複数の会社に借入をしています。どれから返せばいい?

複数の会社に借り入れをしています。先日、宝くじが当選し、借金完済とまではいかないけれどもかなりの臨時収入がありました。

そこで、このお金を、借金返済のために使いたいと思います。何を優先させて使ったらいでしょうか?

第一に優先させるのはヤミ金融、第二にはリボ払いと住宅ローン

なぜヤミ金融を、真っ先に処理するように考えるか分かるわよね?ヤミ金融の利息は法外なものになっているからよ。よく言われるのに、「トイチの利息」というのがあるわよね。

トイチ=十日で一割の利息が付く、という意味になるけれども、年間の利息を考えたならば、とんでもない金利になると考えられるからよ。

だから、ヤミ金融とは出来るだけ早く手を切る必要があるというわけ。完済したならば、必ず明細と借入証書を取り返して下さいね。ヤミ金融側にあなたの連絡先を残さないことが大切よ。

それから、リボ払いについては、数か月前の残りから今月分まで、全てに利息が付くから、いつの間にかその利息部分が大きな割合になっていると思われるから、出来る時に残りをゼロにするといいわよ。

住宅ローンにお金をかけるのは、何故だか分かる?住宅ローンというものは、定期的な返済の大部分が利息だからよ。

でも、今回のような返済形式の場合、この返済は元金に掛かるから、返済の金額が利子のかかる部分に付いてお得になるというわけよ。

それから、第三に優先させるべきはカードローンね。金利や残金を見て、金利が高くて返済の残りが多いものを優先させるといいわよ。

金利が同じならば、借り入れの少ない会社の返済をする事で、複数から借りているその数を減らすことをした方が良いわね。

例えば、消費者金融に30万円、銀行に25万円の借金があったとするわね。銀行の場合の月あたりの利息を計算してみるわ。

金利は年9.8%かかるという計算をやってみるわね。25万円×0.098÷12(ヶ月)=2041円になるわ。

それに対して、消費者金融は年の金利が17%と高めなのよね。これの月あたりの利息を計算してみるわ。30万円×0.17÷12(ヶ月)=4250円と、銀行の倍近くの金利がかかるのが分かるわ。

そういう意味だと、早めに返済を終わらせるべきなのは、消費者金融のカードローンであるのがよく分かるわね。

それから、目的ローンは優先順位が低いわ。利息も担保を取っているからか低めに抑えられているからね。

以上の優先させるべきものが完済した時点で、残りがあったら突っ込む程度でいいわよ。

【参考ページはこちら】
借入複数ある人がローンを申込んだら?

複数の借入が出来た時はどれから返せば良いか

借入は便利なので、最初の返済が終わる前に次々と金額を増やしてしまったり、別のところからも併せて借りてしまったりということが多々あります。

もし、複数の金融機関から一度に借入を行ってしまった場合、どれから返せば良いのでしょうか。

重要なのは、借入先を減らすことです。これによって返済をより早く終わらせることが可能になります。では、どの様にして減らしていくのでしょうか。

借りている金融機関を減らすということは、金額が少ないところから順番に返しておけば良いのかと思いがちでは、実はそうではありません。優先すべき金融機関を決めるポイントは3つあります。

まずは金利が高いところです。金利が高いということは、それだけ返済額も大きくなります。

金利は利用額と併せて毎月支払うものですから、早期返済等を活用して早めに払ってしまい、定期的に返済した場合に払うはずだった金利を無くすようにします。こうすることで、コストを抑えることにも繋がるのです。

金利は別の金融機関で同じになるということは殆どなく、順位をつけやすい項目であるとも言えます。優先順位をつける際に迷ったら、金利の値に注目しましょう。

2つ目のポイントは借入金額の大きいところです。借入先を減らすということは金額の少ないところからなのか、という上述の予想とは真逆になります。

返済額が大きいということはその分支払い回数が増え、利息の支払い回数が多くなることも意味するからです。

例え金利が低く設定されていても、毎月の支払回数が多ければ、必然的に支払っている利息の合計も大きくなるのです。

借りている金額というのは、異なる金融機関でも同じになることがありますから、金利よりは優先順位に設定しにくい項目とも言えます。

金利と借りている額の双方が同じになるということは希ですから、もし金利が同じ額である金融機関を比べる場合は、現在借りている金額で決めるとよいでしょう。

上述した2点はいずれも、今後支払う金額が大きいところを優先的にしようという目的があります。

結果的に支払った金額を可能な限り抑えることで、その分他の返済に充てるお金も増え、借金を0にしやすくなります。上記のポイントで比べても同じになる、あるいは解らないという場合は、月々に発生する支払額を比べてみましょう。

