借入の一本化ってメリットだけ?デメリットは無いの?

最近、借り入れの一本化というのが良く色んなところで宣伝されていますよね?

自分の事では無いのですが、私の親戚の一人に多重債務に頭を抱えている人が居て、今はこの一本化を考えているみたいです。

話を聞いていると自分もいつかそんなミスをしてしまいそうで怖いので、この一本化について是非お聞きしておきたいと思います。よろしくお願いします。

借り入れの一本化の宣伝などでは、ほとんどメリットしか解説していません。

実際に複数の借金が一つになるだけでも魅力的に見えますが、メリットしか書かれていない事っていうのはどうしても不安が多いです。

言い方は悪いのですが、詐欺などでもメリットしか基本的に話さないので、メリットだけでは信用はできない…というのが私の持論です。疑い深くてすみません。

というわけで今回聞きたいのは、借り入れの一本化にあるのはメリットだけなのか?デメリットは無いのか?…という事についてです。

一本化のメリットについてさらに聞きたい気持ちもあるのですが、それよりも知りたいのはデメリットです。

他の人にとっては些細なデメリットでも、私に取っては致命的と言える問題点かもしれません。

それだと困りますので、どうかどんなものでもデメリットがありましたらお聞かせください。

ちゃんとした業者に頼んで素早く返さないと損をする事もあります

疑い深いというのは一見してマイナス要素のように思われがちですが、多種多様な詐欺が横行するようになった上にインターネット上の情報は嘘も多く、むしろ信じる者が馬鹿を見る時代になってしまいました。

それゆえ、疑い深いというのも自己防衛として必要な事と言えます。今回の借金の一本化…通称おまとめローンですが、これに関しても一部当てはまります。

というのも質問者さんが危惧されているように、おまとめローンも使い方次第という部分があるのです。

おまとめローンは絶対にお得だから…と実行したのは良いものの、その後であまり大差がない事を知ったり、或いは逆に損をしてしまった…そんな報告だってあります。

だから今回おまとめローンのデメリットについて触れていきますので、魅力的なメリットと比較して使うかどうかを決めてくださいね。

まず、きちんとした金融業者でおまとめしないといけません。

おまとめローンは返済時の負担として金利を引き下げるという目的もあるのですが、そのおまとめ先がお得じゃない上にそうした説明もしてくれないような場所の場合、当然ながら損をします。

今はどの金融業者もサービス向上の為にきちんと説明するようになってはいますが、向こうも商売なので、多少の説明を省かれる可能性もありますので、業者選びだけはきちんとしてください。

そして、おまとめローンを実行した後も大事です。おまとめローンをすれば返済日が一日だけになり、金利も下がるから毎月少しずつ返済していこう…なんて言って最低返済額しか返さなくなると、返済期間が延びてしまいますよね。

返済期間が延びてしまうと、それだけ利息発生期間が延びてしまい、総合的な支払額がさらに増えてしまいます。

返済ペースを落とさないという事もおまとめローンを有効にする為に欠かせないのです。

借り入れの一本化はこのように、借りる先、使い方で損をするデメリットがあります。それ以外はほぼメリットぞろいなので、今の自分に本当に必要かを吟味して使ってください。

【参考ページはこちら】
複数の借入がある人がローンに申込んだら?

複数の借入を一本化するメリットについて知ろう

お金を借りる方法も多くの種類がありますが、特に急いでお金を必要としているときに選ばれているのが、キャッシングやカードローンといった借入方法です。

この方法であれば、まず担保や保証人の用意は必要ありませんし、手続きに必要な書類なども少なく、身分が証明できる書類があれば手続きを進めていくことができます。

借入の方法も今はより手軽となっており、来店なしでも即日融資を提供している業者が増えています。

申し込みはインターネットや電話が便利で、24時間いつでも好きな時間に手続きを進めていくことができます。

そして、お金の受け取りも来店しなくても口座振込みで対応してくれますし、返済の場合も振込みや引き落としで対応できますので、申し込みから借入、返済まで来店なしで行なうことができます。

