車のローンって小額なら借入あっても審査通るってマジですか?

この前友達がいきなり結婚するという事で、式にも呼ばれたのでフリーローンを使ってご祝儀をなんとか確保しました。

前々からいきなりの連絡をしてくる事が多い友人でしたが、こういう大事な事までギリギリになってから言うのは治っていませんね…

そもそも今月はちょっと収入が少ないけど、切り詰めればギリギリいけるかな?と思っていたのに、困りものです。

まあ銀行がすぐにお金を貸してくれたおかげでなんとかなったのですが…。

そんなにたくさん借りたわけではありませんが、今はこの小額の借り入れが、今度組もうとしている車のローンに響くのかどうかが気になっています。

影響しないのなら良いのですが、基本的にどんな借り入れでも貸し付ける側はチェックしていると聞きますし、それで車が買えないなんてなると困ります。

今乗っている車が十年以上使っていて、そろそろがたがきているのが乗っていてひしひしと感じられます…。

ただ、車ローンなら小額程度なら借り入れがあっても影響しない…という話を別の友人から聞きましたが、これってマジなのでしょうか?

別の場所だと融資を受けている時点で結構関係しているとも聞きますし、真偽が定かではありません。どなたか正しい答えを教えていただけませんか?

総量規制対象外ですし小額なら問題ないはずですよ

結婚式に葬式、こうした冠婚葬祭っていうのは、急に訪れる事もしばしばありますからね。特に人付き合いの多い方ほどこういう費用がかかってしまいますので、頭を悩ませる要因の一つのようです。

有効な回避方法というのはたくさん稼いでおいて貯金するか融資を使うかなのですが、前者の場合は不景気の世の中ではなかなか難しく、状況に応じて融資を使うという選択も求められているわけなのです。

その事も考えると、質問者さんみたいに「車ローンを組まないといけないけど別の借り入れがあるんだよなぁ」と悩んでいる人は多いです。

車は否応無く買い替えないといけない場合も多いですし、冠婚葬祭で融資が必要になるのも良くある事ですし…となると、同じように悩んでローンを組んでいる人は実に多いわけです。

そして車ローンはすでに借り入れがあっても大丈夫かどうかというのは、現実に車ローンを組んでいる人の多さが物語っているとも言えるでしょう。

車ローンというのは、実は金額の割に審査が簡単であるのが有名です。

何故簡単なのかは有担保融資という事もありますが、やはりローンに通さないと販売店の利益にならない事もあり、そうした場所で組めば通りやすいローンを用意してもらえるそうなのです。

また、車ローンは総量規制の対象外となります。総量規制というのは年収の三分の一までしかお金は借りられないとする法律ですが、これは消費者金融のカードローンなどで適用されます。

車ローンは対象外となっていますので、すでにある借り入れ残高で制限される事はありません。

多額の融資があると審査も難航しますが、小額というのなら問題は無いでしょう。多少金銭的に余裕があるのなら、その小額を一気に完済してから車ローンを組むという選択肢もあります。

車のローンで借入あっても審査に通りやすくなる3つの方法

自動車を購入する際、経済的な助力として活用できるのが車のローンです。

自動車の購入には高額な購入資金が必要ですから、本来であれば数十万や数百万円、場合によっては一千万円以上の資金を用意しなければいけません。

しかし、ローンを利用する事で購入資金の多くを分割して数年間で支払う事ができます。

ローンという形である以上、利子がかかります。

ローン会社へ返済する金額は自動車の購入資金よりもやや高めになってしまいますが、購入資金をすぐに用意できるというメリットがあります。

収入の一部を自動車購入資金として貯蓄し続けると多くの時間がかかてしまいますが、ローンを利用すれば貯蓄は頭金の分だけで済むものです。

しかし、車のローンを利用する上で1つの関門となるのがローン審査です。ローンを利用したくても、このローン審査に通らなければ契約を締結する事はできません。

ローン会社は顧客から毎月安定した返済をしてもらう事で利益を得て、完済してもらえて初めて融資を回収できます。この為、焦げ付きのリスクを避ける為にローン審査が厳しく行われるのです。

ローン会社はローン審査時に顧客の様々なポイントをチェックします。その中で、特に重要なポイントとしてチェックされるものの1つが借入の有無です。

中でも、債務件数と債務総額の2つはローン審査を左右する大切な審査ポイントとなっています。

この為、借入がある方は車のローンを利用する上で「借入があっても審査に通るだろうか」と不安に感じるものです。

しかし、ロー会社の選び方を工夫したり、ローン審査に有利に働くように経済環境を改善したり事により、借入あっても審査に通りやすくする方法があるものです。

一朝一夕で改善する魔法の様な手段はありませんが、利用者の意志や工夫次第で審査を通り易くしたり、経済環境の改善をしやすくしたりする事が可能です。誰にでも取り組める方法としては、3つがあります。

1つ目は、ローン審査を通し易いローン会社を利用する事です。具体的には自動車のディーラー等と提携している信販会社やクレジット会社のローンを利用します。車のローンは様々なローン会社が提供をしていますが、中でもこの2つのローン会社は審査が通り易いものです。

ローンのプランも様々にあります。よくある自動車の購入費用の融資だけでなく、自動車購入後の修理や車検の費用を借入できる物があり、中には自動車のカスタムに使えるプランとして提供されている物もあるものです。