電卓等でしっかりと計算することで明確になります。その上で、一番高くなったところから優先的に返済していけば良いのです。

そして最後のポイントは自分が契約を打ち切りたいところです。これは金額というよりは、契約者の気持ちの問題ですから、この点に関しては問題のない方もいるでしょう。

人間が行っているビジネスである以上、金利が良くてもスタッフの対応が良くない、相性が合わない金融機関というのはよくあります。

そのスタッフと接触したくないばかりに遠まわしにしていては、いつまでも縁は切れません。さっさと返済してしまい、今後は利用しないようにしましょう。

以上の条件を総合的に見て、優先すべき金融機関を決めてください。

ただし注意して欲しいのは、あくまで最低限の支払いは行うということです。

どんなローンであっても、毎月一定額を返済することは条件となっているはずですから、それを怠ってはいけません。

ここで挙げている優先順位というのは、最低金額を返済した上で、まだローンに充てるだけの余裕がある場合に利用するものです。

例えば6万円の余裕があり、金利の高いA社に3万円、金額の多いB社に2万円、付き合いの悪いC社に1万円というように、金額差をつけて返します。

もちろん、A社に余剰の6万円全部を割り振るという方法でも良いでしょう。

金融機関はいずれも、繰り上げ返済という早期返済システムを取り入れています。

名称が異なる場合もありますが、通常の支払日以外に返済できる機能や、一時的に支払日の返済額を増やすことが可能な機能です。

金融機関としても早く返済してくれることは望んでいますから、こうしたシステムには手数料を緩和したり無料にしたりというサービスもあります。

この繰り上げ返済をうまく利用して、優先順位をつけたところの借金を早くなくしてしまおうということです。

しかし決して、返済に充てる金額の全てを優先する1社に全て割り振り、残りの企業には最低金額も払わないということはしてはいけません。

返済できないと判断された場合は信用情報への記載も覚悟しなければなりません。

今後も借り入れを利用しないとは限りませんし、気に入らない金融機関で支払いを滞らせたとしても、気に入った金融機関がその信用情報を見て、貸出を断るという事態も招く可能性があるのです。

あくまで余裕がある場合の順位付けですから、余裕がない場合は、きちんと決められた額をそれぞれの金融機関に返していきましょう。

そしてこのように優先順位をつけて借りている金融機関の数を減らすことは、追加の借金を増やさないことにも繋がります。

どういうことかというと、金融機関では、借り入れ限度額というものがあります。これはその金額以下であれば、追加で申請することが可能であることを示しています。

つまり、現在は10万円借りていたとしても、限度額が100万円であれば、返済が終わる前に90万円追加で借りることが可能なのです。

冒頭でも述べましたが、ローンは便利な機能なので、ついつい陥ってしまいやすいことなのです。

ところが複数社から借りていればどうでしょうか?借り入れ限度額が複数社分ある為、1社での利用より更に、借りても構わないという気持ちが強くなってしまいます。

こうした油断を減らす意味でも、利用している金融機関は少なくした方が良いのです。

また、ローンの種類によっては、金利が変動する場合もあり、それによっては、優先順位が途中で変更される可能性もあります。

その場合は、残りの返済額と併せてケース・バイ・ケースで考えましょう。

例えばA社の借金は今ある分で完済できるが、B社の金利変動によって優先順位がB社になった場合です。

優先順位に従えば、B社を先に返していくことが求められますが、利用している金融機関の数を減らすことが重要ですから、A社の借金を0にしてしまう方が良いのです。

ローンをついつい借りてしまう人が多いのはそれだけの便利さがあるからですが、よく考えずに行ってしまう為にリスクばかりが目立ってしまいます。

可能であれば、金融機関が設置している返済シミュレーション等を行ったり、自分でも返済プランについて計算してみてから、申し込むと良いでしょう。

借り入れ限度額に余裕があったとしても、まずは現在の借金を0にすることを優先すること、必要な出費以外は後回しにする等、利用しない考えを持つことも大事です。

急な出費の分だけを利用して即座に返済する。これを繰り返していくことで、金融機関からの信頼も厚くなります。

普段から返済をきちんとしていれば、いざという時に利用できる金額も多くなりますね。

後回しにできた買い物等にローンを用いてしまい、本当に必要な時に利用できない、あるいは利用できる金額が足りないという事態になってしまっては本末転倒です。

ローンには、限度額の増額というサービスも扱われていますが、返済が滞っている人に対しては、対応しない金融機関が多いのです。

逆に、きちんと返済をし、また利用を繰り返してくれる方に対しては、上客という認識を持って、増額を対応してくれることが多いです。

高額の資金が必要になった時に、1社で増額対応をしてくれれば、複数社から借りる必要もなくなります。

つまり、複数社で借りた場合にどうすれば良いかという今回の疑問を発生させること自体を防げるのです。

金融商品ではあっても、あくまで人と人との信頼関係を売買しているといっても過言ではないかもしれません。

借りているものは返さなければならないという礼儀意識をきちんと持って、借金地獄に陥ることなく、メリットだけを享受しましょう。

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