らしいので、社会人なりたての私でも大丈夫そうです。
大丈夫ついでにお聞きしたいのですが、この銀行借入を使った場合の賢い付き合い方ってありますか?カードローンなので長く持つので、今度の事も聞いておきたいんです。よろしくお願いします!
銀行借入で大事な事を二つほどお教えいたします
学生のうちに貯めたお金を両親の為に使うなんて…本当に最高の親孝行だと思います。
質問者さんは社会人なりたてとの事ですが、その心意気に関してはもう一人前と言っても過言ではありません。本当に心底感動いたしました。
しかし、貯金を使い果たしてしまった結果自分が困ってしまい、それでお金を借りたいとの事。
確かにあんな事の後では、ご両親に頼りにくいって気持ちも納得です。無茶はいけませんが、是非ともお手伝いしたいと思います。
さて、銀行カードローンとの賢い付き合い方ですが、これに関してはたくさん挙げるよりも大事な事だけをお伝えすべきだと思いましたので、二点のみお聞かせしたいと思います。どうかお付き合いください。
・口座がある銀行で融資を受ける
銀行借入ですが、もう借入先は決めましたか?もしもまだであれば、すでに銀行口座を持っていて一番頻繁に使う銀行から融資を受ける事がおすすめです。
普段から口座を作っていて利用している顧客が融資に申し込むと、やはり取引がある相手という事で相手も安心出来ます。
特に多めにお金を預けているなら上客、融資申し込みも悪いようにはできにくいというものです。後述するコツと組み合わせると、さらに大きな融資でも有利です。
・真面目に返済していくと今後も有利に
融資を受けて返済をするのは当然なのですが、そんな当然をしてくれる顧客というのは、銀行からするととても大切なお客様というわけです。
返済能力が高いお客様には、もっと融資を使ってもらいたいと思いますよね。
その結果より低い金利で借りられるようになったり、カードローンと言った融資方法以外の住宅ローンなども審査で有利になります。
住宅ローンは将来組む可能性がありますから、長い目でみると大事ですよね?
以上の二点を意識して、銀行カードローンと末永くお付き合いください。
【参考ページはこちら】
借入に関するおすすめQ&A
銀行で多額を借入れるには日頃の付き合いが大切
金融機関からお金を借りる際には、低金利で借り入れられる銀行を利用することが大切です。利用するメリットは低金利であることだけではありません。
借入額は年収の3分の1を越えられません。これは他の金融機関に適応される総量規制という処置で、銀行はこれの対象外になります。
つまり、銀行以外の金融機関からは年収300万円であれば100万円以上は借り入れられませんが、銀行であれば100万円の上限を越えて借り入れられます。
そのために審査にできるだけ通る為に信用情報を充実させておくことが大切です。
金融機関の中でも、最も審査基準が高く設定されているので、消費者金融の審査に通ったからと言って必ずしもクリアできるとは限りません。
まず、求められる年収が高いです。消費者金融であれば年収50万円でも利用出来る場合がありますが、この場合は年収200~300万円程度求められます。
新卒の新入社員であっても年収300万円には届かないことがほとんどなので、うかつに申し込むと審査に通過できずに終わります。また、年収と信用情報を見てどれだけ貸し付けるかを決められます。(こちらもご参考に→120万しか年収がなくても借りられる?)
また、どれだけ日頃から良い関係を築いているかも重要です。その銀行で口座を作っていて、多額の貯蓄がある場合は評価が高くなります。
預金が多いということは、運営資金をより多く提供してもらっていることになるので、金融機関にとってはお得意様ということになります。
また、今までに何度かローンを利用したり、利益をもたらす利用をしてきた場合も評価が高くなります。
どれだけ付き合いが長くて、どれだけの利益をもたらしたかによって借入額が変わります。
年収300万円程度で1000万円借入れたいと言っても、住宅ローン以外でそこまでの多額の借入は通常は不可能です。
これだけの多額になれば担保は必須になることがほとんどですが、信用があって良い関係が築けている場合は無担保で利用出来る可能性があります。
担保は仮に返済が出来なくなった時に、その担保となる資産を売却して残りの返済に充てる保険の役割になります。
多額の貸し付けを行う際には担保を提供してもらうことで、滞納や債務整理による踏み倒しのリスクをカバーします。
つまり、信用出来ない人物であるほどに少額でも担保を請求されます。担保となる資産は車や住宅ですが、その価値によっては担保に入れられない場合があります。
車も住宅も走行距離や築年数の経過によって、価値が失われていきます。
返済が出来なくなったタイミングで担保を売却しようとしても、市場価値が見いだせないようであれば充分な金額を返済に充てることが出来ません。
そうなれば金融機関が損害を受けることになるので、出来るだけ長く資産価値が見いだせる物が担保に求められます。