また、自動車教習場と提携しているローン会社が運転免許の取得費用を融資するプランを用意している場合もあります。

この様に、信販会社やクレジット会社といったローン会社は様々な自動車関連のローンを提案していますので、審査の通り易さもあり、選び方や使い方によって幅広く資金を用意できるでしょう。ただし、利用する上で注意も必要なものです。

信販会社やクレジット会社のローンは、銀行や信用金庫等のローン会社に比べて金利の高い傾向があります。

金利が高いという事は、それだけ返済額も多くなりがちです。この為、考え無しにローンを利用してしまうと、後々に返済が経済的負担としてのしかかって来る事になるでしょう。

単純にローンを利用するという観点からなら、運転免許の取得で利用した後に自動車の購入でも利用して、故障の修理や車検の時期にまた利用するという様に簡単に使えますが、何でもかんでもローンを借入れすると結果的に利用者の利便性を損なってしまうほど経済的な負担が大きくなってしまいます。

そこで、信販会社やクレジット会社のローンを利用する場合は、利用するプランを見極めて賢く使う事が大切になります。

自動車の購入費用であれば高額ですから、ローンを利用するだけの価値は多くあると言えるでしょう。

細々としたカスタムでローンを利用していると、債務件数や債務総額が多くなってしまいかねません。

債務件数も債務総額も少ないほうがローン審査で有利になります。自動車の改良にお金をかけていて、肝心の買い替えの時に債務件数や債務総額が多すぎる事が原因でローン審査に通らなかった、という失敗が無いように注意をするべきです。

2つ目は、借り換えをする事です。現在の借入先の金利が高すぎる場合は、別のローン会社で借り換える事によって金利を下げられる場合もあります。

金利が下がればそれだけ返済金額も抑えられますので、返済の経済的負担を和らげられるでしょう。

返済が終わり債務件数や債務総額が少なくなれば、ローン審査にも通り易くなります。

ローン会社は車のローンの利用を希望する顧客の、債務件数と債務総額とを厳しくチェックします。

ローン会社から融資を受けるという事は、それだけで利子を含めてお金を返済するという意味になります。

この為、債務件数が多すぎる顧客は利子の負担をあまり深く考えないので、経済感覚が弱いという判断をされかねません。

また、債務総額が多すぎる顧客は経済環境が悪いと判断されやすいものです。

ローン会社が融資をしても、その融資返済する事が経済環境の悪化を決定付けてしまえば、ローン返済が滞ってしまいます。

焦げ付きが生じれば、損益を取り戻す為に多くの新規契約が必要になりますから、ローン会社はリスクの高い債務総額の多い顧客とは契約を締結しません。

債務件数や債務総額を減らせばローン審査も有利になるとわかっていても、減らすには毎月の返済をしっかり行うしか方法はありません。

しかし、同じ借入先に同じ金利で返済を続けなければいけないという決まりはありませんので、借り換えを利用する事で、返済をしやすくする事もできるのです。

ただし、借り換えを利用する際は必要経費と金利の形態とに注意が必要です。借り換えを利用する際には、事務手数料を始めとしてお金がかかります。

この為、金利が安いローン会社で借り換えて返済総額が抑えられても、手数料を加えると支払うべきお金が多くなったというケースがあるものです。

また、金利は固定金利であるか変動金利であるかを予め確認しなければいけません。固定金利であれば完済まで金利は変わりません。

しかし、変動金利であれば途中で金利が高くなって返済総額が多くなる事もあります。

変動金利の借り換えプランを利用して、金利が高くなりそうなら別のローン会社でまた借り換えをするという方法では、やはり手数料がかかって支払うお金が多くなってしまいます。

借り換えは事前にローン会社やプランをしっかりとしらべておき、信頼のできる会社を選んで行うべきです。

3つ目は、連帯保証人の紹介に応じる事です。ローン会社は、顧客の信頼性を審査する際に、もう少し信頼性を高めたいという場合に連帯保証人の紹介を求めるものです。

この時、十分な返済能力のある連帯保証人を紹介できれば、ローン会社への印象は大分良くなるものです。

連帯保証人の身分は基本的に紹介する方に委ねられますが、年齢が若い社会人や、成人したばかりの大学生といった方であれば、親族を連帯保証人として紹介する事を求められるでしょう。

この為、若い社会人や大学生の場合は、利用申請の前に親へ説明をしなければいけません。

連帯保証人は、ローン利用者と同等の返済義務があります。ローン会社は、場合によってはローン利用者より先に連帯保証人へ返済を要求できるものです。

単なる保証人であればローン利用者が返済不能になった場合に限って返済義務がありますし、ローン会社が返済を要求しても抗弁して返済を拒否できます。

あくまでローン利用者が先に返済をしなければならない厳格な返済順序があるのです。

連帯保証人と保証人の違いは、意外と理解をしている人が少ないものです。この為、両者の違いを混同したまま説明をしてしまうと、万が一支払いが滞った場合にトラブルへ発展する恐れがあります。

連帯保証人が保証人に比べてリスクの高いものである事は、十分に説明をしなければいけません。

3つの方法で使えそうなものがあれば、試してみる価値はあります。上手く利用できれば、借入あっても審査に通り易くなるでしょう。

借入がある事自体は、審査の上で必ずしも決定的な要素ではありません。ローン会社との信頼関係や互恵関係を築けるだけの経済環境に改善していく事が大切です。

【参考ページはこちら】
無収入でも車のローンは利用できる?

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