カードローンはその使い方も簡単で、お金の出し入れも専用のカードで行なえるので、キャッシュカードのような感覚で利用することができます。

24時間営業のコンビニや早朝や深夜などでも時間を選ばずにお金を用意できるのでかなり便利なサービスを言えるでしょう。

とはいえ、この利便性の良さがつい使いすぎてしまうことにつながってしまう場合もありますので、注意することが大切です。

つい大きな金額を借りてしまったり、一社からだけでは足りず複数から借りてしまうということも少なくありません。

そして、借りた金額や件数が多くなるとそれだけ返済は厳しいものとなってしまいます。

借金を複数社から行なっている場合は、いわゆる多重債務という状態になり、返済が遅れるなどのトラブルも発生しやすくなります。

そして、このときに絶対行なってはいけないのが、返済の金額を用意するために、さらに別の業者と契約してしまうことです。

こうしたことを繰り返すとさらに事態は悪化し、完済が遠のいてしまいますので、こうした行為は避けましょう。

借金の返済が厳しくなった場合は、債務整理で対応することもできます。

この場合は様々な方法が用意されていますが、手続きによってはかなり借金が減額されますし、どうしても支払いが困難な場合は免除してもらうこともできます。

とはいえ、債務整理はメリットばかりではなく、マイナスとなる部分も少なくありません。

いずれの手続きを選んだ場合でもやはりその情報は信用情報に掲載されることとなり、信頼を落とすこととなってしまいます。

完済ができた場合も今後新たに借入をすることは数年間は難しいと言えるでしょう。

債務整理を行なわなくても、なんとか返済できる能力があるという場合は一本化についても考えておきたいところです。

これは複数ある借金をひとつにまとめ、より低金利のローンに借り換えてその返済を楽にしていくという方法です。

まず、複数社から借りている場合は、一社ごとで借りている金額は小額ということが多いものです。

そして、お金を借りると利息もついてきますが、小額の場合はどうしても金利は高くなりがちです。

そして、その高金利の利息を複数社分を支払っていくとなると毎月の返済でも利息の負担は大きく、それにより返済を行なっていても、なかなか元金が減らないということとなってしまいます。

さらに複数社から借りている場合のデメリットとしては、管理が難しくなることがあげられます。

返済の期日は業者ごとに違いがありますので、それにようっかり返済を忘れた、遅れてしまったというミスを犯してしまう場合もあります。

そして、返済が遅れてしまうと遅延損害金も発生し、さらに利息、元金とは別に余計なお金を支払っていくこととなります。

カードローンの場合はまとまった金額を借り入れるほうが金利は安くなりますので、返済は今までより楽に行なえるようになります。

今まで余計に利息で払っていた分を元金の返済にまわすことができますので、より順調な返済が期待できます。

元金が減っているのではありませんが、毎月の金利負担はかなり抑えることができ、より返済は楽に行なえるようになります。

それから、今まであった複数の返済日も一日だけになりますのでうっかり返済日を忘れるということもなくなり、遅延損害金などの余計なお金が発生することを防ぐこともできます。

さらに多重債務という状態では精神的に負担となりますが、借りている業者が一社だけとなりますので、それだけでも精神的な負担をかなり減らすことができます。

借金野管理もしやすくなりより具体的な返済計画を立てられるようになります。

債務整理をしなくても毎月の返済額を減らすことができますので、いわゆるブラックという状態にならずに済みますし、職業や資格の制限、大切な財産を失う心配もありません。

さらに弁護士報酬などの高額な費用が発生しないのもメリットと言えるでしょう。

返済を楽にするためにはまずは業者選びが大切ですので、できるだけ低金利で利用できる信頼できる業者を選んでいきましょう。

そして、気をつけなくてはいけないのが、借金の総額がいくらになるかです。

まず複数の借金をまとめると総量規制を超えてしまう場合があります。消費者金融の場合は総量規制がありますので、年収の3分1 を超える金額を借り入れることはできません。

とはいえ、総量規制には例外があり、顧客に一方的に有利な借り換えや段階的に債務を減らすための借り換えであれば申し込みが可能となっています。そして審査を受ける場合もおまとめ目的であることはきちんと伝えておきましょう。

そして、一本化する場合は銀行のカードローンの利用も考えてみましょう。

こちらはもともと総量規制の対象ではありませんので、年収の3分1を超える金額の融資も申し込むことができますし、消費者金融よりもさらに低金利です。

それから業者の信頼性についても特に信頼性が高いので安心して申し込むことができます。

より低金利で借りたい、信頼できるところで借りたいという場合は銀行の利用も考えてみましょう。

借金をまとめると今まで複数あった借金がひとつになり、それを順調に返済していくことは信頼性をアップさせることにつながります。

信頼性がアップすればより有利なローンも利用しやすくなります。借金がひとつになったからと油断せずきちんと返済していくことを心がけましょう。

さらに毎月の返済金額は少なくなりますが、低金利でもかなり長期に利用するとなると支払いの総額は大きくなってしまいますので、できるだけ短期間に完済できるよう努力していくことも大切です。

何ヶ月で完済できるのか、そして返済総額はいくらになるのか、申し込みをする際にはまとめる前とどれぐらいの差になるのかよく比較しておきます。

そして長く支払いをしている場合は過払い金が発生している場合もあり、これは取り返すことができるお金です。

借金をまとめると取り返すことが難しくなりますので、過払い金がないかも確認しておきます。

それから一本化する場合もやはり審査があり、その審査をクリアしないと借金をまとめることはできません。

一本化の場合は借りる金額が大きくなりますし、低金利のローンですので、やはり審査は丁寧に行なわれる傾向にあります。

まず、直近の支払いで延滞などがあれば審査は厳しくなる傾向にありますので、遅延などがある場合はまずはすべて返済を済ませておきましょう。

そして借金がひとつになると、気持ちが楽になるので、ついまた他の業者への借入を検討してしまう場合がありますが、そうなるとまた返済が厳しくなり、借金をまとめる意味がなくなってしまいます。

返済を楽にし、できるだけ早めの完済を目指すための一本化ですので、新たに借り入れることは考えず、まずはその借金を順調に減額することを目指していきましょう。

最近は多くの金融業者が借金をひとつにまとめるためのローン、おまとめローンに力を入れていますので、手続きを行う前はそれぞれのサービス内容や金利、条件などはよく比較して最適なサービスを選んでいきましょう。

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