所持している車が中古車であったり、中古物件であればこういった価値は見いだせないので、その結果借入を断られることになります。
将来的に起業して多額を貸し付けてもらいたい場合は、日頃から良い付き合いをしておきましょう。
また、利用限度額を高く設定してもらう為に、経済力と良い信用情報が必要です。
年収は高ければ高いほどに良いですが、それと共に勤続年数も充実している必要があります。
例えば年収500万円で勤続年数が10年の場合と、年収700万円で勤続年数が半年であれば後者の場合は審査にすら通過出来ません。
返済は毎月行うので収入が高くても安定していなければ滞納の可能性があると判断されてしまいます。
また、勤続年数が半年で高収入ということは転職をしたということです。また、転職が上手く行くとは限らないので、転職に失敗して無収入になると返済が滞ります。
そういったことまで予測されるので、年収だけではなく勤続年数も充実していることが大切です。
また、雇用形態は正社員から自営業、アルバイトの順番で審査に通りにくくなります。
自営業は収入が高くても月によって収入が違うので、毎月継続して返済し続けられる保証はありません。
その為にアルバイトの次に評価が低くなります。アルバイトの場合は安定の前に収入が乏しいことが多いので、審査に通ることは難しいです。
しかし、年収200万円以上で勤続年数が5年以上など社員並に安定した収入を得ている場合は、審査に通過出来る場合があります。
そして、信用情報に関しては過去の滞納歴や債務整理を経験を見られます。
滞納の記録は半年間残るので、心当たりがある場合は申し込みを待ちましょう。一度申し込んで審査に落ちてしまうと、今後半年間は再申込みできないことが一般的です。
早とちりで損をしないように、金銭関係のトラブルを起こしたことがある場合は、その時期を正確に調べておきましょう。
また、完済してから半年なので返済を再開してから半年ではないので注意が必要です。
債務整理に関しては5~10年と長期間に渡って記録されるので、住宅や車などの多額の商品の購入を考えている場合は注意が必要です。
また、金融機関によっては信用情報から記録が抹消される対策として、独自にブラックリストを作成して記録している場合があります。
そして、金融機関同士で共有してそういった利用者から身を守っていることもあるので、債務整理は最もしてはいけません。
また、現在他の金融機関から借金をしている場合は、出来るだけ完済してから申込みましょう。他の金融機関から借金をしている時点で審査に通過させない場合もあります。
これらの細かい審査基準は企業秘密なので知ることはできません。利用者としては、出来るだけ高い確率で審査に通過出来るように経済力と信用情報を整えておくことが大切です。
また、金融機関にとって一番大きな利益を得られるのがローンです。
低金利であっても住宅や車の購入に利用してもらえれば、返済が長期化してより多くの利息が発生します。
その利息によって利益を得ているので、過去に同じ金融機関で借金をして滞納せずに完済していれば評価が高くなります。
過去に借金をしていないよりも、借金をしていて滞納せずに完済している記録がある方が評価が高まります。
初めて借金をした時は、返済方法や返済計画の立て方がわからなくて、返済に失敗する場合があります。
過去に借金を経験している上に、トラブルを起こさずに完済していれば信用出来ます。逆に滞納している場合は、余計に評価が低くなるので注意しましょう。
金融機関から多額を借りる為に必要なことは、経済力と信用と付き合いです。これらの項目がそれぞれどれだけ充実しているかで、どれだけ借りられるかが決まります。
数千万円であれば担保が必要になるのは必至ですが、出来るだけ担保を入れたくない場合は、出来る限りのことをした上で交渉しましょう。
金融機関にとっても数千万円をトラブルなく返済してもらえれば大きな利益になるので、出来るだけ利用してもらいたいと考えています。
担保がなくても貸し付けたいと思ってもらえるような人物になることが大切です。
また、金融機関によっては金銭的な業務だけではなく、保険などの他のサービスを取り扱っていて定期的に勧められることがあります。
そういったサービスに申し込むことでも評価が上がって多額を利用しやすくなります。
日頃から借金を繰り返している場合は、営業マンとマンツーマンで会話する機会も多いので、そういった時に人物的に信用出来る人物かどうかを見極められます。
横暴であったり失礼な態度を取ってしまうと、こういった時に審査に影響を及ぼします。出来れば家族全員が同じ金融機関を利用して、更に評価を上げておくことが大切です。
自分の子供の教育ローンなども同じ金融機関で組んでおくことで、より長く付き合っていけます。
そういった顧客を確保する為にも、金融機関側も努力をして出来るだけ譲歩して多額を貸し付けてくれます。積み重ねが重要なので、若い時から気を付けておきましょう。